製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・めん類
地区内に関東系の大型店出展により、他店の価格低下、値下げ競争になりました。卸値で1~2割安くなりましたが、売上げ金額はそれ以上大きく低下しています。
(製造業・繊維・同製品)
・絹 織 物
7月度の生産数量は、12,713反(前年比87%)と依然厳しい状況が続いている。生産数が回復することなく、現状が続いており、ますます状況が厳しくなってきている。フォーマル系は苦戦を強いられており、高級品だけでの対応は難しい。採算状況は、減少が続いている限り厳しく、どうしてもコスト高となってしまい価格アップが出来ず一段と悪化してきている。
・麻 織 物
売上高が前年度に比べると悪化してきているのが現状である。在庫数量も前年度比で増加しており悪い状態である。
・麻関連繊維工業
9月のアパレル向き見本反づくりに、服地、染色整理加工など、慌しい月であった。
・綿 織 物
軽布機業の受注にバラツキがあるようである。来期のクールビズに取り組んでいる。厚織は機屋によってバラツキがある。今後は、重油の単価値上がりで、収益状況が大きく変わると思われる。
(製造業・木材・木製品)
・一般製材
従業員の高齢化と設備等の老朽で、生産向上には苦労しているのが現況である。そして、販売数量の減少から売上高が伸びず、また日本木造住宅の年間着工数が年々減少と一軒あたりの建坪面積が小さくなっているのも木材販売および売上げ減少の要因だと思われる。
・木材木製品総合
7月は梅雨期でもあり住宅着工数が少なく、製品の動きは減少気味。素材についても荷が減少、売れ行きも悪く価格も冴えない。特にスギ並材は山元価格が付けられない状況である。今後、スギ材の有効な利用方法を考えないと県産木材の活用が進まない。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
1.猛暑によりドリンク剤の消費が最大流通になっている。
2.暑さに伴う疾病が、対象薬品の流通を促している。
3.薬品業界には、医療用医薬品(エシカル医薬品)、一般用医薬品(OTC医薬品)、配置用医薬品の3つの流通チャンネルがあり、その中でも医療用医薬品は、追補医薬品収載(官報公示)により流通新規活動が始まり、業界の主流をなしている。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶 器
陶器の動きにくい時期となり、商品のサイクルが益々短くなってきている。また、従来品が動かない中、産地として即効性のある次世代商品の開発が急務となってきている。
・砂利採取
彦根市内の生コン製造会社が民事再生法を申請した。生コン業界・建設業界へも少なからず影響が出ており、業界では景況に先行きの深刻さを増幅しているのが現状である。
また、原油価格の高騰などによる燃料費の値上げも負担増となりマイナス要因となっている。
(製造業・電気機器)
・民生用電気機械器具
洗濯機は高級型が増加し、受注単価も高いことから対前年20%もの増加となっているが、材料である鉄・銅・アルミが大幅な単価値上げもあったことから、売上げの割には収益につながっていない。前月の部品の受注は、やや低下したが、昨年と比べると増加している。
・通信機器等電子機器類
売上げ金額:対前月比11.2%増 対前年同月比7.1%増
売上げ数量:対前月比14.6%増 対前年同月比6.6%減
売上げは、順調に回復傾向だが、数量は未だ回復していない高付加価値品が増加しているため、金額ベースでは増加した。
(非製造業・卸売業)
・電設資材
1.建築住宅関連商品の売上げは上昇、幅広い商品の需要がある
2.デジタル家電商品の価格ダウンが著しく金額前年アップが難しい
3.業界全般に昨年の猛暑から比べると空調機器需要が悪い
4.一部の資材において値上げがあるが、単価・収益反応は無い
5.環境、省エネ、防犯商品、リニューアル商品に販売成果が見えてきた
6.金融の不安感は、建築および設備関連の連鎖倒産が心配
(非製造業・商店街)
・大津市(商店街)
(青果・鮮魚・惣菜の販売店より)
当店は、商店街の中央に位置しておりますが、顧客は中高年の常連の方が殆どです。若い年齢層の客の確保に努力をしておりますが、大型店を利用する方が多いです。
高年齢層の方の希望により、配達を即時対等でサービスに努めております。このような事情で売上高の変動は、あまりありません。
・堅 田(ショッピングセンター)
・全体の売上げとしては、前年をクリア出来たが、衣料のみ苦戦を強いられた。
・月初めに5日間「周年祭セール」があり、前年をわずかに上回る程度の結果であったが、今の時期前年をクリア出来れば良しとしなければいけないのかもしれない。
・衣料の不振は、核店舗の衣料が好調だったことから、大型店の価格競争に勝てなかったものと思われる。
・彦根市(商店街)
郊外に大型ショッピングセンターが7月より開店した。今後、ジワジワと影響が出てくるものと思われる。
