製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・醤油
需要の減少、販売価格の低迷が続く中での、原油価格高騰の影響による輸送経費や製造経費の上昇、包装・資材価格の上昇、砂糖・アルコール等原材料価格の上昇、さらには安全・安心確保のための対応や、環境保全の取組の費用などのコスト・アップなど、あらゆるコストの影響が大である。
・めん類
地域の小売店の閉店により、客足が大型スーパーに流れ、卸売先が減り、飲食店に関しても、フランチャイズやチェーン店等の進出により、大衆食堂的な形態の店が減り、卸売先が減少して製品製造個数が大幅に少なくなっています。
・酒
夏期は清酒の不需要期で大きな変化はありません。
(製造業・繊維・同製品)
・絹 織 物
7月度生産も10,838反と前年比85%と大幅な減産となっている。前売筋の動きが鈍いことから集散地の対応は、在庫軽減されるところが多く、産地への発注は鈍い。これからも夏場は一段と厳しいものと思われます。採算は集散地からの価格提示は下げ要求であり、高値の原料を消費していく産地としては大変厳しい採算となっている。生産調整しながら価格維持に努力している。
・縫 製
縫製加工を主体としていた企業の中で、インターネット等を活用した販売に取り組まれる動向が見られます。
外国人研修生の受入れに関し、入国管理局の審査が厳しくなり、入国許可がおりない事例が発生しました。
・麻織物
長雨が続き需要の動向は停滞したままであり、見通しのつかない現状が続いている。
異常気象情報もあるが、要するに消費の減少、海外からの輸入、今後とも産地としては厳しさが続くと思われる。
・綿 織 物
軽布関係は来期夏物のサンプル造りの状況です。今期は例年と同じ位の出荷状況。厚織は帆布以外は少しの生産増。8月以降はA重油が値上げの為、今後サイジングのコストが上昇する。
(製造業・木材・木製品)
・木材木製品総合
このところ、外材(北米材、南洋材)が特に旺盛な中国需要などにより、需給不均衡となり高値で推移している。このため国産材に割安感がある。
今年度より「びわ湖材産地証明制度」が実施されます。この制度は県産材をびわ湖材として証明し、伐採から加工流通まで情報を管理し、地産地消を推進する制度で、公共事業ではこの証明が必須となります。
(製造業・出版・印刷)
・印 刷
資材等の値上げの影響があり、また需要と価格の落込みで、厳しい状況が続いている。各企業とも原価ぎりぎりの価格での受注を余儀なくされている。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
1.医療用向医薬品は、順調裡に発売が継続されている。薬事法の改正に伴う記載用件整備事項(承認書の内容をより精密に整理しなければならない)という製造業者にとっては、内容の対応に一層の優劣差が生じているが、全体的には好調である。
2.OTC薬に関しては、季節商品(皮膚用剤等)、受託商品その他部外商品等の製造が売上の低下をカバーすることにより対前年比を維持しているが、現状維持が精一杯である。。
3.配置用医薬品に関してもほぼOTC薬と同じ傾向である。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶 器
本来、陶器の動きが鈍る夏場を迎え、さらに先月に引続いて大手の生産調整等の影響とあわせて、非常に厳しい状況が続いている。陶土の供給量も低迷が続き、下げ止まらない状況である。
・砂利採取
中東不安が続く中、石油小売価格の高騰が続き、金利の上昇などから、先行きの不透明感は依然強い。また、財政再建を柱にした女性知事誕生で公共事業のさらなる削減も懸念材料である。
(非製造業・卸売業)
・電設資材
1.好況は大手企業であって、我々の業界には兆しが遠い。
2.建築住宅関連で販売ルート、チャンネルが変わりつつある。
3.社会環境の安定で購買意欲がここに来て実感される。
4.デジタル商品の価格ダウンは需要家にとっては好都合だが、ワールドカップ以後動きが鈍い。
5.電線資材の銅ベースの高騰と石油価格の高騰が相まって副資材の値上げが便乗的に出そうである。
6.梅雨が長引き、空調機器関係の販売に影響が出ている。
7.金融不安感は、建築、設備関連企業の倒産のあおりを受けた企業が、いま金融機関が好調な時期に突然連鎖倒産に追い込まれる。
・食料品市場
卸売市場の取扱高が年々減少している。特に水産物の落ち込みが大きく、平成17年度の数値を10年前(平成7年度)と比較すると、取扱い数量・金額ともに約30%減になっている。
買い出し人の減少、流通形態の多様化等、要因は種々考えられるが、今後どうして取り組んでいくか困難な問題である。
(非製造業・小売業)
・家 電
6月前半の気温が例年に比べ低いように思われる。その為、夏物商品の売れ行きが伸び悩んだ。
(非製造業・商店街)
・堅 田(ショッピングセンター)
・ 衣料品を除いて全般的に売上不振となった。
・ 青果は長雨の影響で野菜が高騰しており、大型店との価格競争に勝てず、売上減となってしまった。
・ 昨年末に近隣にオープンした大型店の影響が、じわりじわりとこたえてきている
