製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・めん類
新規出店による増加より、廃業による減少の方が多く、厳しい状況である。
彦根地域においては、彦根城400年祭の影響もあり、一部の商店街は活気を帯びているが、それが広がってこない。
・酒
清酒の売上は相変らず悪く、収益も悪化しております。
(製造業・繊維・同製品)
・絹 織 物
10月度の生産量は9,621反で(前年比100.6)で横ばいであったが、操業日数が2日多く、商況が良くなったことではない。
秋の需要期に入り、黒用素材を中心に引合があったが、色用素材に本格的な回復が見られない。生産数減少に歯止めが掛かったかどうかは今後の動きに期待がかかる。
・縫 製
例年に比べると受注数量が伸びてこないように感じる。
・麻織物
昨年に比べ大きな変動はないものの、先を見込んで生産も出来ず、何年も低調が続いているため、企業側も疑心暗鬼、難しい環境下にある。
・綿 織 物
軽布関係(クレープ)は受注が遅れている。帆布関係は生産調整している。その他資材関係は前月と同じ。
今後(クレープ)の受注は12月位になりそう?
(製造業・木材・木製品)
・宗教用具
東京で「第3回彦根仏壇特選会」が開催中です。
今後、年末から春の彼岸にむけ期待が広まります。
(製造業・出版・印刷)
・印 刷
紙、インキ、その他等々の原材料の値上げが続き、低価格競争にも歯止めがかからず、厳しい状況が依然として続いている。業界内に強弱の差がより明確になり、小零細企業にとって将来の不安感が拡大しているし、持ちこたえるのが厳しくなってきた。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
1.全体として景況は良くない方向ではあるが、特定向け薬は例外的に進んでいる。
2.在庫数量がどうしても供給面から過剰気味である。
3.資金繰りも充分でなくなりつつあり懸念される。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶 器
恒例の陶器まつりが開催され多くの来場者で賑わった。しかし、受注状況は依然として好転せず、極めて厳しい状況が続いている。
・砂利採取
最近の脱談合により、競争ではなく、需要がない。極端なところでは、赤字覚悟でも工事を請う。つまり適正な価格でなくても受け入れる、いわゆる採算割れも生じている厳しい環境である。
(製造業・電気機器)
・民生機器
原油価格の上昇により、ガス代、運賃、消耗品等値上りが続いており、売上は上がっているが、採算は厳しくなっている。
・電子機器
前月9月に比べて売上減少。今後も来年2月まで減少傾向の見通し。
(非製造業・卸売業)
・電設資材
1.法令改正で、建築着工件数が激減している。販売への影響は大である。リフォーム需要への攻勢を一段と推進しないと押しつぶされる。
2.デジタル家電も、給料収入の不安感で、買い控えが出ている。販売競争により収益圧迫へ。
3.電線銅ベースが変化なく高値で推移しているが、建築資材も同様で高値で落ち着いている。販売のアップはあるが、競争激化で収益悪し。
4.環境商品への関心でいろいろ施策が打たれるが、施策の活用に条件が多く、活用までに時間がかかる。
5・個人消費が活発になるよう、企業収益と平行して、家計所得も増加する施策がほしい。
6.法令改正、金融引き締めにより、中小建築及び関連の倒産件数が増え、金融不安の波が押し寄せている。
・食料品市場
気温が下がる毎に、鮮魚の取引は徐々に回復の兆しがあるように見受けられる。しかし、大型スーパー等が開店(野洲)することによって小売商への圧力は高まり、市場への買出しが懸念される。
(非製造業・小売業)
・茶
大型店にお客をうばわれ、店頭小売や、小口卸が減少して苦戦しています。
(非製造業・商店街)
・彦根市(ショッピングセンター)
①10月度売上高は前年同月比95.6%で昨対を割っている。曜日を合わせた比較でも96.7%。
②100%を超えているのは、子供服、文化品・日用品、食品スーパー、食料品、フードコート、サービス。
③100%を割っているのは、衣料品(メンズ、レディース)、ファッション雑貨、宝石・着物、。
④10月度は、昨年対比100%をクリアーしたのは31店と、先月より3店少ない。90%台は23店、90%を割り込んだのは17店と先月より2店増加。
⑤飲食、食品などは昨年対比100%を超えている。気温の関係で、紳士、婦人衣料が前半の不振をばん回するまでには至らなかった。
⑥サービスでは、携帯電話2店が230%と大きく伸ばしている。
・大津市(商店街)
厳しく長かった夏の暑さも、今では忘れ去られ、秋から師走への足音が聞こえてきます。
さてこの一年、商店街はどうだったか、人々が大勢街を歩いてくれたのは夏の「夜市」の日だけ、あとは依然として不景気風が個店の暖簾を揺らしていたというのが実感です。
しかしその中、頑張っているのが商店街の「おかみさん会」です。毎月1回発行の「おかみさんだより」は、近隣への手配りと、印刷と折り込みを無償で協力してくれる新聞店もあって、人気も上々、また、敬老の日前後には、「児童絵画展」と称し、地元小学校低学年の児童に祖父母の似顔絵を描いてもらい、それを商店街の店舗毎に展示すれば、児童の父母は必ず商店街に来られ、自分の子供の絵を見てくれるという来街者の増加も見込まれ、実績を挙げております。
派手なイベントも必要ですが、長続きのする地道な事業の努力もまた必要であると思います。
・テナント(滋賀、京都,福井他)
全店合計: 前年比106.7%、既存店比101.4%。
客単価: 1,270円、前月95円増。既存店客単価:1,292円で前月98円増に。
