製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・酒
不況とインフルエンザの影響で売上が減少しました。
(製造業・繊維・同製品)
・絹織物
生産を抑制しており、市況がそれだけ静かであり、経営意欲が減退しているのが気にかかる。よって資金面においては、既にリストラ実行から抑えら、原料手当のみ必要な状態となっている。暑さが増す不需要期に入るため、不安もある。
・縫製
メーカーの在庫調整が拡大し、全体の発注は減少している。
受注に関しては、スポット的な要素も多くなり、材料セットから納品までの日数が短くなった。
(製造業・出版・印刷)
・印刷
新年度になり2ヶ月、なんとか会社が動いているという状態が続いている。営業活動など、力を入れてはいっているものの、社会全体の景気が悪いため、今までと同じ紙媒体の仕事自体が減少しており、各社の広告宣伝も、方法が変わってきたり、経費削減の対象となっていたり、又、伝票類の需要も今までに比べて小ロットしか必要でなかったりするため、自然と注文も減少していることになる。その少ない仕事を各社がとりあうことになるので、値段の方も大変厳しく、この状態がいつまで続くのか不安である。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
A社:小会社との合併による影響が売上げ、雇用人員に表れている。総体的
には、大きな変化はない。
B社:5月発売の新製品が好調な出だしである。
C社:新型インフルエンザの影響でうがい薬の在庫がほぼ一掃した。
3月報告した「在庫過多で資金繰りが悪化」が解消された。
D社:2月以降売上げが激減、回復の見込みがなく4月に修正した決算予測
をさらに下方修正せざるを得ない。量販店向けのドリンクは動いてき
た感がある。
再度の緊急融資をお願いしたい。キャッシュフローが一段と悪化し
ている。
E社:経常利益アップのため固定費を抑える予定
(製造業・窯業・土石製品)
・陶器製品
需要不振で受注減にて減産体制を余儀なくされている状況に変わりない。連休は多くの観光客でにぎわったものの、大きな生産増には結びついていない。モノあまりや需要不振が続いており、産地は大きな転換点を迎えている。
・砂利採取
公共工事の激減に比例して、コンクリート骨材の需要の激減が日増しに顕著になってきた現状により、骨材の供給面においても底の状態であり、非常に厳しい。
これ以上減ると、社会的にも問題発生が懸念される。
(製造業・鉄鋼・金属)
・機械部分品
どの企業も問題点として、需要の停滞を第1位に上げている。原材料仕入を抑制し、在庫調整を図り、操業度を低下させる等経営努力をしているが、製品在庫は増加傾向である。
特に、産業用向け製造メーカーは引き続き厳しい状況が続いている。また公共向けに於いても、少ない需要の中、収益無視の価格競争もあり厳しい状況である。
(非製造業・卸売業)
・電気機械器具
1、受注減による価格競争が激しく、経営収支内容の見直しが必要。
2、今やオール電化商品の販売は、どの業種も参入で、販売価格は乱売状況
3、環境商品に大きな予算が投入される事になり、特に太陽光発電設備への
需要が活発になって来た。
4、国家予算で環境事業を取り込み、省エネ提案営業でフオローの風に乗
ることが必要。
5、工場への環境設備投資提案営業を展開、しかし需要は大変厳しい。
6、倒産情報が少なくなってはきたが、中小業者の連鎖倒産を警戒する。
7、政府の金融対策が出されているような中小企業には厳しい状況である。
・食料品市場
ご他聞にもれず新型インフルエンザの発生により、学校給食、ホテル、料理店への供給は激減、約30%の落ち込みとなった。
(非製造業・小売業)
・家電
例年であれば、この時期、各地区で合同展示会等が開催され、今年は、省エネエコポイント制度の発表により、かなりの販売が見込めたものの、新型インフルエンザ感染防止の為、展示会開催を中止した地区がある為に、5月15日以降にある程度の商品の動きがあったものの、展示会中止地区の販売が、目立って鈍っている。
・茶
昨年までの在庫過剰の影響もあり、上下の格差が(単価に)広がった。
需給のバランスが不安定になり、店舗や産地間の格差が益々広がってきた。
まだ滋賀県は、ブランド名により、他県より高値取引となるものがある。
生産量については20%程少なかった。
・彦根市共同店舗
①5月度売上高は、前年同月対比で91.5%、昨対割れした。
100%を超えたのは、食品スーパー、飲食(フードコート)の2業種にとどま
った。
②スーパーは二桁台の高い伸び率になっている。
③衣料品は紳士、婦人、子供、ヤングも全て昨対割れで不振。特に、後半は
GW後の、新インフルエンザの影響もでている。
④昨対をクリアーしたのは20店、90%台は24店。80%台17店、70%台の
店は6店であった。
