製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・めん類
3月末で廃業されたため、組合員(3社)が減少。
協同組合の収益が年々減少してきている。
・酒
酒造業界にも不況の影響がはっきり出てきている。
(製造業・繊維・同製品)
・絹織物
今月も前年を下回り、大変苦戦している。底打った感じはしているが,採算面が厳しい状況は変わりない。
不需要期に入りつつある中、必要な物のみ引き合いがある。
・縫製
5月連休の直前で、受注状況は例年通りであった。
ロットに関しては、小さくなる傾向が続いている。
・綿織物
軽布関係も6月以後減少に転じる。
厚織及びゴム資材関係は6月~8月位までは現況、好転の状況なし。
(製造業・木材・木製品)
・木材・木製品総合
木の香る淡海の家推進事業は、これまでの柱の配布から大きく内容を変更して、実施がはじまった。県内で木造住宅を新設する工務店に対して使用量に応じて助成金を支給する仕組みとなった。
(製造業・出版・印刷)
・印刷
年度末から年度初めということで、官公庁関係の仕事が入る時期ではあるが、指名競争入札ばかりなので、損を覚悟の値段(材料費のみくらい)を提出しないと、落札しないような状況である。少しでも利益を出すために仕入れ業者さんの方に特値をお願いするなど、各社、なんとかして仕事を確保しなければ・・・という思いである。官公庁以外の仕事も全体の仕事の数そのものが、減少しているように思える。前回注文よりも小ロットでの注文になったり、折込チラシや宣伝の方法も、印刷物以外の方法に流れている。又は、宣伝費を削減されていたりするので、厳しい状況はまだまだ続きそうである。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
新製品の出荷(一部)があり、売上げが好調であった。
新型インフルエンザの影響でうがい薬の注文が増えている。
大幅に収益が悪く決算予測を大幅に下降修正せざるを得ない組合員もある。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶器製品
高速道路の通行料金割引制度もあって大型連休中は多くの観光客でにぎわったものの、製品の動きとしては前年割れの状況が続いている。陶人形など季節商品の一部に動きが見られるが、全体としては厳しい状況である。
・砂利採取
前月に比べると、建設資材の需給動向は大きく変わっていない。骨材等在庫状況も資材と同様変らないが、前年と比較するとやはり大きく悪化している現況である。
今年度も厳しい状況が続くものと思われ、回復のきざしも現段階ではまだ見えてこない。
(製造業・鉄鋼・金属)
・機械部分品
季節的に、売上高が減少する時期であり、調査企業の生産高としては、大きな減少ではない。しかしながら、業界内での受注競争は激しく収益状況は悪いと判断する。4月から5月に掛けての大型連休においては、かつてない連休となっている企業が見られる。当然資金繰りは悪化していると判断する。
(製造業・電気機器)
・民生機器
全体的に低迷している。
受注量減少に伴い、製造ラインを止め、従業員の一時休業(無給)を増やす等対応しているが、企業収益は赤字になっている。
販売価格の上昇は、材料値上り分の製品への転嫁が取引先に認められた為(値上り分の50%)である。
(非製造業・卸売業)
・電気機械器具
1.住宅着工が依然として低迷、 建築関連資材の販売が伸びず厳しい。
2.受注減による価格競争が激しく、 経営収支内容の見直しが必要。
3.オール電化商品へ需要は活発であるが、具業種参入で低価格で推移.
4.太陽光発電にまつわる補助金制度により、導入意欲は旺盛になってきた、今後の需要に期待したい.
5.工場関係が依然不透明で、環境設備投資の需要は大変厳しい。
6.倒産情報が以前より少なくなって来たが、一時的なテコ入れであれば、 その反動が出る時期がいつなのか、 中小業者の連鎮倒産を警戒する。
・食料品市場
青果の野菜については2~3月の天候不順の影響が残るものの果菜類を除いて順調な入荷。しかし入荷量は前年比94%と減少。
水産については、鮮魚は入荷増で値段はやや下降気味であるが冷凍・塩干等については入荷順調に推移。
市場への客足は相変らず増えず、スーパー・ホテル等への供給以外は売上は、伸びない状況である。
当組合も組合員の経営の安定化の為、各種融資制度を紹介し、独自に5組合員に対し緊急融資を実行する。
(非製造業・小売業)
・茶
新茶前でもあるが、売上15~20%低下している。
仕入を減らし、資金回収を急いでいる。
在庫が少し減って、資金的にも予備が出来てきた。
・彦根市共同店舗
①4月度売上高は前年同月対比で87.1%で昨対を割った。
②100%をクリアーした業種はなく、その中で食品98.9%、フードコート97.9%の2業種が、ほぼクリアー。特に、宝石、着物は64%、ついで文化日用品が76,7%であった。
③4月度は、昨年対比100%をクリアーしたのは昨年14店に対して12店。90%を割ったのは昨年34店、今年は30店、ほぼ横ばいに推移した。
