新春のご挨拶

会長ご挨拶

滋賀県中小企業団体中央会 会長北村 嘉英

新年あけましておめでとうございます。会員の皆さまにおかれましては、令和7年の新たな年を健やかにお迎えになられたことと、心よりお慶び申し上げます。

昨年は、長きにわたったコロナ禍から社会経済活動が正常化しつつある中、元日に発生した能登半島地震をはじめ、全国各地での豪雨等の度重なる自然災害の発生、国際情勢の緊迫化や円安の進行によるエネルギー・原材料価格上昇に加え、人手不足による人件費上昇など中小企業・小規模事業者にとっては厳しい経営環境となりました。
日本経済は、デフレからの完全脱却と成長型経済への移行に向け、100兆円を超える設備投資や過去30年で最高水準の賃上げなど「潮目の変化」を迎えているものの、多くの中小企業等は、価格転嫁が十分できない中での継続的かつ大幅な賃上げを求められるなど、引き続き困難な状況が予想されます。
中央会では、新たに国の省力化投資補助金の地域事務局を担い、人手不足解消に効果があるロボットやIoTなどの汎用製品の導入支援を行い、中小企業等の生産性向上や賃上げにつなげるとともに、中小企業組合等の連携組織の強みである事業者同士のネットワークを活かした経営力・取引力の強化への支援に取り組み、中小企業等における新たな事業機会や市場の創出、人材の確保・育成、設備投資を通じた生産性向上に繋がる事業を展開しました。

本年はいよいよ、大阪・関西万博が開催され、県内では国スポ・障スポが開催されます。これまで安全・安心で地域経済の活性化につながるイベントとするべく、経済団体等の各関係機関の緊密な連携の下に準備が進められてきた、これらのイベントを、より多くの人々の参加を得て成功に導き、関西全体や滋賀県経済の更なる活性化に資するよう大いに期待しております。

中央会においては、「県内唯一の組織化支援機関」として今後も役職員一同、国や県・市町、そして関係機関との連携をより強化しながら、業界や地域を活動の基盤とされる組合組織が抱えておられる課題を的確に把握し、効果的な支援につなげられるよう鋭意取り組んでまいります。また、昨年12月の国補正予算による支援策を幅広く周知し、多くの中小企業等の皆様に支援策が活用され、生産性の向上、雇用の安定、経営基盤の強化につなげていただけるよう、引き続き支援に取り組む所存でございますので、一層のご教示・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

結びとなりましたが、中小企業組合をはじめ会員の皆さまにとりまして、これまでの厳しい環境を乗り越えるための努力が実を結んで成就する素晴らしい年となりますように、益々のご健勝とご多幸をご祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていたただきます。

副会長ご挨拶

滋賀県中小企業団体中央会 副会長安田 昌生

新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては、健やかに新しい年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

昨年は、国際情勢の変化の影響を受け、企業活動に多くの試練がありました。特に、中小企業・小規模事業者にとっては人材確保の難しさと人件費の高騰が大きな課題となっています。しかし、賃金の引き上げは、事業者の持続的な成長を支えるためにも重要であり、業務効率の向上とともに、顧客との信頼関係を深めながら、適正な価格で取引が行われることを願うものです。
本年も皆様のご支援を賜りながら、会員組合の発展とともに地域社会への貢献を目指して邁進していく所存です。本年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、お祈り申し上げまして年頭のご挨拶とさせていただきます。

副会長ご挨拶

滋賀県中小企業団体中央会 副会長細江 正人

新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は能登半島地震、救援の航空機事故と悲惨な出来事に明け、ロシアのウクライナ侵攻は泥沼化し、ガザ地区、南シナ海問題など平和への兆しが見えないまま越年しました。
為替相場の好転はなく、オーバーツーリズムの課題もあるもののインバウンドの復活で景気回復の糸口となり、また、国内の需給の差が10兆円と徐々に縮まってきたとも言われていることから、今年こそ我が国の経済活動の好循環の開始を願うものです。
本会といたしましても的確な情報収集に努め個々の事業活動に沿った支援を紹介し、皆様方にとってより良き年になりますように努力してまいります。どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。

副会長ご挨拶

滋賀県中小企業団体中央会 副会長宮川 富子

明けましておめでとうございます。
令和7年の初春をご家族お揃いでお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

昨年は中央会並びに、しが女性中央会にも格段のご支援ご協力を賜りありがとうございました。女性会においては親会の全国大会への参加や近畿ブロック大会、また高知ものづくりラボや岐阜県レディース中央会の来県時の交流会、さらに青年中央会のしがワークフェスタヘの参加など、多種多様な活動が出来ました。これらの活動を通じ相互理解も深まり、さらに充実した会になればと思っています。一方、社会では政局が変わり理不尽な事件が起こり未だ能登地方は復興進まず、最低賃金や103万の壁等先行きが見えない状況です。
私達中小企業・小規模事業者にとって問題が山積しています。今年こそは明るい元気な佳い年になりますよう会員の皆様のご発展とご多幸を念じ上げ、年頭に当たってのご挨拶とさせて頂きます。本年も何卒宜しくお願い致します。

副会長ご挨拶

滋賀県中小企業団体中央会 副会長喜多 良道

新年にあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。
皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

2019年末の中国武漢市から発生した「コロナ禍」は、良きにつけ悪しきにつけ組合活動の「求心力」となり、本会の事業や公的機関の補助金制度の展開を推し進めました。
過去に経験のないコロナ禍という現象に対応すべく、当初は「感染症拡大の阻止」、続くは「感染収束と経済活動の両立」、そして「コロナ禍後の経済復興」と施策が展開され、本会も対応してまいりました。早や5年が経過し、県内の中小企業・小規模事業者に対応した施策展開が行われるかを注視すべき時が来ています。
本会においても、この変化に対応し会員の皆様への適切な情報提供と支援体制作りを一層推進することが重要です。
皆様方にとって本年がご繁栄の年となりますよう祈念いたしますとともに、皆様のご理解、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

副会長ご挨拶

滋賀県中小企業団体中央会 副会長𠮷田 和生

明けましておめでとうございます。
会員の皆さまにおかれましては、ご健勝にて新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

賃金と物価の好循環を実現するため、中小企業においても人材確保・定着など防衛的な賃上げから、企業を成長させていくための積極的な賃上げに取り組んでいくことが必要です。物価や労務費上昇分の適切な価格転嫁と併せて、労働生産性を高め、安定的に収益を確保する経営に変革していかなければなりません。
そのため、省力化の設備導入やDX・GXに取り組むとともに、多様な人材の活用推進や新分野進出など、高付加価値の経営にシフトしていくことが重要です。小規模事業者個々では対応が難しいこれらの課題解決には、中小企業団体中央会が不可欠な存在と考えます。是非ご活用ください。
皆様のますますのご健勝とご多幸をご祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。