製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・酒
平均5%の売上高減少であった。
(製造業・繊維・同製品)
・絹織物
6月に続き、11月にも組合共同作業である精錬、検査作業の値上げが20%あり、原価上昇となって先に製品価格への転嫁をお願いするも、反応は悪く、季節的に繁忙期ではあるが静かな流れとなっている。
・縫製
収益状況は低迷を続けているが、それに加え更に厳しい取引条件を提示される企業が増えた。
資金繰り難は継続し、雇用人員の調整も視野に入れた経営戦略が避けられない状況になりつつある。
・麻織物
いつものことながら生産売上は前月、前年同月と比べて減少しており、そこに世界の金融情勢が加わり、製品の動きが低下している。今後の回復は難しい。
・綿織物
資材関係は受注量15~25%ダウンしている。
軽布関係は来シーズンの受注量は前年度と変わらない程度になった。
今後、資材は12月~3月まで減少するように思われる。
(製造業・出版・印刷)
・印刷
当業種だけではないこの不景気の状況ではあるが、当業界もますます厳しい状況で倒産に陥る会社も出ている。例年なら年末ということで、広告関係の発注も他の月よりも増えるのだが、チラシ関係も大手の小売業ばかりで、我々が受注する商店街等は、どこも厳しく、一時の値上げの時より、価格は落ち着いたものの、収益に影響するほどでもなく、販売価格から比べるとやはり厳しいままである。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
流行性感冒が流行していないためか、年末に向けてOTC(医師の処方せんがなくても、薬局・薬店で購入できる一般用医薬品)市場はもうひとつである。
売上はやや減少ではあるが大きな落ち込みはない。
OEM(他社ブランドの製品を製造する企業)の受注は、増加傾向である。
医療用医薬品業界は、順調に推移している。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶器製品
極めて厳しい状況が続いている中、産地内の製造販売業者1社が民事再生手続きに入り、取引先メーカーへの影響が懸念されている。
製品の動きも悪い中、世界経済の悪化が伝えられるなど、低迷している状況下にあってさらに底割れのする景況が予想され、産業として成り立つことが困難となってきている。
・砂利採取
景気の低迷と需要の減少に加え、骨材市場の激減から販売価格が下がってきており、製品原価の上昇のわりには、販売価格の低下により経営が困難となり、引き続き市況の立て直し対策をはじめ、問題が山積している。
また、骨材のもととなる砂利資源の確保等は、自然環境保全の観点から経営環境は益々困難な状況にある。
(製造業・鉄鋼・金属)
・機械部分品
業界としては、水道用・船用・産業用・その他と分かれており、平均での報告をしているが、ここ2ヶ月間で大きく業況も含め、各要因の変化を感じている。前年比較においてでの状況としては、原材料の価格に見合う適正価格と言えず、収益状況は依然厳しい。また、先行きへの不安が特に出てきたようである。
(製造業・電気機器)
・民生機器
建築、自動車関連の落ち込みが大きく、賞与支給率を落とす、無くす等、労務費の切り下げの対応をしているが、収支は厳しい状況にある。
ただ、親会社が三洋電機㈱の会社は、洗濯機のクレームや処理対応のため、一時的に受注が増加し残業、二交代制で対応している。しかし、滋賀工場の移転に伴い、納入先が栃木県に変わった製品もあり、輸送費等が増加している。
(非製造業・卸売業)
・電気機械器具
建築関連の着工が大幅ダウンで、関連資材の動きが鈍化。
原材料の価格が不安定、受注減で経営を圧迫している。
唯一伸びているオール電化商品は、異業種参入により、価格ダウン。
地上デジタル対応の需要が鈍化、小物商品が伸びているが、売上ダウン。
工場関係に不透明感が出て、環境設備投資への意欲が不透明。
大小建設関連の倒産情報が多くなり、下請け業者の資金繰りが圧迫され風当たりが強くなってきた。年末から年明けは要注意。
防災、防犯設備関係の需要が期待できるので知識を高め提案営業の推進。
・食料品市場
青果、水産関係とも販売量は減少している。特に、月末に大型ショッピングモールが相次いで開店したが今後の影響が心配である。
今後正月商材の販売が活気付くことを期待するものである。
(非製造業・小売業)
・彦根市共同店舗
11月度売上高は前年同月対比で98.0%で昨年対比を割った。
昨年度の曜日合わせでは、土曜日と日曜日が各1回多く実際の伸び率は93.6%である。 昨年対比100%をクリアしたのは(衣料品レディース)(宝石・着物)(食料品スーパー)(食料品)(飲食レストラン)(サービス)の6業種である。 100%を割っているのは、(衣料品メンズ)(ファッション雑貨)(文化品・日用品)(衣料品子供服)(飲食フードコート)の5業種である。
11月度は、昨年対比100%をクリアしたのは22店と、先月の21店とほとんど変わらない。
90%台は32店で先月より12店多い。90%を割り込んだのは13店と先月の24店より大幅に減少した。やはり、土日が1日づつ多かったことで数字は良くなっている。
12月度は11月度の逆でそれぞれ1日少なく、逆の結果が考えられる。