癒ししゾーンの4店は過去続けて昨対100%超えていたが、今月初めて3店が90%台と昨年割れ。1店だけは105%と伸び続いている、理容のカット1000円の店、やはり不況・低価格の志向がでているのか?単価は変動ないので、客数が104.3%と伸びている。
④衣料品、ファッション関連、宝石着物などが軒並み不振であり、5月に入ってもこの傾向は続いている。
⑤客数、93.6%,客単価、93,3%であった。
・県下一円
前年比95.2%、昨年を大きく割る。
要因は、今月も輸入品課・衣料品全般の不振。
1. 住居関連は、全体で92.9%の結果。宝石貴金属の業種は70.0%割れ。メガネは93.9%、書籍CDは88.5%、100円ショップは102.2%と推移。
2. 衣料では、全体で87.3%の結果。子供服ベビー81.2%、呉服和装品88.5%、フャミリカジュアル100.2%。
3. サービス関連では、全体で104.7%。理容・カット117.5%、エステ・ネイル192.4%、リラクゼーション105.5%、クリーニング104.7%。
4. 映画は132.6%。
5. 食品では、全体で103.0%の結果。精肉108.8%、惣菜94.3%、その他、ベーカリー 107.4%。
6. 飲食95.1%、 ファーストフードの飲食は101.5%。
7.4月30日まではガソリン価格122円、5月1日より153円前後に、6月1日から10円アップで170円
(非製造業・商店街)
・大津市
中心市街地の商店街は日曜・祝日の店が多く、連休になると一段と人の流れが少なくなるようである。
各地の行楽地などは混雑したようだが、街中の商店街はひっそりとしたもので、明暗を分ける結果となった。
(非製造業・サービス業)
・旅館・ホテル
牛、鶏に加えて、この度、豚インフルエンザが新種で加わり、養豚業界は云うに及ばず、食品業界から観光業、旅行業とあらゆる業界に波紋が拡がっている。社会背景が昨年のリーマン以来すこぶる悪い状態でこの度の出来事なので、これから先どの様に推移していくのか予測出来かねる。目の前のお客様を相手に手の届く範囲で最善を尽くすしか方法がない。
・情報サービス
1:県内外民間企業より、技術者派遣依頼(開発系技術者)が少なくなってきている。問合せについては開発経験者(技術者)上級者限定で、経験豊富な技術者が慢性的に不足している。
運用系(オペレーション)業務については、日々の業務になるので開発要員依頼よりは問い合わせがある。
2:景気の先行き不透明による金融業界低迷や製造業での生産調整等による業績悪化のあおりを受けて、情報部門への予算削減が起こり新規案件が少なくなったり、既存業務の人員配置の見直し等(人員削減等)や取引条件の低下が始まりだした。(3月決算の企業に関しては、大幅な人員削減による契約終了が起こっている)
3:技術者の経験の浅い人材や特定の職種経験者については、契約打切りや契約の更新時に終了となり、新規案件や経験に見合う案件が少ない為、社内待機状態になっている。
(非製造業・建設業)
・総合工事
県の新年度予算の投資的経費が、8年連続でマイナスとなっており、危機感を募らせている。一方、政府においては国費15.4兆円にのぼる「経済危機対策」が公表されたが、問題は如何に地域の中小建設企業が受注出来るかにかかっていると思われるが、そのための入札制度の整備等に期待したい。
・電気工事
日本電線工業会の発表によると2月の推定出荷量は、約24,700tで前年同月比21.5%の大幅な減少となり需要は世界的な経済不況をもろに受けており、設備投資の中止・延期・縮小の発表が相次いでいる。一方国内電気銅建値は1t当たり45万円と前月比7万円高となりジリ高傾向が続いている。
工事業界も、発注の減少をもろに受けており、資金繰りも厳しい状況が続いているが、生き残りをかけ必死の状態で、自社の長所を生かした経営で活路を見いだす戦略を模索している。
(非製造業・運輸業)
・貨物運送
生産調整による休業日は減少傾向にあるが、先行の不安感が解消できない状況にある。燃料価格は下げ止まりとなっている。
業種による格差が大きく安定方向にある企業と悪化をたどる企業が目立っている。非常に厳しい状況については改善の兆しはない。
・倉庫
3月度 前年度比 前月度比
入庫数量 304千トン 107.4% 94.2%
出庫数量 334千トン 114.4% 105,7%
月末保管高 597千トン 112.7% 95,3%
倉庫業界の3月度の入庫数量は、前年同月の7,4%増、前月の5.8%減となった。
電気機械…131% 紙・パルプ…154%
その他の食料工業品…259% 雑品…124%
合成樹脂…63% その他の日用品…71%
出庫数量は、前年同月の14,4%増、前月の5.7%増となった。
電気機械…122% 紙・パルプ…137% 非金属鉱物…353%
その他の食料工業品…298% 減少した該当品目は無かった。
月末保管残高は、前年同月の12.7%増、前月の4.7%減となった。
天然ゴム…175% その他の日用品…134% 非金属鉱物…228%
その他の化学工業品…121% 減少した該当品目は無かった。 月末保管残高金額は、前年同月の21.2%減、前月の8.0%減であった。