客数は前年103.6%になり、既存店では96.0%と依然前年を割り込んている。
9月の猛暑は、やや回復したものの婦人衣料、紳士、子供とも秋物衣料品に大きな影響を与えている。政情不安や株価下落、そして原油値上げによる価格上昇への心理的不安が、購買意欲を低下させている。具体的に製品への価格UPはまだ見られないが、原材料の重油、加工用油やプラスチック製の装飾物や包装資材などに影響が出ている。
① . 住居関連は、全体101.3%と前月よりUP、100%超に。家電、生花、寝具インテリアが、好調に推移。宝飾も、104.4%と上昇している。主な要因は、プロ野球の阪神(近畿地区)、中日(中部、北陸)での声援セール(別版チラシ)やポイントセール、大幅割引セールが高単価、高付加価値商品の販売を伸ばした。
②. 衣料は、96.7%と回復傾向で、母店よりさらに5%程度良い。婦人ヤング、ジーンズ、カジュアルなど秋物の動きが鈍い。子供、ベビー、紳士服とも同様で、数年来の残暑でそのパイはどんどん細くなっている。呉服分野が、昨年の京都たけうちの倒産以来低迷していたが、店頭での販売は依然きびしいが、前年をオーバーするようになってきた。
③. 食品は、99.9%。精肉、青果、寿司、惣菜、茶コーヒーとも前月に続き100%をクリアー、ベーカリー、鮮魚が低調におわる。飲食は、103.5%と久しぶり前年UP。各業種とも、単独店舗での展開より、フードコートでの展開店舗が好調。単独店舗での洋食、中華、お好みたこ焼きが不振。猛暑なのに、アイスクリーム、飲料は、93%と不振。大手ハンバーガー店は、今月も引き続き数値を達成している。
④. サービス分野は全体で108.8%と拡大。映画227.0%、理容カット、クリーニング、アミューズは好調に推移してきている。リラグゼーションの伸びが、90.8%低下傾向にある。参入障壁は低いので、新規店舗が多数出現、競合激化は激しいものがある
(非製造業・サービス業)
・旅館・ホテル
全域としては余り変化は見受けられないが、湖北、彦根、長浜地域においては、彦根城築城400年祭の諸行事の施行により、全国からの集客が増加して、それが業績に反映されて好況を呈している。
・情報サービス・広告
①:FA(制御系)の好調も19年度下期より、生産台数の低下が発生し徐々に陰りが見え始めてきた模様となります。このまま次年度前半までは、惰性で続く見込みとなります。
②:県内外製造業より、技術者派遣依頼(業種問わず)が多くなってきている。問合せは、多いが経験者(技術者)が慢性的に不足している為、要員確保のウェートが高くなっている。設備投資の占める費用の中で求人広告費用が、徐々に高くなっている。
③:レセプトの入力業務の時限廃止(電子化)に伴い、入力業務の変革が急務になり入力業界全体が、縮小傾向にある。(年々、入力の業務量低下が顕著に出ている。)
(非製造業・建設業)
・総合工事
依然厳しい状況に変化はなく、本年度に入り10月末現在で倒産や廃業(建設業許可が失効したものを含む。)による組合員の減少が25社にも及ぶ。
・土木工事
ダンピング受注が続いている中で、材料、2次製品が高騰している。元請業者・下請業者ともに厳しい状態である。
・電気工事
10月11日・12日神戸ポートピアホテルで、「第24回電気工事業全国大会」が開催され、11日は青年部が中心となり約800名が参加し「社会ニーズに対応し、進化する電気工事業」テーマでのテーブルディスカッション。12日は約2200名が参加し「安心・安全への確立へ」のパネルディスカッションが行われ、今後の電気工事業の進むべき道を考え、電気工事業界の存在意識を高める努力、安心・安全を提供し信頼に応えられる体制づくりが強調された。
業界を取り巻く環境は、原材料の高騰、新築物件の低調と依然として悪化傾向が続いているが、リフォーム・増改築など小規模事業が好調で、何とかやりくりをしている。
(非製造業・運輸業)
・運 送
事業環境には変化なし。軽油価格の大幅な値上りが更に経営を圧迫している。値上り部分の運賃料金の改定を荷主企業に要望しているが、荷主企業も厳しい情勢にあり、なかなか進展しない現状にある。
今後も値上りが続くと予想され、どうすれば良いか迷っている企業が多い。
・倉 庫
9月実績数量 対前年比
入 庫 247千トン 95.8%
出 庫 262千トン 104.5%
月末保管高 509千トン 96.3%
倉庫業界の9月度の入庫数量は、前年同月の4.2%減、前月の1.2%増で247千トンとなり、更に品目別の前年同月の主なものとして、雑品15千トン(205%)、織物製品3千トン(256%)が増加。それに対しその他の化学工業品10千トン(61%)、その他日用品10千トン(62%)、電気機械7千トン(91%)が減少しました。
出庫数量は、前年同月の4.5%増、前月の1.7%減で262千トンとなり、更に品目別の前年同月比でみると、その他の製造工業品7千トン(649%)、合成樹脂4千トン(118%)、雑品3千トン(121%)、飲料3千トン(136%)が増加。それに対してその他の化学工業品8千トン(71%)、その他の日用品7千トン(70%)が減少しました。
月末保管残高数量は、前年同月の3.7%減、前月の2.9%減で509千トンとなり、品目別の前年同月比でみると、雑品11千トン(121%)、天然ゴム10千トン(190%)が増加。それに対して、電気機械10千トン(88%)、米9千トン(30%)、その他日用品5千トン(86%)、合成樹脂5千トン(83%)が減少しました。
また、月末保管残高金額は、前年同月の2.9%減、前月の7.9%減となった。
回転率は49.3%で前年同月の0.8ポイントの増となりました。