製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・醤 油
主原料、原材料・資材、燃料の価格高騰で、経営環境は極めて厳しい。
・酒
清酒の時期を迎えたにもかかわらず、売上げは相変らず好転せず、収益も悪化しております。
(製造業・繊維・同製品)
・絹 織 物
生産量は、9月・10月は前年をオーバーしたが、先の販売の動きは沈滞したままである。業界において浜ちりめんの在庫がなくなり、受注が入るものと期待含みで生産されていたが、実際の商況は悪化しており、末端のクレジット販売が難しくなっている等、良い販売環境にはなっていない。よって11月は7%の減産となった。
・縫 製
前月に引き続き受注数量の伸びが鈍く、売上げが減少傾向にある。
・綿 織 物
軽布(クレープ)取引状況は12月も悪化している。厚織関係は前月度と変化はない。当地区の状況は悪い。
(製造業・木材・木製品)
・宗教用具
年末に向け期待がふくらむが厳しい状況は続いている。11月の東京での展示会の成果が待たれるところである。
・木材・木製品総合
今年6月に施行された改正建築基準法による建築確認申請の複雑化と審査の厳格化により、住宅新設が激減しています。
県内の住宅着工数は昨年同期に対して半減しており、建設資材の取引も大幅に減少しています。
(製造業・出版・印刷)
・印 刷
本来、年末の需要期を迎えているはずが、一向に受注無し、地域格差はもとより企業格差も一層強くなっている。印刷資材の値上りも販売価格には上乗せできず、厳しい状態が続いている。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
1.医療用医薬品、特にジェネリック医薬品も競争激化と、収益構造に特段の努力が必要となった。
2.OTC(薬局で買える一般用医薬品)業界では11月に入ってやっと冬物といわれる風邪、咳、スキンケア商品が動くようになった。
3.何れも一般薬は特売形式による仮需要が多く、来年春までの動きに注目したい。全体として低調裡である。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶 器
土鍋など季節ものに動きが見られるものの、全般的には低調である。油類及びガス価格の高騰で原価率が上昇し、不況に追い討ちをかけている状況である。
・砂利採取
原油高騰による度重なる燃料費の値上げに加えて、骨材市況の激減から販売価格が下がり、非常に厳しい状況が続いており、回復の見通しは困難な状況である。
(製造業・電気機器)
・民生機器
売上高は前年に比べ伸びているが、原油価格の高騰に伴い、製造経費(ガス代、荷造運賃(特に上がっている))の上昇に伴い、収支は厳しくなってきた。
原材料(鉄鋼・銅・アルミ)は、高止まりであるが落ち着いてきた。
・電子機器
前年同月よりは、数量は増加、単価も上昇、金額も増加。しかし、前月よりはダウン。季節的要因として、毎年12月~2月までの冬場は最も少ない。
(非製造業・卸売業)
・電設資材
1.法令改正で、建築着工件数が激減している。販売への影響は大である。
2.建築資材関係の動きが鈍い。関連企業の経営が心配。
3.リフォーム需要への攻勢を一段と推進しないと押しつぶされる。
4.デジタル家電も、給料収入の不安感で、買い控えが出ている。また、販売競争により収益圧迫へ。
5.電線銅ベースが変化なく、高値で推移している。建築資材も高値で落ち着いている。しかし需要と供給のバランスが悪く、競争激化で収益は悪い。
6.環境商品への個人消費者向けの施策がほとんどなく、需要がない。
7.法令改正に業況も良くなく、今までの付けが廻り、中小建築及び関連の倒産件数が増え、金融不安の波が押し寄せている。
・食料品市場
青果・水産とも、気温の低下とともに、取引が持ち直したようにみえる。