・彦根市(ショッピングセンター)
① 7月度の売上高は昨年対比97.6%
② 72店舗中、昨年対比100%以上はレディス衣料の132%をトップに40店舗(56%)あり
③ 業種別ではメンズ衣料部門(5店)の112%をトップに、文化・日用品、サービス、ファッション雑貨、レディス衣料、食料品、レストラン部門のジュンで好調なのに対し、宝石・着物、フードコート、子供服、食品スーパー部門が低下した。
④ 近隣の大型競合店のオープンの影響を受けるが、各個店(メンズ衣料店など)の独自販促活動や食品のベーカリー店がリニューアルオープンし、昨年対比200%と貢献した。
⑤ 当施設の本格的リニューアル(増床等)に先駆け、新モデルPOSレジスターおよび電子マネーの導入を検討している。
・テナント(滋賀、京都,福井他)
昨年度比 全店売上 114.8%(既存店比較 104.2%)
客数 115.1%(既存店比較 100.2%)
客単価 1,436円 前月比26円減(既存店 1,477円)
※※数値は前年同月比、括弧内は既存店比較※※
1.住居関連では、全体で100.2%と前年をクリア。昨年は、いくつかの台風が上陸し、気温不安定の中の商戦であった。今年は雨も少なく高温の夏商戦であるが、家電、寝具インテリア、ホームセンターなどの夏物商品の動きが鈍い。服飾雑貨は好調に推移してる。100円ショップも何とか昨年対比をクリアした。履物、靴、かばんや化粧品の夏物は好調。衣料も同様の傾向だが、基本的な夏商品についてはもう大きな拡大は望めない。ファッション性や機能・デザインなどの新しいもの、斬新な商品などが好調のようである。従来品は苦戦を強いられている。
2.衣料では、全体的に夏物商戦の動きが良く、昨年対比を超えた。呉服部門は各店とも祭事で大幅に拡大(128%)。子供、紳士は100%割れ。婦人ミセス、ヤングはいずれも5%前後アップした。ミセスは客数が、ヤングは単価がアップしたことによる。クールビズで紳士のカッター部門が直営では好調だが、重衣料中心の同友店ではプラス要因になっていない。一方、サマースーツは低調。
3.食品は客数の低下が起きている。精肉102.7%、青果果物104.6%、テイクアウト102.9%のみが100%クリア。漬物、すし、米、酒などが5%程度低下している。その他部門も、昨年対比割れである。専門店としての品揃え、営業方針の徹底が必要と思われる。
4.飲食も猛暑と来店客数の低下で、94.6%と先月に続き低調に推移。客数はほぼ昨年並みだが、客単価が低下している。特に気温上昇でもアイスクリーム、飲料が伸び悩み。ファーストフードもここ数ヶ月ずっと好調な推移であったが、売価政策の混乱で低調に。
5.サービス分野は、好調で110.2%の伸び。映画・ガソリンスタンド・リフォーム・クリーニングは大きく伸長している。カルチャー・マッサージ・美容が昨年を割り込んでいる。
(非製造業・サービス業)
・情報サービス・広告
1.設備投資がらみは好調を継続している。
2.この4月から施工の「個人情報保護法」対策に追われている。
大手を中心にさまざまな形で「覚書」を追加したり、契約内容の吟味を始めている
3.引き合い案件が増えてきた。
(非製造業・建設業)
・総合工事
組合全体の売上高が、前年同月と比較すると8%減となっているが、湖西地区では24%増、その他大津・甲賀・湖北では7%~42%減と地域によりばらつきが見られる。若干、仕事が出てきたようではあるが、大型工事等については大半が県外業者に落札されているようで、組合員企業まで回ってきていないようである。
・土木工事
最近、この業界においても悲壮感が漂い始めている。工事受注が出来ない、資金繰りが厳しい、転業をしようと思っても転業する事業が見当たらなく、投資をするだけの余裕が無い。
(非製造業・運輸業)
・運 送
スーパー向け並びに飲料水関係は、前年並みに荷動きは活発化している。その他については前年を割り込み、総体的にはあまり変わらない。彦根市に大型量販店が進出してきたが、明るい兆しは無く、軽油価格の上昇は止めどなく、運賃値上げよりも値下げ要請の方が多い。しかし、これに応じていては事業運営が出来ないため、荷主企業とともに打つ手がない状況である。
・倉 庫
6月実績数量 対前年比
入 庫 282千トン 110.4%
出 庫 272千トン 102.2%
月末保管残高 560千トン 104.4%
天然ゴム…545.9%その他製造品…285.5%非金属鉱物…170.6%
飲料………148.9%その他日用品…140.5%紙パルプ……128.3%
米………… 78.3%化学繊維糸…… 85.9%板ガラス…… 89.3%
電気機械… 95.3%金属製品……… 95.6%
(それぞれ前年同月比において残高の増減が目立った品目と数値)
6月度の状況は3月度以来3ヶ月ぶりに入庫数量、出庫数量、月末保管残高といずれも前年同月比を上回った。また、保管の回転率は50.0%で前年同月比0.8%のプラスとなった。