製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・麺 類
小売店の閉鎖・廃業はあり、売上高が減少する影響が出ている。
(製造業・繊維・同製品)
・絹 織 物
3月度の生産量は14,832反で前年比87.6%となり、減産に歯止めがかからない。原料が大幅に値上がりしてきているため、価格改定を行い新しい値段での販売となっている。採算状況は、現状では採算が取れている。しかし、毎日のように原料価格が値上がりするため、大幅な値上げを行って販売していかなければ、資金がショートする危険性があり、慎重な価格提示を行っている。
・綿 織 物
軽布(クレープ)関係は前月と同様の傾向であるが、クールビズ関係の取引が少し増加した。また、産業資材価格も各社前月と同じであるが、帆布(自動車用シート素材)関係が少し下落した。
(製造業・木材・木製品)
・一般製材
外国産材が石油高騰で日本までの船賃が値上がりし、1?あたり3,000~5,000円ほど価格上昇している状況に対して国産材の価格は良くならず、需要低迷のため原木価格は下落している。各事業所も従業員の高齢化と設備機器の老朽化で先行きを心配している現状である。
・木材木製品総合
3月は春の住宅建築向け及び年度末で公共工事向けの出荷が一部では増加したところもあったが、全体としては売上増加と言えるものではない。また、その他の経営環境にも大きな変化はなかった。
(製造業・出版・印刷)
・印 刷
年度末の需要に期待していたが、発注数は減少し且つ納期も短く、各社とも利益が少ない上に忙しいという現状である。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶 器
本来、春先のこの季節は、植木鉢関連の出荷が盛んになる時期であるが、鉢物の動きが非常に悪く、在庫が増加傾向にある。また、小物やギフト関連などは動きはあるものの、流通形態の短絡化の流れの中で、苦戦を強いられている状況である。
・砂利採取
地域全体における景況は、明るい兆しが表れている。しかし、業種間のバラツキが大きく、建設業界においては公共工事にウェイトをおく企業は、依然として低迷している。一方、民間工事にウェイトを移した企業は好調に転じ、即戦力となる人材の募集に力を入れている状況である。
(製造業・電気機器)
・民生用電気機械器具
本月も売上は対前年比4%UPと増加しているが、やはり材料の値上がり(対前年比5.8%UP)の影響が大きく、売上の割りに収益率が低くなっている。
・通信機器等電子機器類
3月度は、売上高が減少した。今月は減少項目があるが、4月度より回復傾向となる見込みである。
(非製造業・卸売業)
・電設資材
1.建築住宅関連商品の中でも、個別住宅は大手ハウスメーカーへ需要が流れている。
2.デジタル商品のPRが各社とも活発になり、質と価格での競争が激しくなりそうである。
3.依然として電線用資材、特に銅ベースの値上げがどこまで行くのか、止まらない状況
4.環境関連商品にメーカーに対する助成金が出たので、その後の需要を期待する
5.金融の不安感は拭えないが、建築及び設備関連の連鎖倒産が心配
(非製造業・商店街)
・堅 田(ショッピングセンター)
・全般的に低調な売上状況で特に食品の動きが悪かった。
・衣料品は月末に真冬並みの寒波の襲来で春物の動きが悪く、思いのほか売れなかったのが響いた。
・彦根市(ショッピングセンター)
① 3月度の売上高は昨年対比102.0%で、12ヶ月累計では98.4%であった。
② 72店舗中、前年対比100%以上は、レディース衣料店の125%をトップに33店舗あった。
③ 業種別ではフードコート(6店)の118%をトップに子供服(2店)が113%、食料品(11店)とサービス(6店)が107%、メンズ衣料(5店)が106%、レディース衣料品(13店)とファッション雑貨(12店)が105%など8部門が健闘。他4部門は昨年対比100%を下回った。12ヶ月累計ではレディス衣料の106%がトップとなり他5部門が昨年度累計対比100%を達成した。
④ 3月度は開店10周年セールの第1弾及び第2弾の販促効果や月1回の休店日の返上が貢献したと思われる。
・大津市(商店街)
商店街全体を見ると営業努力を行っている店は、店舗の外観からもその努力がよく分かり、努力の足りない店舗とは歴然とした差があります。結局のところ、店の繁栄は営業努力をどれだけ尽くしたかであり、その先に商店街の繁栄があるのだと考えます。当商店街の中には大型マンションが次々建てられ、人口(客)は増加しています。現在、大型店に飲み込まれているこれらの客を、いかにして当商店街に取り込むのか、商店街が一体となって考えていかなければならない時期が来ているように思われます。