正月商戦であるボーダラ、カズノコについては値上げに転じ、12月に入ってからの展開がどうなるか興味あるところである。
(非製造業・小売業)
・茶
年々、お茶の販売形態が変り、急須で飲む人が少なくなり、また贈答品としても減少し、先行き大変心配になってきました。
当社においては、ドリンク原料やインスタント茶の原料を供給し、又、DMの関係から、連日の注文で、パート1名を増員しました。
(非製造業・商店街)
・彦根市(ショッピングセンター)
①11月度売上高は前年同月比99.8%で昨対を割っている。曜日を合わせた比較で99.3%。
②100%を超えているのは、衣料品(メンズ)、子供服、文化品・日用品、宝石・着物、食品スーパー、食料品、フードコート、サービス。
③100%を割っているのは、衣料品(レディース)、ファッション雑貨、飲食・レストラン。
④11月度は、昨年対比100%をクリアーしたのは45店と、先月より11店多く、大幅に良くなっている。90%台は15店、90%を割り込んだのは10店と先月より7店減少した。
⑤レディースは11月23日からの昨対割れ(昨年は11月末に気温が低下)が影響。
⑥11月の売上げに毎年実施の特招会が大きく伸び貢献。
・大津市(商店街)
ここ数年、カード事業の低迷が問題を投げかけております。端末機器の老朽化もありますが、サービスポイントを積極的に打っている店と、打たない店と両極に分かれているのが現状です。
問題はその差であると思います。お客様はよく知っております。
近く、新規の端末機と差換計画も進んでおりますが、加盟店の増加は必須条件です。
零細な個店が、今後益々老齢化する地域において顧客を常連化させるためには、正札の1%程度のサービスは、絶対に欠かせてはいけないことと思っております。
・テナント(滋賀、京都,福井他)
全店合計:前年比102.9%、既存店比97.0%におわる。
客単価:1,327円、前月57円増に。既存店客単価:1,346円で前月54円増に。
客数は前年103.8%になり、既存店では95.9%と依然前年を割り込んでいる。
10月下旬の気温の低下は、婦人衣料、紳士、子供とも冬物衣料品に大きな動きを与えてくれた。野菜が高騰して、生鮮食品が上昇した。しかし、依然として、政情不安や株価下落、そして、原油値上げによる価格上昇への心理的不安が、購買意欲を低下させている。一部の製品について、価格UPが発生してきており、今後さらに、原材料が重油のもの、加工用油やプラスチック製の装飾物や包装資材などに影響が出てきそうである。
①.住居関連は、全体96.9%と前月DOWNに。家電、はきもの、家具インテリアの季節関連が、低迷。化粧品は前月に続き好調だが、ドラック゛は、100%割れに。ファンシー、服飾雑貨は、季節に影響を受けずに推移、生活雑貨は、アジアン雑貨が堅調な数値を確保。宝飾は、前月より低下だが、催事セールで数値確保、100円SHOPも、新製品の投入でほぼ100%に回復へ。
②. 衣料は、94.5%と低下傾向で、母店よりさらに5%程度良い。婦人ヤング、ジーンズ、カジュアルなど冬物の動きが鈍い。子供、ベビーは、104%と拡大したが、紳士服も同様で、低迷している。前月、呉服分野が、昨年の実績をオーバーしたが、今月はさらにきびしい数値となった。ランジェリーは、引き続き高単価品が売れ、前年をオーバーするようになってきた。
③. 食品は、96.1%の数値だが、精肉、青果、寿司、惣菜、茶コーヒーとも前月に続き100%をクリアー、ベーカリー、鮮魚が低調におわる。飲食は、103.5%と好調、引き続き前年UP。青果は野菜高騰で、104%に。ベーカリーが苦戦。飲食は、店舗閉鎖もあり、▲12%に。飲食は、各業種とも、苦戦。大手ハンバーガ店も、98.3%にとどまる。
④. サービス分野は全体で105.1%と拡大。映画300%、AIWAYSなどのヒット作が続く。理容カット、クリーニング、リフォームは好調に推移。リラグゼーションの伸びが、低下傾向にある。カルチャーは、NOVAの影響がででいる。NOVA以外にも、心理的な影響が発生し、よくない傾向がみられる。
