製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・麺 類
全国展開型店に既存店が押され、廃業の憂き目にあっている。時代の流れとはいえ、寂しい気がする。画一的な味に消費者の舌が慣らされてしまうのは、恐ろしいことでもある。
(製造業・繊維・同製品)
・絹 織 物
11月度の生産数量は、14,607反(前年比94.9%)となり、依然として低迷している。原料値上がり分を転嫁した販売ができず、値上げすれば販売数量が少なくなる等、苦戦を強いられている。月を追うごとに原料が高騰してきている状況で、このままでは大幅な値上げを要求しなければならない。値上げをして販売出来なければ損失が発生してくる厳しい局面である。
・麻関連繊維工業
糸の動きは、昨年に比べ受注期のズレはあるものの良かった。リネン定番の動きは良い方向に感じられるが、全体的には厳しい状態が続いている。
・麻 織 物
全体的に景況は上向きであると言われているが、当組合関係ではまだ実感できない状況である。
・綿 織 物
11月末より、発注量が軽布関係において好転しました。一方、厚織関係は11月度は不変でした。
(製造業・木材・木製品)
・木材木製品総合
・一部では売上を伸ばしているところもあるが、全体的に前月と大きな変化はない。価格も原木、製品とも引き続き冴えない状況である。
・甲賀市の工場団地にプレカット工場が進出。
(製造業・出版・印刷)
・印 刷
年末の需要期を迎え、数量的にはやや増加するものの、壮絶な価格競争の結果、販売価格の下落に歯止めがきかない。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
1.薬業全体として評価すると好調裡に推移している。
2.商品需要の3ルートのうち、エシカルルートが好調のため、業界全体が好調評価となっている。
エシカルルート:後発品ジェネリック薬使用ムードで好調に推移
OTC薬・大衆薬(薬局ルート):全体として集客能力不足
配置薬ルート:かぜ流行の兆しがあるが、販売に繋がらない
(製造業・窯業・土石製品)
・陶 器
11月に入って動きの鈍化が見られる。毎年動きの悪い冬場を迎え、生産に追われているのは置き物類や干支など一部製品のみとなっている。定番商品という概念が崩れつつあり、特注ものやスポット商品、小口受注をこなしている状態である。動きが悪い今こそ、メーカーの積極的なアプローチが求められている。
・砂利採取
公共工事の減少に加え、長期に渡る不況が続くなか、組合員の経営努力も限界に達してきている。国、地方公共団体の早急かつ有効な景況対策が望まれる。
(製造業・電気機器)
・民生用電気機械器具
主要材料である鉄・銅・アルミの値上げにより製造原価が上昇し、取引先に対する販売価格の値上げ交渉の結果は、かなり認められつつあるが、交渉は厳しい状態である。雇用人数は自然減少してきている。
・通信機器等電子機器類
売上は、前月と同程度に推移し、前年同月を上回った。12月ころより徐々に減少となる見通しである。
(非製造業・卸売業)
・電設資材
1.建築住宅関連商品の売上は若干明るさが見え、幅広い商品の需要が続いている
2.デジタル商品の価格競争は年末にかけ激化の予想
3.資材の値上げもひと段落の様子、しかし銅ベースの値上げが止まらない
4.環境商品も促進への国補助金があるが、その後の需要が見込めない
5.金融の不安感は薄いが、建築および設備関連の連鎖倒産が心配
・食料品市場
本年は天候見恵まれ、野菜・果物ともに豊作で単価が下落して売上額が減少している。
(非製造業・商店街)
・堅 田(ショッピングセンター)
・11月は食品、衣料、雑貨とも低調に終わった
→主たる要因は近隣のダイエー店の閉店セールの影響を被ったものと思われる
→衣料は日中、比較的暖かい日が続いたことが影響したと思われる
・彦根市(ショッピングセンター)
① 11月度の売上高は昨年対比101.2%
② 72店舗中、昨年対比100%以上は、宝石店の214%をトップに34店舗あった。
③ 業種別では、宝石・着物部門(3店)の119%をトップにレディス衣料部門(13店)111%、食料品部門(11店)104%、メンズ衣料品(5店)103%、子供衣料(2店)102%、ファッション雑貨部門(12店)101%、フードコート部門(6店)100%と7部門が健闘。他、4部門は昨年対比100%を下回った。
④ 秋の特招会(11/8・9)は過去最多の売上記録を更新した。今、話題の電子マネーを全館あげて販促の一環として10月25日より導入した効果が大いにあった。
