事業承継支援 事例2

モデル支援実施事業〈事業例2〉

状況調査の結果、本事業において支援を希望すると回答した組合に対し、再ヒアリングを行い、事業承継の 取り組みの必要性・緊急性・積極性等から対象組合を選定しモデル支援を実施しました。

【モデル支援事例2】県内B組合「C企業」の事例

テーマ「会社の磨き上げから経営理念・将来ビジョン・中期5カ年計画策定まで事業承継前期における事業継承をサポート」

他の組合青年部企業においても共通する部分が多く、今後は、組合組織を活用し、青年部内で共有し、スムーズな事業承継につなげていくこととなっています。

■事業承継に取り組む背景・目的

県内B組合の「C企業」の創業者の代表名義ですが、 2代目後継者が実質的に事業承継し、2021年1月に正 式に事業承継を予定しています。また、新規顧客開拓の ための法人化や税務手続き等が必要なため、顧問税理 士に事業承継の相談を始めており、事業者ファーストの 全体最適視点に立ち、専門家との連携も視野に入れて 支援に取り組みました。
業績は順調に推移していますが、既存事業だけでの拡 大は限界があり、新規事業を構想し5年後に「売上高2 倍」を目指し、「人材投資」や「設備投資」が必要と考 えていました。

■取組みの手法と内容

事業承継直前期における事業承継計画のサポートとし て下記の3点について支援しました。

1 .「会社(事業コンセプト・知的資産)の磨き上げ」

既存事業、新規事業①「定期点検・メンテナンスサー ビス事業」、新規事業②「プロダクト製品事業」の 3つの事業ごとのコンセプト(顧客・価値・強み)の磨 き上げ。

2 .「経営理念(承継の思い)と将来ビジョン(5年後) の策定」

2代目事業承継者としての思いを「経営理念」と「将 来ビジョン」に落とし込み見える化。

3.「事業承継計画(次の5年)の策定」

後継者とディスカッションしながら、中期5カ年の経 営計画と係数計画の作成をサポート。
・具体的項目: ①事業ごとの個別戦略、②人材採用・ 育成戦略、③設備投資・販売促進計画

■成果とその要因

2代目承継者としての思いを経営理念「お客様から信 頼され続け、愛され続け、『永続する会社』を目指す」 として明文化し、経営指針「意思共有」「業務革新」等 を基に、将来ビジョン(次の5年後のあるべき姿)を、 定量面では「売上高2倍」既存事業65%・新規事業 35%とし、定性面では「全員野球で仕事を革新し新たな 事業にチャレンジし、自社の存在意義・役割が発展して いる」としました。

■今後の展望

B組合における業界市場は底堅く、また競争優位の源 泉(強み)を保有されており、既存事業および既存事 業の顧客市場を対象とする「定期点検・メンテナンスサー ビス事業」は、顧客との関係資産や先行者優位が強み となり、継続リピート受注でき顧客生涯価値の最大化が 期待できます。また、プロダクト製品事業により、新た な市場・顧客開拓に向けて「ものづくり価値」を追求し 常に革新を目指していきます。
人材採用においては、厳しい労働市場環境にあります が、中小企業の強みである「人を育て会社の未来を創る という思いを、経営者自らが直接熱く語れる」ことを最 大発揮すれば展望が開けると思います。

モデル創出促進事業:事例2

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