製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・滋賀県菓子工業組合
生活様式の変化や冠婚葬祭の簡素化で特に和菓子店は売上減を来たしている。業界のPR不足も考えられるが根本的な対策を考える必要がある。
(製造業・繊維・同製品)
・浜縮緬工業協同組合
依然として低迷しており、組合加工数量も前年対比81%となり大幅な減産となり、厳しい状況となった。今後も不透明であり、心配している。
・湖東繊維工業協同組合
全体的に短納期・小ロットで厳しい状況である。テキスタイル関連においては、トレンド的な面で麻の動きが良く需要が増加傾向にある。インテリア・寝装・染色整理関連では、短納期・小ロット取引がなお一層厳しく、繁忙である。新規顧客の獲得や従来先においても市場経済が不安定なため、多岐にわたる情報収集も大切である。
・滋賀県麻織物工業協同組合
夏物需要期の生産は終わったので次の見本作りの検討に入っている。
・高島織物工業協同組合
早く桜が咲いた事に表れている様に夏物にとってはいい条件で、例年なら4月中頃で終了してくる注文が、追加が少し入ってきて在庫がかなり少なくなった。厚物は単価数量共に厳しい状態が続いている。
(製造業・木材・木製品)
・土山木材事業協同組合
4月末をもって後継者問題を理由に組合員が1名脱退。
・彦根仏壇事業協同組合
特に大きい変化はなく厳しい状況で推移している
・滋賀県木材協同組合連合会
木材業界の現状は前月と変化はなく、依然として低調である。春普請の時期であり、建築着工に期待をしているが、見通しは悪い。4月5日を皮切りに、びわこ放送テレビを通じて、毎週金曜日午後9時55分より4分間、テレビコマーシャルを放映している、この普及活動の成果を期待している。
(製造業・化学ゴム)
・滋賀県製薬工業協同組合
景況状態は殆ど変化していない。単月別では前月分の積み残しが今月に廻っただけという感じが強い。操業度は組合員の保有生産設備に対して連休前はいつもそうだが注文が多い、従って注文が多くなり操業度が上がるが本需要とイコールではない。不況報告をして久しいが、一向に好転の兆しが見えてこない。今国会に提出されている薬事法の改正がどのように地場薬業に影響を与えるか、期待と不安を持ち対応したい
(製造業・窯業・土石製品)
・信楽陶器工業協同組合
観光シーズンを迎え、春の陶器即売会を実施する予定でいたが、信楽町の「水問題」事件が起こったため、中止をせざるを得ないことになり、販売強化が出来ず大変であった。全体として、明るさが依然見えず低調である。しかしながら、植木鉢関係は花のシーズンで少し良いとの見方が出来、その他は5月始めの連休の観光客来所に期待をかけている所である。食器メーカーは町外への販売強化のため、商品開発提案のための試作作りが多くなっているようではあるが、多品種小ロットの受注は相変わらず変わらない。
(製造業・鉄鋼・金属)
・滋賀バルブ協同組合
4月度に入り公共向け水道用バルブが大幅に需要減。例年ベースよりも見通しは良くない状況にある。
(製造業・電気機器)
・湖北電子工業協同組合
前月比若干の増加を認めるが、はっきりとした原因が掴めていない。何はともあれ、受注増加は有り難い。ゴールデンウィークの10日間の休日を7日間に変更して対応している。
(非製造業・卸売業)
・滋賀電設資材卸業協同組合
前月と景況は変化無し。
・大津卸売市場事業協同組合
4月上旬に青果関係の組合員が閉店した。資金繰りの悪化のためと思われる。
(非製造業・小売業)
・滋賀県石油協同組合
石油販売業界は原油価格の変動により、変化が起こりうる業界であり、年間を通じて一定した価格維持は到底困難である。その反面、過当競争が生まれる体質でもある。
・滋賀県電器商業組合
先月と同様、PDP(プラズマディスプレイパネル)及びHDTV(高精細度テレビ)の売り上げ増において各デジタル関連商品も好調である。その中で記録媒体としてのHD(ハードディスク)内蔵タイプやDVD(デジタル多様化ディスク)録画機器に注目及び反響が多い。その他として、久しぶりに白物家電の中で洗濯機、特に乾燥機能付全自動洗濯機に対するユーザーの関心度が高まりつつある。
