先進組合事例

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滋賀県印刷工業組合

未来に伝える「淡海(おうみ)のいろ」

住所〒524-0041 滋賀県守山市勝部3-11-16 アヴァンセ守山302
設立昭和32年7月
出資金2,340千円
主な業種印刷業
組合員16人

背景・目的
令和6年に組合設立75周年の節目を迎えることを見据え、令和3年度に印刷物の付加価値向上を目指して「淡海(おうみ)のいろプロジェクト」を構想。地元の滋賀県立大学との連携協定に基づき、学生の感性と写真家等の視点を加え、印刷業者としての色彩について協議を重ねられた結果、令和4年度に12色を選定、令和5年度に15色を追加選定。抽出された色には、それぞれ県内の自然や加工品、文化をイメージする名称やアイコンなど、滋賀ならではのストーリーが加えられている。

取組の手法と内容
滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科の徐研究室と連携し、学生自らが滋賀の街を歩き廻りフィールドワークを通じて色を収集。集められた色は、組合・大学・企業の3者で検討を重ね、最終的に滋賀にふさわしい色を選定。それぞれの色には、収集した地域と名前が色番号および独自のアイコンで「淡海のいろ」の成り立ちも見て取れるよう表現した。
初年度に選定した12色については、大津市・滋賀県立美術館レンタルスペース「淡海のいろ」成果発表会を開催。翌年に追加された15色については、彦根市・ビバシティ彦根無印 良品「淡海のいろ展」を開催。県内19市町を網羅した合計27色の選定が完了。
淡海(おうみ)のいろプロジェクトは、未来(次世代)に伝える「淡海のいろ」を収集・選定することが大きなミッションであるが、学生の感性を色として再現する過程や技術は簡単ではなく、組合および組合員企業にとって、カラーマネージメントやデザインの研鑽に繋がった。
今後は、消費者・事業者等に滋賀のストーリーを宿した色「淡海のいろ」を発信する事で、印刷物での使用だけでなく、様々な商材・企画での利活用を促進し、独自性と地域性をもった色彩を活用したビジネスの創出を図る。

成果とその要因
滋賀の風土、文化、自然や暮らしの中に根付き、受け継がれてきた「地域の色、伝統色」を「淡海のいろ」として収集・選定したこと。地域の印刷物の付加価値を高めるために文化的な領域に踏み込んだこと。公益性の高い取組だからこそ、業界組合がしっかり管理する必要があり、まさに組合が取り組むべき事業であること。

POINT
「色」という具体性のあるコンテンツに、滋賀県ならではのストーリーを反映することで抽象的な要素を加えて「色」本来の付加価値を高めたこと。

淡海(おうみ)のいろの展示 

成果発表会の様子
(滋賀県立美術館レンタルスペース)

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