製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・酒
猛暑のため、清酒の売上高は前年より減少いたしました。
(製造業・繊維・同製品)
・絹 織 物
8月度生産は6,252反で前年比68.8%と依然として厳しい。回復には程遠く、依然として受注は鈍い状態にある。
採算については、織物価格の値上げは一切難しい局面であり、原料高となれば一段と厳しくなる状況である。
・縫 製
8月に入って、ブラジャーの発注が減少傾向にある。
ブラジャーを主に生産している工場は、ショーツ等への転換で売上確保を維持している状態です。
・麻 織 物
現在は来年夏期の生産取引に入っているが、年々海外製品に押され、産地がいくら良い製品を送っても、消費者の動向が外に向いてしまっていて、販売がにぶい。
・綿 織 物
軽布(クレープ)関係は悪化。産業資材関係については自動車関係は不変、その他合繊帆布は10~15%受注及び操業度が9~10月ダウンします。
(製造業・出版・印刷)
・印 刷
依然として厳しい状況が続いており、8月は例年よりも材料の高値も手伝って、販売も低下、収益も悪化という状況である。
9月に入っても引き合いは低調で、価格競争は激しさを見せており、採算割れ受注も覚悟の取り引きが多々あるのが現状である。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
1.全体として売上減少傾向である。
2.在庫量は、供給責任上調整がしにくく、増加気味である。
3.販売価格も当然低下を示し、かつ取引条件も資金繰りも悪い方向へ進みつつあり、改善策が必要である。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶 器
盆休み等で稼働日数が少なかったことや、夏枯れにより生産量は減少した。相変わらず下げ止まらない状態で、底が見えない厳しい状況が続いている。
・砂利採取
公共工事が大幅に落ち込むなか、民間の受注も伸び悩み、営業所の閉鎖や従業員のリストラを進めているが、収益減となり資金繰りが悪化している業者が依然みられる。
(製造業・電気機器)
・電子機器
8月度売上は、盆休み分が減少、まずまず良好。
(非製造業・卸売業)
・電設資材
1.建築住宅関連の売上は従来からの基幹商品はダウンしている。県内需要は弱い。リフォーム需要での受注合戦は激化し、業種の垣根はもはやない。
2.夏物商品は気候に左右され、猛暑であったが期間が短く、販売も伸びない。デジタル家電での買い替え需要が出ているが、競争販売により収益圧迫。
3.電線銅ベースが、昨年同様のベースにあるが、円高、円安に左右される。ダウンすれば昨年の販売額が確保出来ない。今後新しい分野を開拓、新しい商品への販売を手掛ける。
4.環境商品への関心で、オール電化(エコ給湯)等が、他業種との競合で価格ダウンが激しく、収益確保できず、販売のダウンにつながる。
5.金融引き締めにより、中小建築及び関連の倒産がでる。
・食料品市場
資金繰りは不変とするが、運転資金の必要性から、組合員に対する融資を準備中。
(非製造業・小売業)
・茶
本年は全国茶品評会が滋賀県で39年ぶりに開かれ、多くの茶商品が入札に(9月26日)。又、11月には生産者大会が甲賀市で開催されます。
少しでも販売のプラスとなれば良いと思います。
(非製造業・商店街)
・彦根市(ショッピングセンター)
①8月度売上高は前年同月比96.8%で昨対を割っている。
曜日合わせ、昨年度の8/2(水)~9/1(金)と本年度の8/1(水)~8/31(金)の実伸びでは97.0%でした。
②100%を超えているのは、子供服、食品スーパー、食料品、フードコートの分類です。
③100%を割っているのは、衣料品(メンズ、レディース)、ファッション雑貨、宝石・着物。
④8月度は、昨年対比100%をクリアーしたのは34店と先月の20店より大幅にアップ48.5%であった。90%を割り込んだのは15店と先月の20店より少ない。個々の店毎では7月より良かった。
⑤8月度の気温、猛暑であり、今月度のスタートで(夏休みに入って)売れるべき時期がお盆の前へ昨年に比べて大きくずれ込んだ。例えば水着とかショートパンツなど。
⑥お盆商戦については、何とか100.6%と前年をクリアーした。特に食料品は105.7%と好調。食品は今年は11日が土曜であり、この日の伸びが大きく貢献した。
・大津市(商店街)
以前にも触れた事項ですが、現在、当商店街エリアにおいて建設中の高層マンションは4件、少し外れた場所には超高層のマンションが1件あります。正にマンションラッシュの様相を呈しております。従って商店街の中では、工事現場と別の工事現場に挟まれて騒音と振動で健康を害し、商売をやめて行く店も出てきております。行政に訴えても大した効果も見られません。居住者が増えても、商店街の個店には売上の増加もなく、潤うのは大型店だけで、昔の商店街の面影は、ひたひたと無くなりつつあるのが現状です。筆者は五年、十年先の商店街の姿を考えざるを得ません。
