製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・醤 油
今月において売上高が増加になっているが、これは前年同月が悪く、それとの比較による好転であって、状況の水準はそれほど良くは無い。(変わらない)
(製造業・繊維・同製品)
・絹 織 物
6月度生産数量は15,118反と前年比88.4%と依然厳しい状況となりました。黒用素材の引き合いが鈍化しており、先行きに対する不安感が増大している。採算は一段と減少により厳しい。利益を上げていく事が、大変難しい環境である。
・麻関連繊維工業
受注も小ロットで必要最低限と厳しい状況が続いている
・綿 織 物
厚織りは、当月発注が多くなった。クレープは生機の発注がなく在庫数量が多くなった。
(製造業・木材・木製品)
・仏壇仏具
全般的に厳しい状況が続いているが、企業によってバラツキがあり、格差が広がっているように思われる。
・一般製材
6月25日に第41回通常総会が開催されました。やや景気が戻りつつあるとは言いながら、木材業界は厳しいのが現状であるとのことです。
今こそ、団結と協調をを願い、この機器を乗り越えようと考えているところです。
(製造業・出版・印刷)
・印 刷
景気の閉塞感は、ますます強くなり、市町村合併の影響で価格の低下は激しく、競争は激化する一方である。業界内での過当競争に歯止めがかからない状況である。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
1.業況は好転しつつあるが、全般的ではなく特定の分野で進んでいる。特に生活習慣病領域の薬が伸びてきている。
2.老人の嚥下困難な症状の方に即崩錠の需要が多い。
3.一般用医薬品(OTC薬)は、特徴的な薬以外は変化が見られない。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶 器
例年、夏場にかけて動きが悪い時期である。特注小物類に多少引き合いが見られるものの、定番商品やカタログ商品は動きが鈍い状況である。
・砂利採取
最近、県が彦根市新海浜水泳場の侵食された砂浜の復旧工事を進めている。水泳場の南北全長725メートルに愛知川産の砂27,600?を入れる計画であるが、入札に参加した2、3の組合員は落札できず、他の地区の業者が入札した経緯があり、業況は今一歩波に乗れていないのが現状である。
(製造業・電気機器)
・民生用電気機械器具
昨年、受注が低迷していた部品の受注が増加しており、単月ではあるが利益を計上するなど、好調である。しかし、今後その受注が続くかは不明である。
・通信機器等電子機器類
6月に入り、売上げが若干好転した。
(非製造業・卸売業)
・電設資材
1建築住宅関連商品の売上は若干上昇、幅広い商品の需要がある
2デジタル家電(薄型TVなど)は新商品で価格がダウン。
金額を前年度まで上げるのは難しい。
3男性的梅雨が長引いて空調機販売に影響あり。
4建築資材、特に鋼材の値上げで売上げが前年よりもアップ、
収益反応は無し、収益性が悪い。
5環境、省エネ、防犯商品に感心、販売成果が見えてきた。
6金融不安としては建築関連の倒産による連鎖倒産が心配である。
・食料品市場
需卸売市場へ来場される買出し人の数が、年々減少してきているようである。平成16年度の総取り扱い数量は、青果・水産とも減少している。また、今後も回復の見込みは薄い。
(非製造業・商店街)
・堅 田(ショッピングセンター)
・トータルとしては昨対をクリア出来たが、食品の鮮魚・青果が不振だった。この不振の要因は、近隣に新規オープンした店舗の影響や、野菜価格の下落などによるものである。
・衣料品やその他は比較的好調であった。
・彦根市(ショッピングセンター)
① 6月度の売上高は昨年対比105%
② 72店舗中、昨年対比100%以上はレディス衣料の159%をトップに43店舗(60%)あり
③ 業種別ではレディス衣料部門(13店)の113%をトップに、メンズ、キッズ衣料も好調。ファッション雑貨等9部門が昨年対比100%を超える。フードコート部門(7店)は89%。また文化・日用品部門(6店)は99%であった。
