製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・菓 子
特に変化は無し。
(製造業・繊維・同製品)
・絹 織 物
依然として厳しい状況で、加工数量も前年比77%で大幅な減少となっている。黒用素材は価格的に厳しい状態である。採算状況は原料が円高になって若干安くなったものの、小ロット体制でコストが掛かり、採算的には厳しい状況である。
・麻関連繊維工業
盆休暇で稼働日数も少なく、全般的に落ち込んでいる。
テキスタイル部門では閑散期に入りつつあり、サンプル作りは忙しいが、商売には繋がりにくい。
染色整理においても例年通りこの時期は落ち込みが大きい。
肩パットにおいても大差なく、同様の状態で推移している。
・麻 織 物
前月同様変化は無し。民間需要は底入れの動きが見られるとの発表はあるが、内需が伸びない現状では当産地は模索状態が続く。
・綿 織 物
厚織りは微減横ばいで悪い状態が続いている。
軽布(クレープ)は暑い夏で例年なら状況は良いはずなのに一向に来期の話が出てこない。昨年より半月から1ヶ月近く遅れている。在庫が増加するばかりで資金繰りが苦しくて操業時間短縮に追い込まれている。
(製造業・木材・木製品)
・仏壇仏具
8月上旬の地域行事(万灯流し)へ積極的に協力。協賛金並びに灯籠の購入等組合員に依頼。
景況は依然として厳しいまま推移。
・木材木製品総合
厳しい状況は依然として続き、木材産業としては相当な打撃を受けている状態である。
木材価額は弱保合で推移しているが、特にスギについては下落の状態であり、スギ材の流通は鈍い。構造材については荷動きが悪い。
今後は、木の良さを明確にエンドユーザーにPRすると共に、木材企業の体制と営業戦略を確立する指導を必要とする。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
設備操業度が上昇し雇用人数も増加傾向であるが、価格競争により収益率が下がり、結果として生産は増加しても利益につながらないのが現状である。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶 器
8月はお盆休みもあって営業日数が少ないこともあるが、今年は例年になく売上が伸び悩み、信楽焼産地として益々厳しい状況に入りつつある。また、消費地の卸問屋の状況も悪く、廃業に陥っている業者も出てきているようであり、産地卸組合傘下の組合員にとっても見通しが本当に読めない状況といえる。
相変わらずの個人消費停滞とデフレによる価格低下、特に信楽焼ヒット商品の外国での商品デザイン盗用の発生等スピードを上げて、ビジネス環境は悪化を辿ってきているように思える。
現在信楽ではこのような状況に対処するため、振興協議会を中心として、昨年より「信楽ブランド」の見直し作業に入り、本年10月には信楽の秋「土祭り」期間に商品開発の一環として「信楽新総合展」の開催・11月初旬には信楽についてのシンポジュウムの開催、ロゴ全国募集、来年2月の東京銀座展の実施を計画し、信楽振興の施策を講じる予定であり、今後に期待をしているところである。
(製造業・電気機器)
・民生用電気機械器具
洗濯機用部品の受注が増加する見込みと前月連絡したが、少し受注時期が遅れる様子である。
本年度は8月~9月が最近の底(受注)になる見込みである。10月頃より再度上昇が始まる見込み。
(製造業・輸送用機器)
・自動車部品
9月度の生産数は生産性を上げ8月度より15%程度増加する計画。
増産により収益状況も好転している。
(非製造業・卸売業)
・電設資材
前月との市況動向について大きな変化は無し。
・食料品市場
食肉の問題が大きくクローズアップされ、また夏場のこともあって、食品取扱い業者にしてみれば大きな試練である。
(非製造業・小売業)
・石 油
