製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・酒
不況の中、12月の歳暮、贈答に期待したが期待はずれで売上げは前年より悪かった。
(製造業・繊維・同製品)
・絹織物
低迷して長いが、世の中の昨年末からの不況でのあおりが約定に影響し、慎重姿勢に変わり商況は下降している。
・縫製
加工を主とした企業が多いため、発注元であるメーカーの動向が、業績を左右する傾向が強くなった。
今後、生産調整の頻度も増えてくるように思われる。
・綿織物
軽布関係は1~3月は前年月と同じである。資材関係は1~3月は20%~30%の受注減で、4月以降は軽布関係も生産・受注量は減少すると思われる。
(製造業・木材・木製品)
・宗教用具
景気の好不況にあまり影響を受ける業界ではなかったが、後期高齢者保険やリーマンショック以降かなり厳しい悪化に見舞われている。
(製造業・出版・印刷)
・印刷
組合員も非組合員の会社も含め、この業界全体が厳しい状況にあると思われる。社会全体が不景気であるため、経費削減でチラシや販促の印刷物もしぼっている、または、中止している会社もあるようである。例年は、年末年始のチラシや売り出しシーズン用の注文も、この時期だけはあるという感じであるが、今年は、年末のあわただしさはあるものの、毎年とは違う先行き不安な年末であった。同業者でも倒産・廃業に追い込まれるところもあり、社会全体の不安をあおる嫌な空気が業界全体にあると思われる。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
OTC医薬品(医師の処方せんがなくても、薬局・薬店で購入できる一般用医薬品)では流行性感冒が流行していないためか売上が減少し在庫が増加している。
医療用医薬品業界は、順調に推移している。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶器製品
従来より動きの悪い状態が続いていたが、世界的な景気の後退もあり、ますます消費が落ち込むことが予想されており、産地としての先行きが心配な状況になっている。
・砂利採取
骨材である砂の出荷量は対前年比やや持ち直したものの、砂利は多種骨材との競合により引き続き低迷している。周辺地域における建設投資が低調であることに加え、引き続き大型公共工事の計画がないことから、今後の見通しはかなり厳しい状況にある。
(製造業・鉄鋼・金属)
・機械部分品
ここにきて自動車産業を始めとした一般産業界の設備投資の見直しのあおりを受け、売上高減少及び収益悪化の状況である。また、急激な原材料価格変動により、調達時期との価格調整を含め取引条件に厳しい交渉が必要となっている。
(製造業・電気機器)
・民生機器
全体的には、昨年と比べ15~20%の売上減少となっている。
事情により、増加している企業もあるが、大口取引先からの受注が無くなる等厳しい状況である。
(非製造業・卸売業)
・電気機械器具
建築関連資材の動きが鈍化、前年の確保が厳しい。
受注減による経営収支の見直しが必要。
エコ、オール電化商品は買い控えで鈍化、受注競争で低価格推移。
地上デジタル対応の需要が極端な買い控えと価格競争で、売上ダウン。
工場関係に不透明感が出て、環境設備投資への意欲がゼロに近い。
大小建設関連の倒産情報が多くなり、中小企業の連鎖倒産を警戒する。
政府の金融対策が出されるが、末端まで届くには時間を要するのではないか。
非情な事件が多く発生しており防災、防犯関係の需要を期待、知識を高め提案営業の推進。
・食料品市場
不況の中にあるが、中~後半には水産・青果とも正月商材の取引で活気付いた。
特に止め市(12月30日)には、一般消費者の来場もあり、通常より時間延長され賑わった。この賑わいが続くことを期待するものである。
(非製造業・小売業)
・茶
贈答品が減少している。
・彦根市共同店舗
12月度売上高は前年同月対比で87.1%で昨年対比を割った。 昨年対比100%をクリアしたのは衣料品(食料品・スーパー)の1業種だけであった。(以下、各前年同月比)
100%を割っているのは、他の業種全てである。90%以上は衣料品レディース、フードコートの業種のみである。
子供服、文化品・日用品、レストラン、サービスが大きく低迷した。
12月度は昨年対比100%をクリアしたのは、8店で先月の30店より22店減少した。90%以上は22店で先月と同じだが、90%を割り込んだのは36店と先月の17店より19店増加した。
