製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・酒
前年比5%強の売上高減少となった。
(製造業・繊維・同製品)
・絹織物
引き続く原油価格の上昇から、高止まりの様相を呈しており、原価(コスト)に占める割合が高い精錬は赤字の固定化につながっている。組合員の業況は販売を占めるローンの取り組みが大変厳しくなってきており、販売低下の大きな要因のひとつになっている。需要に合った供給体制にほぼなりつつあるとの認識は業界に定着。この原油高を何とかしない限り、高コスト体制は変わらず、今後割合の高い業界・業種は成り立って行かない。
・縫製
受注状況は概ね好調だが、スポット的な要素も多く、長期的な安定受注とは言えない。
・麻織物
閑散期と同じ状況が長く続いており売り上げが減り、原油価格の高騰や環境変化に対応が伴わず厳しさを感じる。
・綿織物
軽布関係は用途開発を行ってきたが、数量面は大きくなく、設備の操業度は悪く、利益の出ないようである。今後も展示会をしてアピールして行く予定。関係機関の指導を願う。
(製造業・出版・印刷)
・印刷
資材関係や用紙等の値上げに伴い、非常に厳しい経営が続いている。大半の企業の収支は悪化していると見られる。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
医療用医薬品は、4月より処方箋記載様式が変更になり、ジェネリック医薬品使用促進が更に進められたこともあり、業績も新記録の方向へ進みつつある。OTC薬(大衆薬)業界では、すでにアレルギー用材(花粉症症候群)、紫外線カット用材等は、最繁忙期は過ぎ夏季向け疲労回復剤等を中心に出荷が進んでいる。しかしながら、忙しい割にはコストダウンにより業績アップには連結していない。
配置薬業界は、効能を期待する商品ではなく、トクホ商品・健康飲料・健康食品の需用に戦々恐々としている。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶器製品
有志グループにて春のイベントが実施され観光客が増加するなど、まちの活性化に向けての雰囲気は良くなりつつあるが、販売増へ結びつくのにはもう少し時間がかかりそうである。そんな中、大手メーカーの整理があり大手・中小ともに景況は極めて厳しい状況が続いている。
・砂利採取
売上高も期初としては、前年の半分にも達していない状況である。今後、夏場にかけての民間工事の受注に期待するしかなく、公共工事はほとんど皆無に近い状態で推移している。
(製造業・電気機器)
・民生機器
売上高は、材料値上がり分を50%転嫁して納入しているための増加であり、数量的には前年並み程度である。
(非製造業・卸売業)
・電気機械器具
工事着工戸数が前年を下回り、業界に勢いが感じられない。 原材料の高騰で動きが鈍く、受注単価に反映が望めるかが疑問である。
住宅着工が大きく望めない中でリフォーム需要推進を強力に進める。
大型デジタル家電の動きが鈍くなってきている。価格ダウンしても需要促進には期待できる見込みが薄い。
地球環境への取り組みを進め、社会に貢献できるビジネスを展開。
不況音が聞こえ、銀行の貸し渋りが始まったように思われる。融資制度の変更で中小建築関連企業の倒産が多くなってきた。 下請け、関連建築電機業界への波及が出る益々厳しい環境となってきた。
防災、防犯設備関係の需要が期待できる知識を高めることにより、提案営業の推進している。
・食料品市場
水産については冷凍ものの強含みであったが、他は入荷の多少はあっても値は保合であった。青果については心配されたハウスもの(燃料高)も順調に入荷している。
(非製造業・小売業)
・茶
新茶が九州方面より出回るが、店頭の小売が年々旬のものに対する販売不振で苦しんでいる状況である。
・彦根市共同店舗
4月度の売上は前年同月対比で93.9%で昨年対比を割った。 100%をクリアしたのは食品1業種だけで105.8%であった。他の業種は全て昨年対比を割った。
4月度は、昨年対比100%をクリアしたのは14店と先月の36店から大幅に減少した。90%を割ったのは34店と大幅に増加した。これは、昨年度に比べて日曜日が1日少ないのと、年間最大のイベントの誕生祭が今年は3月に実施して、4月は実施がなかったことなどが影響した。催事、売り出しの大きな影響を受ける衣料品、ファッション関連、宝石着物などが軒並み不振であった。
4月度のクリーニング店は、3月が寒く4月に移行したため、2店とも100%を超えている。この5月からは毛布などに変わってくる。
・県下一円
全店合計で、前年比100.2%、既存店比98.5%
先月に続いては昨年比をクリアできた。母店の店計は実伸び94.9%に、商品部計は96.7%に終わった。天候不順で春物・初夏物衣料の動きが鈍かったことと、玩具のマルチメディアの本体ソフトの不振が挙げられる。また、通信サービスの携帯電話の不振も挙げられる。
同友店の業種別実績(以下、各前年同月比)
住居関連では、全体97.7%とマイナスであった。書籍・CD・ビデオレンタルは好調だったが、医薬品は96.6%で、DPE・カメラが97.8%の結果であった。先月に続き、ファンシー雑貨などの小物関連が102.8%と好調に推移した。100円ショップは96.6%と先月に続き推移している。