販売価格はようやく昨年同月の価格に並ぶが、依然として水面下で過当競争が温存されており、いつ何時価格低下(安売り)が起こるか不明の業界である。
本年4月以降も販売業界より脱会者が増加傾向にある。理由としては、収益を伴わない経営内容で将来見込みがないとの判断によるもの。
・家庭用電気器具
夏商戦も終了し、いよいよ秋商戦に入った。各メーカーともIH(電熱)クッキングヒーター(200V出力)及びPDP(プラズマディスプレイパネル)への取組みに力を入れる様であるが、白物家電がここに来て回復しつつある。我々地域電器店としては、IH、PDPを軸にいかにお客様との接点を持つかが重要である。
最近、経済産業省は各地域の電器店へリサイクル券の発行状況の確認を行っているようであり、その際特に指定回収所印の有無が(リサイクル券発行番号通りか)チェックされているようである。各店においてはリサイクル券の整理をキチンと行うことが必要だと思われる。
(非製造業・商店街)
・堅 田
8月は大半の店舗で前年売上げをクリアすることができ、まずまずの状況であった。特に生鮮を中心とした食料品が比較的好調に推移したが、最近近隣に強力な競合店が出現した洋生菓子店の売上げは依然として厳しいものがある。
昨年の狂牛病騒ぎ以来低迷していた精肉店の売上げは、当月でようやく持ち直した感がある。
・彦 根
廃業が2軒あった。
・長 浜
前月と同様の傾向が続いている。お盆の需要については食品を中心にまずまずの動きがあったが、その他の部門は大変厳しい。
・テナント(滋賀、京都,福井他)
(1) 全店合計では、前年比103.8%、既存店比較では、97.1%(1店舗閉鎖、1店増)(前月より102%改善傾向)。客数は横ばい100%確保だが、客単価は99.4%と低下している。
(2) 住居関連、サービス分野では、靴履物、ファッションが低調である。物販では生活雑貨手芸部門が好調であとは苦しい。片やサービス分野は理美容、健康マッサージやカルチャースクール(英語教室、音楽教室、進学塾など)はいずれも2桁以上の伸び。
(3) 衣料ではジーンズカジュアル、ファミリーカジュアルが好調、ヤングレディースは秋物が動き好調であるが、ミセスレディース、メンズはまだ秋物が活発に動いていない。
(4) 食品は、鮮魚が前年比100%以上に回復、精肉、青果は暑さ疲れのせいか前月比ダウン。和惣菜は前年割れの一方で、洋惣菜は107%と依然高い伸びを示している。
(5) 夏休みの関連か、ファーストフード(マクドナルドのハンバーガー59円)が高い伸び、その他ファミリーレストラン、うどんやラーメンも好調。
(非製造業・サービス業)
・旅館・ホテル
今年の夏は例年と比べて暑い日が続いたため、琵琶湖への観光客も増え、入込客は増えたが、旅館業界にも低価格化の影響で単価は低下気味である。
・情報サービス・広告
(1) 8月は例年動きの少ない月であり、今年も例外ではなく低調なまま推移した。
(2) FA分野(設備投資に関わるソフト)にまつわる需要は(隙間分野とはいえ)好調な動きもある。
(3) 上期の見通しは予算比で80%くらいである。
(非製造業・運輸業)
・運 送
休日が多く、稼働日数が低下し売上高の大幅な減少が残りそうである。依然として業界の景気が深刻化する中で、スピードリミッターの取り付け、DPF(ディーゼル車排出ガス対策装置)の装着、「自動車NOx(窒素酸化物)、PM(粒子状物質)法」の成立といったことによる車両の入れ替え等の問題で、不安が積っている。
・倉 庫
入 庫 前年比106.7%
出 庫 前年比112.7%
保 管 前年比 90.9%
・6月に続き電気機械の動きがあり、回転率も100%で推移した。入庫量も25%の増加となったのは、高温が続き売れ行きが良かったからだと思われる。
・板ガラス、窯業品は保管残高も大幅な減少傾向である。
・化学工業品の動きが好調に推移した。
全体的に保管残高は減少し、1平方メートルあたり0.9トンまで減少している。