製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・醤 油
原油価格高騰の影響による物流費・製造経費の上昇や原材料・包装資材等の値上がりが、業況の悪化にジワリジワリと影響しつつある。
・麺 類
大事業者の安値販売に競争できず、10~20年前の価格にバックしている。利益率が年々低下し、老朽設備の入れ替えが困難となっている。冷凍麺に多くの顧客を取られてい
(製造業・繊維・同製品)
・絹 織 物
9月度の生産数量は13,700反(前年比90%)となり、減産に歯止めがかからない。織物の売れ行きは、原料の高騰が大きく影響していると思われる。値上げしての販売が難しく、今後の動向に注視したい。採算状況は、大幅に値上げした原料を吸収するのは大変厳しい。需要期に向け大幅値上げを要求せざるを得ない展開となるため集散地の出方に注目している。
・麻関連繊維工業
閑散期である、前月と同様で芳しくない。見本反作りなどで忙しいが、商売には繋がりにくい。全般的な動きも一ヶ月遅れで推移している。
・麻 織 物
市場の流れが年々と悪い方へ向かい、今後の回復は見えてこない。「悪い悪い」が合言葉となってきている。高値で推移する石油が懸念材料である。
(製造業・木材・木製品)
・一般製材
入札物件の低価格化により、下請業者へのシワ寄せがかかり利益率が悪化した。
・木材木製品総合
●「木と暮らすフェア2005」開催される
10月1日、2日の両日、大津市今堅田のびわ湖大橋米プラザで「木と暮らすフェア2005」が開催した。この催しは、多くの県民の皆さんに木に触れていただき、県内産の木材を使っていただきたい思いを込めて、滋賀県と滋賀県木材協会ほか2団体の主催で毎年開催している。本年は、木工広場、木製品の展示即売、県産材での家づくり相談、など12のテントで展示や即売で大賑であった。特に工作広場やちびっこ工作のコーナーでは、材料が無料とあって大変人気があり、最終日の昼過ぎには材料が底をつく状態となった。2日間の来場者は約1800人。また、この行事に合わせて滋賀県木工工作コンクールの作品展示もあり、10月2日には、会場で入賞作品の表彰式が行われ、16人の方が受賞された。
この行事を通じて、滋賀県産の木材を使うことが森林を守ることに繋がることを知ってもらえれば、滋賀県の森林は、さらに元気を取り戻すはずである。
(製造業・出版・印刷)
・印 刷
組合員全体では、勝ち組・負け組の二極化が進んでいるように思われる。また、官公需も価格低下に歯止めが利かず、数量も減少が続くなど、極めて厳しい状況になってきている。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
1.業績向上への努力は、最大限しているにもかかわらず、なかなか業績向上という結果に繋がらない。売上も横這いの利益か、減収傾向で在庫数が増加している。(資金繰りに影響) もちろん、販売に要する経費が最大の要因で収益を圧迫している。(良い傾向とはいえない)
2.ドリンク業界も衣替えの季節で健康飲料ドリンクの方向へシフトして医薬品分類品が苦戦しているのが現状である。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶 器
秋季に入り、僅かながらも小口での動きが見られる。しかしながら、本格生産には程遠く、依然として厳しい状況が続いている。10月には「陶器まつり」も開催されるので、売上増を期待したいところである。
・砂利採取
公共工事の取り扱い件数は、相変わらず減少傾向にあり、公共事業にウェイトを置いている組合員企業は、依然低迷している。
(製造業・電気機器)
・民生用電気機械器具
状況としては、あまり変化は無いが、全体的に原油値上げによる影響は大きく、直接的なガソリン・ガスはもとより、合成樹脂の材料、塗料まで値上がりしてきている。納入先への値上げ交渉の内、50%程度の大企業を中心に認めて頂けたが、なかなか困難である。
・通信機器等電子機器類
売上は増加しており、電子デバイスは来月まで好調が続く見込み。
(非製造業・卸売業)
・電設資材
1.建築住宅関連商品の売上げは横這い、幅広い商品の需要が続く
2.薄型テレビ商品の価格競争が熾烈、金額前年アップが難しい
3.業界全般に空調機器の需要が伸び悩み、前年クリアがやっと
4.一部の資材において値上げがあるが、単価・収益反応は無い
5.環境(エコ給湯)、リニューアル商品に販売成果が見えてきた
6.金融の不安感は薄いが、建築および設備関連の連鎖倒産が心配
(非製造業・商店街)