衣料では、データでは98.9%となっているが、特に呉服部門が115.5%と好調であった。ベビー服・子供服・紳士服は不振であったが、ジーンズカジュアルは102.7%と好調であった。ヤング・ミセス・婦人服とも昨年比割れであったが、母の日の3日間に期待している。
サービス関連では、99.7%であった。特にクリーニングが好調で昨年比111.8%と好調であった。4月度は春休み期間で期待したが、映画・アミューズメント関連が不振であった。
食品では、98.3%と先月より伸びを示している。精肉が105.2%、鮮魚・塩干が93.4%、青果・果物が100.6%、惣菜が101.6%、漬物が104.2%、寿司が98.8%であった。その他ベーカリー、お茶も横ばいで全体業績は好調に推移した。
飲食は、95.5%で前月と同じ伸び率で、お好み焼き、たこ焼きは前月に続き好調である。
サービス分野は、注目はガソリンの価格である。4月30日まではガソリン価格は122円程度であったが、5月1日からは160円程度になるため、28~30日はガソリンスタンドは長蛇の列になっている。
(非製造業・商店街)
・大津市商店街
永きに渡って見てきた商店街は、昔と全く姿が変わり、マンションが乱立し今や単なるベッドタウン化してしまった。
住居若年層は、車で遊びをかねて郊外、又は地元の大型店に走り、残りの中高年の一部が、街中の既存零細商店街で細々と買い物をしているのが現状である。街中の個店が果たして儲かっているのか、また食いつぶしてでも辛抱して営業を続けいているのか、真のことは判らないが、いずれにしても物販店は、今後増えることなく確実に減少しつつある。
増えるのは、サービス業と特に駅前地区に偏在する飲食店で、そのような中、商店街としては、街の活性化を図るため、この欄に幾度も記載した種々のイベントを企画実施し、お客が一人でも多く来てもらって、少しでも販促につながる様、懸命の努力をしている。また、商店街エリア内のすべての業種の方に商店街会員として入会を勧めて行き、会員の増強も図っている。
(非製造業・サービス業)
・旅館・ホテル
商圏が主に地域住民にある会員は景気の低迷感が強く閉塞感が支配している。一方、業態規模が大きく、全国区の会員は改革を積極的に進めており、後ろ向きの発想をしている余裕は無いと思われる。いづれも原材料の高騰が大きく収益を押し下げているものと思われる。
・情報サービス
FA(制御)系、半導体製造業全般において、生産台数の出荷調整が発生し徐々に陰りが見え始めてきた模様である。このまま20年度上期(8月頃)までは惰性で続く見込みである。
県内外製造業より、業種を問わず技術者派遣依頼が多くなってきている。問い合わせは多いが、経験者(技術者)が慢性的に不足している為、要因確保のウェイトが高くなってきている。設備投資の占める費用の中で求人広告費用が、徐々に高くなっている。
レセプトの入力業務の時限廃止(電子化)に伴い、入力業務の変革が急務になり入力業界全体が縮小傾向にある。(年々、入力の業務量低下が顕著に出ている。)
(非製造業・建設業)
・土木工事
年度変わりのため、官公庁の発注が無く厳しい状況である。
・総合工事
年度当初でもあり、まだ工事の発注が少ない状況である。今年度も国・県等の公共工事に関する予算が減少しているので、更に厳しさを増すものと思われるが、今後において総合評価方式の導入拡大や公共工事入札契約適正化促進法に基づき予定価格、最低制限価格の事前公表を取りやめ等の改革が確実に実行されることに期待するところである。
・電気工事
原材料の値上がり傾向が依然として続いており、収益状況の悪化に直結している。しかしながら、平成19年1年間に県内における工場立地件数は47件(新規28件、増設19件)と5年連続の増加であり、工場関係での工事量が増加している。特に、新名神高速沿いに分譲中の工業団地がある甲賀地域への13件の立地がある。また、大型量販店の新築工事等で大手電気工事業者の手の届かない「ニッチ市場」での工事量が増加傾向にあるが、各事業所が販路を求め厳しい現状である。
(非製造業・運輸業)
・貨物輸送
売上高は若干減少傾向にあるが、ほぼ横ばい状況である。軽油価格とこの対策等に振り回されており、価格は一部値上げ傾向にある。
・倉庫
3月度 前年度比 前年度比
入庫数量 283千トン 106.9% 105.3%
出庫数量 292千トン 105.9% 110.1%
月末保管高 530千トン 101.6% 98.4%
倉庫業界の3月度の入庫数量は、前年同月の6.9%増、前月の5.3%増となった。 電気機械……112% ガラス・同製品…184% 雑品…151% その他窯業品…3% 紙・パルプ………86%
出庫数量は、前年同月の5.9%減、前月の10.1%増となった。 板ガラス・同製品…184% 雑品……151% 電気機械…107% その他日用品………80% 紙・パルプ…86%
月末保管残高は、前年同月の1.6%増、前月の1.6%減となった。板ガラス・同製品…152% 天然ゴム………165% 紙・パルプ…126% その他日用品………112% その他の科学工業品…84% 電気機械……93% その他窯業品………32% 化学繊維織物……87% 月末保管残高金額は、前年同月の8.6%減、前月の同率で1,185億円となった。また回転率は53.8%で前年同月の2.5ポイントのアップとなった。