・テナント(滋賀、京都,福井他)
前年比 全店売上 102.3%(既存店比較 96.7%)
客単価 1,366円 前月比34円増
(既存店 1,354円 前月比22円増)
3月度は、月末の天候不順で来店客に影響があった。月初めは、好天に恵まれたこととポイント3倍セールもあり盛り返した。しかし、中盤以降は再び天候不順の影響を受け低調に推移した。
●数値は前年同月比、括弧内は既存店比較●
1.住居関連では、全体で95.7%となった。家電、AV機器はオリンピック需要があったが、パソコンの不振で88.5%に終わった。例年のこの時期は、大学生や新社会人対象のシングルライフ家電やインテリア、寝具が需要拡大するのだが、年々低下傾向である。これはインターネットでの商品調達が増加していることと、ワンボックス自動車の普及により実家からの家具の持ち込みが増加していること、また必要家電備え付けマンションの普及が原因と見られる。一方、医薬品のダウンには、昨年のコエンザイム商品が好調であった反動と郊外大型店の大量出店の影響である。
2.衣料関連では、全体で86.7%。母店が比較的好調であるのに対し、不振であった。特にベビーと呉服和装品が不振。一方、婦人ミセス、ヤングは好調である。ファミリーカジュアル、ジーンズなども引き続き好調で推移している。
3.食品は90.8%とこちらも不振であった。青果、野菜、鮮魚は天候の影響で低調。精肉などの加工品も低調であった。ベーカリー、惣菜、寿司部門も低調。一方、100%を達成できたのは、お茶とコーヒー、洋食惣菜であった。母店の食品も、一般食品、生鮮食品ともに98%前後で推移している。
4.飲食関連は、ほぼ100%となった。直営店舗、フードコートともほぼ同様に推移しているが、ファミリーレストランの焼肉部門に回復傾向が見えてこない。また、引き続きファーストフード店は、客数増加で数値を確保している。
5.サービス分野は、全体で112.8%。マッサージがやや低下したが、エステ、理容美容は好調。映画は久しぶりに123.7%となり、3月末の春休み期間に期待がもてる。
(非製造業・サービス業)
・情報サービス・広告
1.設備投資がらみは依然として好調を継続し、平成18年度上期も好調を持続する見込みである。
2.企業の基幹情報処理は技術者の手当てが追いつかないケースが慢性化してきた。取り立ててビッグプロジェクトがあるわけではないが、全般的に仕事量が着実に増加してきている。これには2007年問題が現実味を帯びてきたことによる旧システムの見直し改修需要が出てきたことが影響していると見ている。
3.上記のような状況だが、依然としてサービス価格の上昇にまでは至っていない。また、人材が不足している中、新卒者のIT業界への人気が悪くなってきており「求人難」が課題となってきている。
(非製造業・建設業)
・総合工事
平成17年度の本組合の事業実績から見て、主要資材(生コン)の販売実績が対前年度比76.8%となっていることなどから、工事量の減少が続き、公共工事が主体の中小企業者にとっては大変厳しく、3月現在での手持ち工事も少ない状況にある。一方では、4月分から生コンの一部配合による、セメント価格の上昇に伴って、値上げを実施せざるを得なくなり、今後さらに厳しさを増すものと思われる。
(非製造業・運輸業)
・運 送
売上高は月間では前年並みであった。3月中旬までは輸送量の増加により車輌不足が目立った。また、下旬においては地場が繁忙になり、長距離運行を控えたのが原因で長距離車が不足する状況であった。軽油価格は高止まりで、コストの上昇により利益率は依然として厳しく、人材の確保にも苦慮している現況である。
・倉 庫
2月実績数量 対前年比
入 庫 250千トン 97.9%
出 庫 223千トン 96.4%
月末保管残高 549千トン 104.5%
ゴム製品………198% 天然ゴム……… 187% 米…………174%
紙パルプ………125% その他日用品…123% 非金属鉱物…121%
その他製工業 117% その他化工業品112% 雑品…………109%
合成樹脂…… 105% その他機械、化学繊維糸…100%
金属製品………77% 板ガラス……… 85%
化学繊維織物…96% 電気機械……… 98%
(それぞれ前年同月比において残高の増減が目立った品目と数値)
2月度の総数量は月末保管残高数量は、前年同月比を上回ったが、入庫・出庫数量および保管残高金額は、いずれも前年度比で下回る結果となった。また、回転率は前年同月比3.2ポイントと大きく下回り、物の動きが悪い状況にある。