・大津市(商店街)
11月下旬ころより気温が低くなるにつれて、衣料関係の商店においては、冬物の売れ行きが、やや好調。また、青果類も天候が順調に推移しているので売値を安くして好調であるとのこと。ただし、商店街全体としては、まだまだ状況は厳しい状態に変わりありません。
・テナント(滋賀、京都,福井他)
昨年度比 全店売上 108.0%(既存店比較 104.6%)
客数 107.3%(既存店比較 103.1%)
客単価 1,414円 前月比60円増(既存店 1,397円)
※※数値は前年同月比、括弧内は既存店比較※※
1.住居関連では、全体で102.2%の伸び。10月後半よりj気温の低い日が続き、家電、寝具インテリア、ホームセンターなどの暖房商品の動きが活発化した。靴・履物部門もブーツがヒットしたため大きく伸びた。ブーツは従来品やウェスタンブーツが売れている。
2.衣料では気温の影響が大きく、全体で106%の伸び。紳士、子供ベビー、婦人などは全て100%を大きく超えた。長い間低調であったファミリーカジュアルも110.5%と久しぶりに躍進。ジーンズは引き続き112.1%と大幅アップ。特筆すべきはランジェリー部門の137%の伸び。気温低下とウォームビズの効果か。
3.食品も101%と昨年対比を確保。しかし、青果・野菜は相場安で、大きく価格ダウンにより大きくダウンとなった。しかし、母店の数値が98%とマイナスであるのに対し、専門店は何とか100%を確保。各店周辺にいくつかの競合店、食品スーパーが出店しており、競争は一段と激化してきている。飲食も久しぶりに105.7%と前年をオーバーしたが、客単価が低下している。特にファーストフードでは低単価訴求で客数116%~119%増で売上げを確保しているが、単価は10%程度落ち込みであった。あとは単価の回復を待つのみであるが、なかなか厳しい現状である。その他、中華を除き、若干の回復傾向。
4.サービス分野は全体で112.0%の伸び。業種を問わず全体的に好調である。ガソリンは単価がアップし、客数も増加で147.7%の大きな伸びであった。
5.11月度で第3四半期が終了したが、累計で前年比108.9%の伸びとなり、既存店では102.9%と前年を確保。業種別ではサービス部門のみが100%超えであった。衣料は専門店(同友店)では全体で99%と母店・他のスーパーが不振の中、健闘しているといえる。
(非製造業・サービス業)
・情報サービス・広告
1.設備投資がらみは依然、好調を継続している。
2.技術者の手当てが追いつかないケースが慢性化してきた。全体的に仕事量が着実に増加してきた。
3.上記の現状ではあるが、依然として価格の上昇までにはなっていない。(デフレ現象は継続)
・旅館・ホテル
紅葉の見ごろが遅くなり、気候も良かったので、人手が多かった。
・自動車整備
世の中の景気は、少し上向いてきたように感じられるが、我々、整備業界の環境は、依然として厳しい状況である。
(非製造業・建設業)
・総合工事
県内企業全体としては、「景況の改善」が感じられるようになってきたようであるが、中小の建設業においては、需要の減少や請負単価の低下、値上げ難により、依然として厳しい状況にある。また、一部において原油価格の高騰による材料の値上げ、材料不足も問題となりつつある。
(非製造業・運輸業)
・運 送
軽油価格は、高止まりになった。若干荷動きが上昇を始めたためか、車輌不足が目立ってきた。しかし、収益性は依然と悪く、運賃の値上げがない限り改善策はない。
・倉 庫
9月実績数量 対前年比
入 庫 247千トン 106.2%
出 庫 240千トン 103.2%
月末保管残高 528千トン 109.2%
天然ゴム…………341% 米……………162% 紙パルプ………147%
その他製造工業…145% 非金属鉱物…132% その他日用品…129%
その他化学工業…128% 雑品…………112% 化学繊維織物…110%
電気機械…………106% 化学繊維糸…104% 金属製品………103%
板ガラス………… 87% その他機械… 97% 合成樹脂……… 99%
(それぞれ前年同月比において残高の増減が目立った品目と数値)
10月度の総数量は入庫数量、出庫数量、月末保管残高数量および保管残高金額、いずれも前年同月比を上回ったが、回転率は前月に続き今月においても前年同月比1.7ポイント下回った。前月プラスであった合成樹脂がマイナスに転じ、逆にマイナスであった化学繊維糸、電気機械がプラスとなった。