(非製造業・商店街)
・堅田駅前専門店協同組合
4月の前年比はこの1年でも最も悪い伸び率(下げ率)となった。この要因としては①昨年は核店舗の改装に伴う「売りつくしセール」「オープニングセール」があり、これらのセールが売上に寄与したが、今年はセールの目玉がなかった、②4月は気温が高かったため、衣料品で春物が売れなかった等によるものと考えられる。これらの要因の他にも、消費者の財布の紐は一層固くなったかに思われる。
・協同組合長浜商業開発
3月と比べても4月の状況は悪化しているように思われる。特に衣料品、買い回り品が低調となった。不況による買い控え、価格の低下、又気候も後半逆に寒くなるなど良い材料が少なかった。
・協同組合平和堂同友店会
(1) 衣料品の動きは前月に引き続き好調である。衣料品のなかでは、子供ベビーと婦人服(ヤング、ミセスとも)が好調で、紳士服は15%程度ダウンしている。紳士関連の単価は、前月より改善の兆しはあるが、前年比では81%と大幅低下。呉服和装は積極的な催事企画もあるが、10%程度の伸び。リサイクルも額は小さいが、各分野で伸びてきている。家電は昨年のリサイクル法施行後のダウンの反動で大幅UP。
(2) 食品の中では、相変わらず惣菜の動きが非常に良い。特に、洋惣菜分野の伸びが30%以上の伸びで、単価も180%といった状況。デパート地下食品売場の好調で、地方の私たちの店舗でも新しい取り組みをするとお客様の受けは非常に良い。精肉も、前月よりは15%程度の改善で、ほぼ前年100%の水準に回復してきている。
(非製造業・サービス業)
・滋賀県自動車整備商工組合
最近の業界の状況は、平成13年度の新車販売台数は前年度対比で登録車が3.4%減少、軽自動車では0.9%の減少である。また、整備環境では長年の規制緩和は一応終止符が見られたものの、新制度施行後、経済不況に加え、異業種からの参入、コーザー車検等の影響、また価格破壊などにより、整備業界の取り巻く環境は一段と厳しい状況である。
・滋賀県旅館生活衛生同業組合
例年になく今年は桜の開花も早く、気温の上昇と共に、外出傾向も高くなってきた。後半のゴールデンウィークの予約状況も昨年に次ぐ好傾向が見られた
・滋賀県情報システム協同組合
官公庁入札価格が前年度に比べ大幅に下落。原因は応札会社が増加したことにより仕事のない会社が無理をして応札したり、企業としての意地で無理矢理落札する等による物と思われる。価額が下がることは良い方向ではあるように思われるが、正当な評価の無い価額だけの競争では、さらに経済そのものが収縮してゆくと感じる。
(非製造業・建設業)
・協同組合坂浅土木工業会
公共工事発注の平準化が叫ばれて幾久しいが、遅々として進まず加えて財政難、公共工事の抑制、不景気による民間設備投資の縮小と枚挙に暇ない。当地域でも見通しの立たない状況にあり、転廃業を考慮する業者があるかに聞いている。今後の動静を見極めたい。
・滋賀県建設業協同組合
4月は工事も少なく、生コンの販売量が対前年度比36%減となっている
(非製造業・運輸業)
・滋賀県綜合輸送協同組合
依然として輸送量が伸びず厳しい状況が続いている。一部の荷主企業ではリストラ策が一段落し、積極的な事業展開に転じた所があり、前年よりは希望がもてる様子もある。しかし、収益性に乏しく、事業運営に苦慮している。
・滋賀県倉庫業協同組合
入 庫 対前年比86.9%、
入庫数量28万トンで対前年比4.2万トン減となり主要品目(電気機械、その他の機械、化学工業品)の減少が著しい。
出 庫 対前年比80.8%
各企業の直送体制が進展し、前年より7万トンの出庫減となった。
保 管 前年比91.2%、
空坪が目立ち、初めて1立方メートル当り0.87トンとなった。板ガラス、同製品、化学工業品、繊維関係が対前年比80%台で推移。