(非製造業・サービス業)
・旅館・ホテル
全般として10月は低調であったものが、11月はおおむね持ち直して昨年並みとみている。景況は心情的にはやはり不況感が支配していると思う。雇用条件、資金繰りも良好とは言えない。
・情報サービス・広告
①:FA(制御系)の好調も19年度下期より、生産台数の低下が発生し徐々に陰りが見え始めてきた模様となります。このまま次年度前半までは、惰性で続く見込みとなります。
②:県内外製造業より、技術者派遣依頼(業種問わず)が多くなってきている。問合せは、多いが経験者(技術者)が慢性的に不足している為、要員確保のウェートが高くなっている。設備投資の占める費用の中で求人広告費用が、徐々に高くなっている。
③:レセプトの入力業務の時限廃止(電子化)に伴い、入力業務の変革が急務になり入力業界全体が、縮小傾向にある。(年々、入力の業務量低下が顕著に出ている。)
(非製造業・建設業)
・総合工事
本年6月に改正建築基準法が施行され、この日以降建築確認申請が滞った異常な状態が続き、組合員企業の中で建築を行っている企業においても住宅着工数が減少し、影響が出ているようで、困惑しているようである。
・電気工事
マンション等新築物件が耐震構造2重チェック体制となったため、大幅に減少しており、また、ガソリンの急激な値上がりにより、収益を圧迫している。
滋賀県内住宅新築におけるオール電化率は、50%を越え、特に関西電力(株)彦根・八日市営業所管内では、70%を越える状況であるが、ハウスメーカーが大半を占めている。県下全体では、まだ10%程度であり、リフォームにおけるオール電化推進に活路を求めている状況である。
組合では、先ずは自ら(組合員から)と推進に取り組んでいる。
県下電気需要は、昨年を上回っている状況であり、電気工事業者としても、何らかの恩恵を受けていると考えられる。
(非製造業・運輸業)
・運 送
売上高は微妙に増、軽油の値上りが大幅でどうにもならない。
荷主企業に軽油の値上り分の値上げを要望しても、荷主企業の状況も悪く応じてくれないのが大半(ほとんどに近い)。
ほんの一部であるが改定を検討に入ったところもあるが、結果は出ていない。
・倉 庫
10月実績数量 対前年比
入 庫 270千トン 105.0%
出 庫 257千トン 102.2%
月末保管高 521千トン 97.7%
倉庫業界の10月度の入庫数量は、前年同月の5.0%増、前月の9.1%増で270千トンとなり、更に品目別の前年同月の主なものとして、雑品9千トン(167%)、紙・パルプ8千トン(150%)、飲料6千トン(261%)、織物製品4千トン(324%)、化学繊維織物4千トン(130%)が増加。それに対しその他日用品10千トン(66%)、その他の化学工業品7千トン(69%)が減少しました。
出庫数量は、前年同月の2.2%増、前月の2.0%減で257千トンとなり、更に品目別の前年同月比でみると、雑品10千トン(169%)、電気機械6千トン(109%)、化学繊維織物4千トン(131%)、織物製品4千トン(298%)が増加。それに対してその他の日用品11千トン(59%)、その他の化学工業品9千トン(59%)、が減少しました。
月末保管残高数量は、前年同月の2.3%減、前月の2.4%増で521千トンとなり、品目別の前年同月比でみると、天然ゴム10千トン(191%)、雑品9千トン(119%)、飲料4千トン(253%)が増加。それに対して、電気機械16千トン(83%)、米9千トン(33%)、合成樹脂5千トン(79%)、その他日用品4千トン(89%)が減少しました。
また、月末保管残高金額は、前年同月の6.9%減、前月の2.1%減となった。
回転率は51.2%で前年同月の0.8ポイントの増となりました。。