④ 全体的に好調であった要因としては、販促事業が貢献した。初企画の金券交換会で予想以上の利用があった。専門店お買い物券(4種類)が特招会でも利用され過去最多(昨年対比113%)の売上げを更新。日常でも全店で利用があり6月の売上げを押し上げた。尚、お買い物券の有効期限は7月末としているが、6月末消化率は65%であった。
・テナント(滋賀、京都,福井他)
昨年度比 全店売上 112.3%(既存店比較 99.5%)
客数 115.9%(既存店比較 100.2%)
客単価 1,338円 前月比26円減(既存店 1,372円)
1.住居関連では、全体で98.5%と悪い。5月中旬以降に、気温低下で家電・寝具インテリアなどの夏物商品の動きが鈍化した。服飾雑貨は好調に推移している。100円均一も何とか昨年対比をクリアした。シーズンの変わり目で、履物・靴・鞄に回復感がある。商品単価が105~107%に上昇している。
2.衣料では、呉服部門が各店とも大型祭事で大幅拡大し、113%となった。反対に子供服・紳士服は大きくダウン。長期間低調が続いていたファミリーカジュアルは90%台に回復。全体的に客単価は10%アップしているが、客数の低下(91.1%)が心配。父の日のプレゼンと好適品も様変わりし、ポロシャツ・ネクタイから健康用品・ブレスレットなどに人気が出てきている。
3.食品においては、客数低下が起きている。鮮魚103.4%、テイクアウト102.8%のみが昨年対比をクリアし、漬物・すし・米・酒などは、いずれも5%程度低下している。
4.飲食も、季節不順と来店客数の低下で、94.8%と低調に推移。客数は昨年並みだが、客単価が低下している。特に気温低下は、アイスクリーム・飲料に大きく影響。好調を維持してきたファーストフードも低調になり、和・洋・中の食堂も軒並み90%台にダウンした。
5.サービス分野は、好調で105.9%の伸び。映画・ガソリンスタンドは大きく伸長している。しかし、マッサージ・カルチャーといった好調部門が100%割り込んだ。
(非製造業・サービス業)
・自動車整備
売上高は、前年対比横ばい状況であるが、整備料金価格の下落などにより利益は低下して経営環境は厳しい状況である。このような中で、経営への取り組みとして、経費の削減はもとより、ユーザーニーズへの対応と顧客の固定化への取り組みなどが急務である。
・情報サービス・広告
1.設備投資がらみは好調を継続している。
2.この4月から施工の「個人情報保護法」対策に追われている。
3.引き合い案件が増えてきた。7月には大幅に仕事量が増える見込み。
(非製造業・建設業)
・総合工事
前月に引き続き、あまり仕事がない状況が続いている。県等において7月1日時点における発注の見通しの更新および見直しが公表されたことなどから、今後に期待したい。
・土木工事
最近、この業界においても悲壮感が漂い始めている。工事受注が出来ない、資金繰りが厳しい、転業をしようと思っても転業する事業が見当たらなく、投資をするだけの余裕が無い。
(非製造業・運輸業)
・運 送
売上高は、確定要素不明にて前年より減少、軽油価格は2~3円/リットル値下がりしたが、翌月には6円/リットルの値上がり要請あり、一層厳しくなる。生活関連物貨を除いて全般に輸送量が減少。特に建設関連物資材が低調。雇用人員が不足し応募者が無い。
・倉 庫
5月実績数量 対前年比
入 庫 232千トン 98.4%
出 庫 213千トン 95.6%
月末保管残高 549千トン 102.5%
天然ゴム………465.5%その他製造品…284.2%非金属鉱物…177.5%
その他日用品…134.2%紙パルプ……126.7%化学繊維織物…108.2%
米……………… 76.2%化学繊維糸… 86.0%電気機械……… 88.3%
板ガラス……… 95.9%その他機械… 97.5%
(それぞれ前年同月比において残高の増減が目立った品目と数値)
一般に景気の状況は、力強さに欠けた弱含みの状態が続いていると言われている。倉庫業界においては、5月度の状況は4月度と同様に保管残高は辛うじて前年同月比を上回ったが、入庫数量および出庫数量は前年同月比を下回った。