・堅 田(ショッピングセンター)
・9月も昨年対比をクリアできず苦戦を強いられている。
・11月末には近隣に大型ショッピングセンターのオープンが予定されており、状況は更に悪化することが考えられる。
・競争激化の中でどこまで持ちこたえることが出来るか、この一年が勝負である。
・大津市(商店街)
婦人衣料品店より
石山駅前のバス停が不便な場所に移動したため、当商店街への来街者が格段に減っている。残暑が長く厳しい為、秋物の売上に繋がらない。
・テナント(滋賀、京都,福井他)
昨年度比 全店売上 107.2%(既存店比較 100.4%)
客数 113.0%(既存店比較 99.3%)
客単価 1,291円 前月比14円増(既存店 1,310円)
※※数値は前年同月比、括弧内は既存店比較※※
1.住居関連では、全体で96.5%と低調。家電、家具インテリア、ホームセンターなどの季節商品の動きが鈍い。服飾雑貨(アクセサリー)は好調に推移。100円ショップも何とか昨年対比をクリアした。その他、履物、靴、鞄や化粧品、メガネなどの部門は好調。また、書籍、CDといった売上規模の大きな部門が安定的に売上を確保していたが、書籍はともかく、CD部門の低下が激しい。色々なコンテンツでの音楽の流通(ネット配信など)が影響している。今後はこの傾向がさらに進むと予想される。
2.衣料では、全体で昨年対比を超えた。呉服部門は、各店とも催事で119.4%と大幅拡大。ジーンズ、紳士は100%を超えたが、婦人ヤング、ベビーがいずれも昨年対比割れ。ファミリーカジュアルは、バーゲン効果も以前ほどなく低調。専門店の紳士服は、スーパー、百貨店ほどクールビズ効果はなかったが、反動も少ない。
3.食品も客数の低下が起きている。青果、野菜の単価ダウンは激しく、鮮魚も秋刀魚など大幅ダウン。しかし、母店の数値が、ほぼ100%であり、対策の具体策実行が欠けていたと思われる。お茶、コーヒー、洋惣菜以外は前年割れとなった。
4.飲食も猛暑と来店客数の低下で、94.6%と先月に続き低調。客数はほぼ昨年並みだが、客単価が低下している。特にファーストフードでは100円バーガーやシェイクなどの低単価路線で大きく単価ダウン。客数増加が売上アップに繋がっていない。その他、和・洋・中華の従来型の食堂も軒並みダウンが続いている。しかし、シネマと融合した食堂街などは好調に推移している。
5.サービス分野は、全体で101.4%の伸びだが、夏休み好調であった映画が9月に入り低調。ボーリングも大きくマイナスとなっている。カルチャー、マッサージ、美容は一時的に低下していたが、回復してきている。ガソリンは単価がアップとなり、客数が少々低下しているが、ポイント付加などでサービス強化、地域では大きく業績を上げている。
(非製造業・サービス業)
・情報サービス・広告
1.設備投資がらみは好調を継続している。
2.技術者の手当てが追いつかないケースが出てくるなど、全般的に仕事量が着実に増加してきた。
3.上記のとおり仕事量が増加したもののサービス価格の上昇にまでは至っていない(デフレ現象継続)
上期全般的には少しずつではあるが右肩上がりの傾向が続いた。
(非製造業・建設業)
・総合工事
公共工事の件数・請負金額とも3ヶ月連続で前年を下回り、公共投資は依然低水準で減少傾向にあり、民間需要の活発な動きも見られず、企業の収益面において厳しい状況が続いている。先月、組合員企業1社が12億円の負債を抱え自己破産となったが、今後も倒産企業が出るのではないかと危惧している。
(非製造業・運輸業)
・運 送
中間決算期により、一部では荷動きが活発(産業資材関係)。しかし、4トン・10トン車輌の平ボディ車の減少により、要望車輌に対応不可が目立ってきている。軽油の高騰により、ますます収益が低下し、事業運営が一層厳しく運転手不足(転職、高齢化)等により、事業閉散の意向も出てきている。
・倉 庫
8月実績数量 対前年比
入 庫 239千トン 109.3%
出 庫 259千トン 116.5%
月末保管残高 529千トン 110.2%
天然ゴム……510% その他製造品…203% その他日用品……150%
非金属………145% 紙パルプ………135% その他化学工業…124%
電気機械……113% 化学繊維織物…111% 合成樹脂…………110%
化学繊維糸… 87% 板ガラス……… 87% その他機械……… 98%
(それぞれ前年同月比において残高の増減が目立った品目と数値)
8月度の総数量は入庫数量、出庫数量、月末保管残高及び回転率は、いずれも前年同月比を上回り、特に月末保管残高は2月より7ヶ月連続して前年同月比を上回っている。