・テナント(滋賀、京都,福井他)
全店合計: 前年比101.6%、既存店比98.3%に。
客単価: 1,216円、前月71円減。既存店客単価:1,239円で前月65円減に。
客数は前年105.7%になり、既存店では97.4%と前年を割り込んだ。
7月後半からは猛暑酷暑が続き、一部商品は販売拡大したが、すでに夏物商品はバーゲンに入っており、商品単価も、低下傾向にあり、大きく低下した。逆に、秋物の導入があったがこの暑さでは、動きは鈍い。食の安全が言われている中で、中国産の食の不振問題がニュースで取り上げられ、土用のうなぎ商戦など影響が出ている。急遽、国産に切り替えたなどの事例あり。
①. 住居関連は、全体98.8%とほぼ前月より低下。化粧品、家具インテリア、服飾雑貨、生花が前年クリアー、好調に推移。夏物商品とお盆需要が貢献、家電は、猛暑で夏物特にエアコンが底上げ。靴、履物、かばんは低迷。
②. 衣料では、94.8%と苦戦。母店は97.3%と組合よりよい。商品的には、秋物、旅行関連商品やit’s newといった新企画が貢献している。呉服は、昨年倒産した大手呉服店の売上規模には大きく到達していない。紳士服もクールビズ以外、動きがない。母店のような、新企画の導入が必要かも。
③. 食品は、97.0%に終わり、夏休み、お盆商戦としては、不振。生肉、青果は達成。寿司、惣菜が前月に続き100%をクリアーできた。今月もベーカリー、和菓子ケーキ、漬物が低調におわる。客数の低下をカバーしきれていない。飲食は、97.6%と前月よりUP。各業種とも、フードコートでの店舗は好調だが、単独店舗での和、洋、中華、たこ焼きが不振。猛暑なるも、アイスクリームは、87%に終わっている。大手ハンバーガー店の攻勢は、今月も続き、客数は、105.7%に拡大して、数値を達成している。
④. サービス分野は全体で113.8%と拡大。映画238.6%、ボーリングカラオケ104.1%とインドア部門が伸び、その他部門では、理容、カット、リフォームやクリーニングは好調に推移してきている、リラグゼーションが93%と低下傾向、雨後の竹の子のように店舗が出現、競合激化している。
(非製造業・サービス業)
・情報サービス・広告
①:FA(制御系)は依然好調を継続し、19年度下期も好調が続く見込み。20年度前半までは続く見込みとなります。特に、県下の半導体製造企業関係が好調です。
②:県内外製造業より、技術者派遣依頼(業種問わず)が多くなってきている。問合せは多いが、経験者(技術者)が慢性的に不足している為、要員確保のウェートが高くなっている。設備投資の占める費用の中で求人広告費用が、徐々に高くなっている。
③:レセプトの入力業務の時限廃止(電子化)に伴い、入力業務の変革が急務になり入力業界全体が、縮小傾向にある。(年々、入力の業務量低下が顕著に出ている。)
(非製造業・建設業)
・総合工事
公共工事の市場縮小に伴う競争の激化と一般競争入札の拡大に対し、一日も早く総合評価方式が総ての工事について適用されることがなければ、地方の建設業界は壊れてしまうとの危機感を示している。
当月においても野洲市の組合員が破産手続開始となった。
・電気工事
業者により、ばらつきがあるが全体的には横ばいの状況である。
工場等の設備投資は、新設・増設・改修工事が最近も好調であるが、住宅工事については、ハウスメーカーによる新築がほとんどであり、材料・器具等すべて支給品で低価格工事になっている。
しかしながら電気工事業は、あらゆる分野に不可欠であり、それぞれの業者が生き残りをはかるため自社の得意分野に集中し業容確保に努めている。
(非製造業・運輸業)
・運 送
売上高は大手企業の夏期休暇(9日間)により稼働日数が減少し若干少ない。
業界は目立った改善がなく厳しい。
9月には軽油価格の値下りの情報あり。
・倉 庫
7月実績数量 対前年比
入 庫 279千トン 107.1%
出 庫 288千トン 104.6%
月末保管高 547千トン 100.5%
倉庫業界の7月度の入庫数量は、前年同月の7.1%増、前月の6.6%減で279千トンとなり、更に品目別の前年同月の主なものとして、雑品(213%)、飲料(139%)、板ガラス・同製品(135%)が増加。それに対しその他の化学工業品(67%)、その他の日用品(85%)が減少しました。
出庫数量は、前年同月の4.6%増、前月の9.0%増、288千トンとなり、更に品目別の前年同月比でみると、雑品(143%)、その他の窯業品(2,448%)、、板ガラス・同製品(140%)、飲料(123%)が増加。それに対してその他の化学工業品(75%)が減少しました。
月末保管残高数量は、前年同月の0.5%増、前月の1.8%減で547千トンとなり、品目別の前年同月比でみると、雑品(119%)、天然ゴム(176%)、飲料(149%)が増加。それに対して、米(28%)、板ガラス・同製品(88%)、その他の日用品(88%)、合成樹脂(88%)が減少しました。
また、月末保管残高金額は、前年同月の4.0%減、前月の0.6%減となった。
回転率は51.4%で前年同月の2.8ポイントの増となりました。