・彦根市(ショッピングセンター)
①7月の販促事業として、サマーバーゲン(7/6~17:B3サイズ折込チラシ9万枚)として昨年同様、この時期にポイント3倍進呈及びガラポン抽選会を実施。7月売上高は5億6百万円余で昨対101.2%。
②72店中、昨対100%以上はT店の141%をトップに31店(43%)あり。
③業種別(11部門)ではレディース衣料部門(13店)の109%をトップに、サービス部門107%、飲食(フードコート)103%、文化・日用品102%、メンズ衣料101%、飲食(レストラン)100.6%、食品100.2%の7部門が健闘。他は前年同月を下回った。
④昨年は7月に、競合大型店がグランドオープンし、対抗策として販促事業を3度実施。今年度は1度のみのセール展開であったが、前年同期比を上回ることが出来た。
・大津市(商店街)
◎梅雨が予想以上に長引いた関係で、夏衣料の売上げに多大の影響があったと考えております。
◎今も当商店街の中心周辺に、大型マンションの建設が進められ、当商店街は通勤、日常の買い物等「歩いて暮らせる街」となっております。この絶好の基盤をどうして活かすかは、今後の課題として「創造性:専門性:話題性」であると思います。「夜市」の時のびっくりするような人手、いったいどこから湧いてくるのか、単なるスポットイベントにあるにせよ、よく考えてみる必要があると感じました。
・テナント(滋賀、京都,福井他)
前年比 全店比較 96.4%、(既存店比93.0%、)
客単価 1,352円、前月29円増、(既存店 1,387円)
客数 102.0%、(既存店比96.2%)
(数値は前年度比 カッコ内は既存店比較)
①. 住居関連は、全体96.0%の伸び。家電は、エアコンの増販と大型TV、AV機器の好調で、104.6%に。医薬品は今月度も大苦戦。郊外大型店の大量出店と提携、合併、吸収と再編成が活発。寝具インテリア、家具、服飾、生活の雑貨類に回復傾向がみられ100%前後に。
②. 衣料では、全体で76.9%と、母店より大きく低下。これは、呉服和装品の46.7%が原因。数店舗で、大きな金額での信販契約について
の解約やキャンセルが続き、低下した。婦人ミセスは、89.3%、苦戦だが、婦人ヤング、ファミリーカジュアル、ジーンズなどは引き続き好調の推移に。
③.食品は95.0%と前月より回復。天候不順は野菜の高騰となり、青果は単価高騰して108.3%に。キーテナントも生鮮が100.8%と、タバコの拡販のUP要因のある一般食品を上回っている。飲食は99.9%と、前月に引き続き持ち直し傾向に。特に、有名ファーストフードが元気で、単価はまだまだ上昇できていないが、客数増で数値を確保している。
④.サービス分野は、全体で103.7%の伸び。マッサージ、エステは、100%を割り込んだが、それ以外、理容、美容、カルチャー、ガソリン販売とすべて好調。特に、ガソリン販売は、石油値上げで、115.7%の拡大に。映画は、ヒット作品が落ち着き、100.9%に。しかし、この後、夏休みに再び、UPが期待できる。
(非製造業・サービス業)
・情報サービス・広告
①:FA(制御系)は依然好調を継続し、18年上期も好調を持続する見込み。
②:経済界全般的に仕事量が着実に増加してきた。が、依然取引条件等については、好転とまではいかないのが現状です。いわゆる2007年問題が現実の問題となってきて、旧システムの見直し改修需要がでてきてこの影響かと見ている。
③:中小企業の悩みである「求人難(特に業界経験者)」が、また課題となってきた。IT業界への学生の人気が悪くなってきているのと、業界経験者の慢性的な不足による求人難等が顕著に現れてきた。
(非製造業・建設業)
・総合工事
住宅投資については回復してるものの、公共投資については低調に推移しているため依然厳しい状況にある。また、原油の高騰による建設資材の値上げ等も懸念される。
(非製造業・運輸業)
・運 送
軽油価格の大巾な値上がりで益々収益状況は悪化。運賃転嫁も厳しい状況にあり、荷主企業からは一層のコスト削減の協力要望が出ている。双方ともに必死で企業経営にあたっている。
求人すれども応募なく困っている。企業格差の増大に不安感あり。
・倉 庫
6月実績数量 対前年比
入 庫 277千トン 98.1%
出 庫 263千トン 96.7%
月末保管高 559千トン 99.9%
米・・・・・・・・・152% その他の日用品・・・126%
天然ゴム・・・・・・124% 紙・パルプ・・・・・124%
化学繊維織物・・・・116% 合成樹脂・・・・・・111%
その他の製造工業品・ 60% 板ガラス・同製品・・ 86%
電気機械・・・・・・ 88%
(それぞれ前年同月比において残高の増減が目立った品目と数値)
倉庫業界においては、6月度、入庫数量、出庫数量、及び月末保管残高数量はいずれも前年同月比をわずかながらであるが下回った。月末保管残高金額は3月以降順調に推移している。入庫数量で特に総数量が高い電気機械、その他の化学工業品、金属製品が減少している。また回転率は前月で改善が見られたが、再度比1.1ポイントのマイナスとなった。