全体の客数は92.3%、客単価は94.3%で、客数、客単価ともに大きくダウンした。
(非製造業・商店街)
・大津市商店街
低迷している商店街ではあるが、日ごろのお客様への感謝の気持ちをこめて商店街独自で歳末の感謝セールを行った。商店街で買い物をされたお客様に応募券を進呈し、当選されたお客様は当選はがきを持って事務所に商品を取りに来てもらうというイベントである。今年で、3年目になるが、「初めて当たった」とか「おおきに」などの言葉を頂き、目的は達成できたのではないかと思う。小さなイベントではあるが「継続は力なり」。続けていくことが大事だと感じる。
(非製造業・サービス業)
・旅館・ホテル
政治の混乱、物価上昇、金融不安、雇用情勢悪化、そして社会全般の閉塞感など、全ての面で企業、商売とりわけ・観光・レジャー業にはとんでもない時期が到来したようである。年末は何とか過ごせたが、来春以降どのようになっていくか予測がつかない感がする。一過性でないのが心配である。
・情報・サービス
1:FA(制御)系、生産出荷台数の低下(受注キャンセルが増加)が発生し先の見通しに陰りが見え始めてきた模様である。「半導体製造業全般」
2:県内外製造業(半導体製造業以外)より、技術者派遣依頼(開発系技術者)が以前に比べると少なくなってきている。引き合い(問合せ)はあるが開発経験者(技術者)上級者限定で、経験豊富な技術者が慢性的に不足している為、要員確保が困難になっている。
3:レセプトの入力業務の時限廃止(電子化)に伴い、入力業務の変革が急務になり入力業界全体が、縮小傾向にある。
(年々、入力の業務量低下が顕著に出ている。)
4:景気の先行き不透明による金融業界低迷や製造業での生産調整等による業績悪化のあおりを受けて、情報部門への予算削減が起こり新規案件が少なくなったり、既存業務の人員配置の見直し等が始まりだした。(人員削減等)
(非製造業・建設業)
・総合工事
中小企業庁が公表した10月-12月期の中小企業景況調査で、建設業の景況感がバブル経済崩壊以降、最悪となり、益々厳しさを増している状況の中、組合員企業の年末の資金繰りにおいて、本組合が実施している下請セーフティネット債務保証事業(公共工事の債権譲渡による資金の貸付)の大幅な利用増加を見込んでいたが、発注者の工事検査と支払の迅速化や中小企業庁関係の緊急融資等の対策の効果もあったのか、数件の利用に留まり、年末の資金需要期を何とか乗り切ることができたのであろうと推測する。
・電気工事
秋以降の急激な悪化で、全産業が暗い年末年始を迎えた。
先行き暗い観測ばかりではあるが、太陽光発電システムの補助金が来年から再開される。以前は1KWあたり2万円だったものが7万円にふくらんでの復活だけにこれに寄せる期待は大きい。また、住まいに関するお金意識調査によると2千万円~4千万円台での新築注文受託、5百万円以下での目的を絞ったリフォームを求める施主が多く、環境へのこだわりからオール電化への意識が関心から定着へと変わりつつあり、防犯システムとともに顧客ニーズを掴んだ提案型営業の度合いを高めて下請け体質の脱却が急務である。
(非製造業・運輸業)
・貨物運送
軽油価格は前月に引き続き値下げが進んでいるが、製造業の生産調整が発生し稼働日の減少が起こり、売上高が大幅に低下し、一層厳しさを増している。
燃料等の値下げにより売上高の減少が大きく、死活問題に発展している現状にある。
・倉庫
11月度 前年度比 前月度比
入庫数量 310千トン 115.7% 88.4%
出庫数量 292千トン 114.9% 90.3%
月末保管高 626千トン 116.9% 103.1%
倉庫業界の11月度の入庫数量は、前年同月の15.7%増、前月の11.6%減となった。 電気機械…131% 雑品…65%
非金属鉱物…939% 板ガラス・同製品…165%
出庫数量は、前年同月の25.6%増、前月の9.7%減となった。 電気機械…150% 非金属鉱物…1,104% その他の日用品…129%
化学繊維織物…74% 雑品…74%
月末保管残高は、前年同月の16.9%増、前月の3.1%増となった。 非金属鉱物…289% 板ガラス・同製品…128% 天然ゴム…168% 紙・パルプ…128% その他日用品…139% 金属機械…287% その他の化学工業品…112% 月末保管残高金額は、前年同月の20.3%減、前月の5.7%増であった。