製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・麺 類
販売先の価格競争に巻き込まれ、業界全体が悪化している。製造原価の引き下げ努力も限界にきており、業界全体で販売価格の引き上げ機運を高めなければならないと考えている。
(製造業・繊維・同製品)
・絹 織 物
12月度の生産数量は、13,813反で前年比94%となり年間(1月~12月)でも90.2%となり、減産に歯止めがかからない。売れ行きは大幅な原料高を吸収しての織物販売が出来ず、苦戦している。採算も原料価格が上がっており、採算を悪化させている。早急な販売価格の値上げが求められている。
・綿 織 物
軽布関係は12月度は、受注量が低下し、厚織関係は不変であった。軽布(クレープ)はまだ苦しい状態が続いている。
(製造業・木材・木製品)
・一般製材
アメリカ木材の価格上昇で、国産木材の需要が少しは上昇すると思われる。価格も原木高となる事から、杉・桧柱材等も少しは良くなると思われる。今年こそは期待できると願っている。
(製造業・出版・印刷)
・印 刷
年末最後まで慌しく推移し、特に不動産や住宅、娯楽産業等のチラシ関連が増加した。しかし、価格は下落している。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
1.世の中の好景気と薬業界の(特に製造業)景気とは無関係と言えるほど業績には現れていない。しかし、インフルエンザの流行により、製造業において忙しくなり、売上は上昇傾向を示している。
2.一般大衆薬もシーズンものが最近急に売れ出している。
3.医薬部外品(ドリンク類)は、低価格傾向に走っているため、操業度は上がっている。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶 器
受注状況にムラがあるものの、多少回復の傾向が見られた。しかし、依然として先行きが不透明な中、稼働率を引き上げるまでには至っていない。干支置き物等、季節商品に活発な動きが見られる。
・砂利採取
公共工事は低迷し、民間工事は横這いという状況で、今後も需要は盛り上がりに欠け、この影響で供給過剰傾向となると思われる。在庫が目立ち、当面の見通しが暗い。
(製造業・一般機器)
・一般産業用機械
プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ関係は設備投資が活発に行われている。
(製造業・電気機器)
・通信機器等電子機器類
売上が例年12月度は減少するが、今年の12月は、10月・11月度と同程度であり、減少しなかった。電子部品業界は、夏場からの好調が持続中。
(非製造業・卸売業)
・電設資材
1.建築住宅関連商品の売上は若干明るさが見えるが、先行き不透明
2.デジタル商品の価格競争激化は日常茶飯事だが、ユーザーの財布の紐は硬く伸び悩む
3.資材の値上げ、特に銅ベースの値上げがどこまで行くのか、止まらない状況
4.環境商品も普及促進の補助金があるが、その後の需要が見込めない
5.金融の不安感は薄いが、建築および設備関連の連鎖倒産が心配
(非製造業・商店街)
・堅 田(ショッピングセンター)
・12月は全店のトータル売上ではほぼトントンとなった。
・12月開店のスーパーセンターイズミヤの進出の影響が懸念されていたが、現時点ではその影響は最小限に止まっている。
・彦根市(ショッピングセンター)
① 12月度の売上高は昨年対比97.7%
② 72店舗中、前年対比100%以上は、携帯電話の136%をトップに30店舗あった。
③ 業種別では、メンズ衣料品(5店)の105%をトップにサービス部門(6店)102%、レディス衣料部門(13店)101%、食料品部門(11店)101%、4部門が健闘。他、7部門は昨年対比100%を下回った。
④ 開店以来、初の12月無休営業としたが、前半が好調だったのに対し、後半の販売需要期に相次ぐ寒波の襲来で、早朝より全力を上げ除雪作業をして、お客様の受け入れ態勢をするが、前年比を下回る結果となった。大雪には敵わない。