ただ、年末商戦が12月27日、28日が土日であり、大きなポイントである。
・県下一円
昨年度対比 全店合計売上…94.8%(既存店比較 94.2%)
昨年同月比を大きく下回った。
生活・住居関連全体…90.6%(以下、各前年同月比)
メガネ…86.2% 書籍・CD…91.9% 100円ショップ…94.7%
宝石貴金属の業種は70.0%という結果であった。
衣料品全体では87.5%であった。 ベビー用品・子供服…87.2% 呉服・和装品…90.6%
ファミリーカジュアル…84.9%
残暑が厳しく秋物商品の動きが遅い状況である。 食品は、全体で94.7%であった。
精肉…101.1% 惣菜…105.8% ベーカリー…88.5%
飲食については、全体で99.3%となった。
ファーストフードは99.3%で、客数は97.7%で昨年割れをしている。
サービス分野全体では90.4%であった。 理容・カット…108.3% エステ・ネイル…192.3%
リラクゼーション…110.9% クリーニング…97.8% 映画…76.0%
映画は10月は122.5%であったが、11月は不振であった。
モノからサービス業種への伸び率が継続して移行している。
(非製造業・商店街)
・大津市
近隣マンションには若年層の住人が多いが、郊外型のショッピングセンターを利用されているのが大半のようである。
そこで近くの3商店街とまちづくり会社とタイアップしてマンションにポスティングしアンケートを実施することにした。3商店街の歳末売り出しのチラシを同封してとりあえず来て頂きどんなイメージかを把握するのが狙いである。
これによって便利で快適な商店街にしていきたいと思う。
(非製造業・サービス業)
・旅館・ホテル
やはり仕入れ材料及び人件費の高騰が収益悪化を招いている。地域内に大型量販店が3店も開業したので、パート・アルバイトの雇用条件が厳しくなり、それが人材確保に少なからず影響している。12月から来年にかけて景況がどのように変化していくか、想定しづらく、成り行き任せの感がある。
・情報サービス
1:FA(制御)系、生産出荷台数の低下(受注キャンセルが増加)が発生し先の見通しに陰りが見え始めてきた模様である。「半導体製造業全般」
2:県内外製造業(半導体製造業以外)より、技術者派遣依頼(開発系技術者)が以前に比べると少なくなってきている。
引き合い(問合せ)はあるが、開発経験者(技術者)上級者限定で、経験豊富な技術者が慢性的に不足しているため、要員確保が困難になっている。
3:レセプトの入力業務の時限廃止(電子化)に伴い、入力業務の変革が急務になり入力業界全体が、縮小傾向にある。
(年々、入力の業務量低下が顕著に出ている。)
4:原油高騰や景気の先行き不透明による金融業界低迷が顕著に出てきており、製造業での生産調整等による業績悪化のあおりを受けて、情報部門への予算削減が起こり新規案件が徐々に少なくなったり、既存業務の人員配置の見直し等が始まりだした。(人員削減等)
(非製造業・建設業)
・総合工事
依然厳しい状況が続いている。先月に引き続き組合員の倒産が1社でた。最近において、予算概算要求基準(シーリング)の公共事業関係費3%削減の見直しを求める動きが自民党内で出てきているようであるが、公共事業費の拡大は勿論のこと、受注者の持続的経営が可能となる入札制度の構築が、迅速に行われなければ企業にとっては死活問題である。
・電気工事
県内企業倒産件数は、8月は16件で負債額10億、9月は14件で28億、10月は23件で27億と増加しており経済環境の悪化、先行きますます厳しい現状である。
電気工事業においても、工場新設や住宅新設等減少傾向であるが、工場メンテナンスにおいては需要増加が見込まれる。(不況時は、設備新設や増設が見送られるが反面メンテナンス業務は増加する。)
日本電球工業会によれば、上期電球形蛍光灯が前年比147%の驚異的な伸びを示しているが、省エネ環境のフォローの風が吹いている反面いわゆる蛍光灯、直管環形は94%と厳しい状況にある。
(非製造業・運輸業)
・貨物運送
軽油価格は10日単位で値下がりが続いており、燃費の改善は図れたものの、輸送量の減少が全業種におよび、売上高は低下をたどっている。
収益減が運転資金へも影響してきていることや、経済の混乱状態に不安が大きく先が見えないなど、どうなるのかと言う声が多い。
・倉庫
10月度 前年度比 前月度比
入庫数量 351千トン 130.2% 110.9%
出庫数量 323千トン 125.6% 110.0%
月末保管高 607千トン 116.6% 104.8%
倉庫業界の10月度の入庫数量は、前年同月の30.2%増、前月の10.9%増となった。 電気機械…157% 雑品…127% 金属製品…240%
非金属鉱物…1,600% 板ガラス・同製品…153%
出庫数量は、前年同月の25.6%増、前月の10.0%増となった。 電気機械…152% 非金属鉱物…1,005% その他の日用品…141%
板ガラス・同製品…138% 雑品…119%
月末保管残高は、前年同月の16.6%増、前月の4.8%増となった。 非金属鉱物…286% 板ガラス・同製品…118% 天然ゴム…162% 紙・パルプ…128% その他日用品…153% 電気機械…106%
電気機械…106% 月末保管残高金額は、前年同月の24.5%減、前月の2.6%増であった。