・大津市(商店街)
12月度の状況は、婦人衣料店などにおいて、12月下旬から続いている気温低下が正月を控えての年末需要に繋がったものと思われる。また、地域事情として、12月10日よりJR石山駅のバス乗降場が、旧来の駅東側に変更された。利用客の評判もよく売り上げ増加になった。
・テナント(滋賀、京都,福井他)
前年比 全店売上 100.9%(既存店比較 95.1%)
客数 102.4%(既存店比較 95.9%)
客単価 1,433円 前月比19円増
(既存店 1,417円 前月比20円増)
12月中旬からの冷え込みにより、防寒、暖房関連商品が大いに活況を呈した。
●数値は前年同月比、括弧内は既存店比較●
1.住居関連では、全体で101.2%。冷え込みが続き、家電、寝具インテリア、ホームセンターの暖房商品の動きが活発化した。ブーツがヒットした靴・履物部門が、防寒靴ともども大幅増加となり143.5%。ホームセンターは、1店舗改装移転で、一時閉鎖となり88%となった。
2.衣料では、全体で103.3%。婦人ヤング、ファミリーカジュアルなどは久しぶりに100%を大きく超えた。ジーンズ、婦人ミセス、紳士も好調。また、キーテナント直営部門の衣料も、業界紙(日経流通)で取り上げられたように、非常に好調。気温低下とウォームビズ効果、細やかなモチベーション対応、端境期企画、新企画、年間6サイクルのマーチャンダイジングなどで、他の大規模スーパーと比較しても一段と数字が良い。
3.食品は、96.6%と前年度割れ。青果・野菜は相場安で大きく単価ダウン。鮮魚もマイナスとなった。母店の数値も低下してきているが、専門店は細やかな対応で何とか100%を確保したいものである。各店周辺に競合店が出店しており、競争は一段と激化してきているのは事実。飲食は、106.4%と久しぶりに100%を超えた。ファーストフード各店では低単価訴求で、客数大幅増で売上を確保している。寒い冬だが、サーティワンアイスクリームが非常に好調。マクドナルドも105.3%。あとは単価の回復を待つのみであるが、なかなか難しい現状である。
4.サービス分野は全体で93.4%。映画、プレイランドなど全体的に低調。こちらは寒さに来店を妨げられた部門である。ガソリンは単価がアップし、客数も増加で136.9%。
(非製造業・サービス業)
・情報サービス・広告
1.設備投資がらみは依然、好調を継続している。
2.技術者の手当てが追いつかないケースが慢性化してきた。全体的に仕事量が着実に増加してきた。
3.上記の現状ではあるが、依然として価格の上昇までにはなっていない。(デフレ現象は継続)
上記の業況は前月と同内容です。12月も大きな変化は無く第3四半期が終わりました。少なくともこのペースが3月の年度末まで継続するかと思われます。しかし、来年度に対する情報が殆ど無い状況です。
(非製造業・建設業)
・総合工事
依然として、公共投資動向の水準が低い状態である。
(非製造業・運輸業)
・運 送
積雪で運行に影響が出る。このため車輌不足が目立った。日用雑貨の輸送量が増加したことと、倉庫の保管依頼がある。(一時的なもの)上向き傾向の実感はまだ無い。
・倉 庫
11月実績数量 対前年比
入 庫 261千トン 99.3%
出 庫 242千トン 99.3%
月末保管残高 547千トン 109.2%
天然ゴム…………280% 米……………191% その他製造工業156%
紙パルプ…………144% その他日用品132% 非金属鉱物……125%
その他化学工業 122% その他食工品122% 雑品……………114%
化学繊維織物・合成樹脂・化学繊維糸 105% 電気機械………101%
板ガラス…………89% その他機械… 97% 金属製品……… 97%
(それぞれ前年同月比において残高の増減が目立った品目と数値)
11月度の月末保管残高数量および保管残高金額はいずれも前年同月を上回ったものの、入出庫数量は前年同月を下回った。また回転率も4.7ポイント下回る結果となった。また、前月プラスであった金属製品がマイナスに転じ、逆にマイナスであった合成樹脂がプラスとなった。