⑥販促としては、GWセール(4月29日から5月6日の8日間)は89.4%と不振
に終わる。しかし、食品スーパーは堅調であった。
・県下一円
前年比96.5%、昨年を大きく割りました。
要因は、今月も衣料品全般が不振。
新型インフルエンザ関連で、衛生用品133.2%、健康生活部門164.3%(マスク)、食品では、精肉課95.3%
1. 住居関連は、全体で95.1%の結果でした。今月は、宝石貴金属の業種は
80.4%、昨対割れをしました。メガネは89.9%、書籍CDは91.1%、100円
ショップは99.4%、と推移しています。
2. 衣料では、全体で89.0%の結果でした。子供服ベビー73.6%、呉服和装
品103.9%、フャミリカジュアル81.3%の結果に終わりました。
3. サービス関連では、全体で98.6%であった。理容・カット99.3%、エス
テ・ネイル174.5%、リラクゼーション99.0%、クリーニング87.2%の結果で
した。
特に映画は110.4%と好調でした。(物からサービス業種の伸び率が継
続して移行しています。)
4. 食品では、全体で104.6%の結果でした。精肉92.8%、惣菜95.5%。その
他、ベーカリー94.7%の結果に終わりました。
5. 飲食96.1%で、ファーストフードの飲食は106.3%、客数も103.8%の伸
びでした。SC内の飲食は集客があり、条件面からして好調です
(非製造業・商店街)
・大津市
新型インフルエンザの影響が商店街の店にも現われました。
日用品を扱う店では、マスクを買い求めるお客様の対応で、配達の仕事にも出られないと言っていました。また、ホテルに商品を納入している店では、キャンセル続きだったようであります。
飲食店でも、宴会の予約はほとんど入りませんでした。
現在は、騒ぎも沈静化して通常の状態に戻っています。
(非製造業・サービス業)
・旅館・ホテル
昨年末より世界同時不況の影響で景気が低調であったところへ、5月18日からの新型インフルエンザの発症で、兵庫、大阪に次いで滋賀にも影響が及び、修学旅行を中心に団体、個人あわせて3万人以上の取消キャンセルが発生し、その被害額は6億円以上に及んでいる。直接的にはこれだけだが、その間接経済波及効果は3倍にも4倍にものぼると思われ、業界を取り巻くマイナス影響は大きく、運転資金ショートへの対応が大きな課題となっている。
・情報サービス
1:県内外民間企業より、技術者派遣依頼(開発系技術者)が少なくなってきている。問合せについては開発経験者(技術者)上級者限定で、経験豊富な技術者が慢性的に不足している。
運用系(オペレーション)業務については、日々の業務になるので開発要員依頼よりは問い合わせがある。
2:景気の先行き不透明による金融業界低迷や製造業での生産調整等による業績悪化のあおりを受けて、情報部門への予算削減が起こり新規案件が少なくなったり、既存業務の人員配置の見直し等(人員削減等)や取引条件の低下が始まりだした。(3月決算の企業に関しては、大幅な人員削減による契約終了が起こっている)
3:技術者の経験の浅い人材や特定の職種経験者については、契約打切りや契約の更新時に終了となり、新規案件や経験に見合う案件が少ない為、社内待機状態になっている。
(非製造業・建設業)
・総合工事
09年度の補正予算を含めた4段ロケットの期待するところであるが、どの程度の効果があるかにも疑問がある。
業界は、廃業の増加や、製造業に次ぐ雇用情勢の悪化に歯止めがかからない状態である。
・電気工事
この不況下で売り上げも10月から3月の半期で2割以上の落ち込みが見られる企業が多い中、4月5月も底が見えない状況であるが、電機業界としてはまだ恵まれた環境下にある。
CO2削減のための省エネ法の改正で、空調や照明器具、太陽光発電に期待し、提案型技術営業に活路を見いだす市場開拓を積極的に行う必要がある。
また、不況を嘆いていても活路は見いだせないので、各社それぞれが自社の長所を生かし、しっかり地に足をつけた事業展開を行って、売り上げを伸ばす工夫と行動が必要な現状である。
(非製造業・運輸業)
・貨物運送
大型連休を組み入れた生産調整に加え、雇用人員調整を付加した大巾な休暇となり、稼働日が減少し、売上が著しく落ち込み、翌月の運営資金等が不安な状況。
非常に厳しい状況である。廃業する業者が出て来た。
・倉庫
4月度 前年度比 前月度比
入庫数量 315千トン 114.0% 103.5%
出庫数量 299千トン 113.6% 89.6%
月末保管高 613千トン 112.9% 102.7%
倉庫業界の4月度の入庫数量は、前年同月の14.0%増、前月の3.5%増となった。
電気機械…147% 雑品…150% 板ガラス・同製品…149%
その他の食料工業品…283%
その他の日用品…71% その他の化学工業品…62%
出庫数量は、前年同月の13.6%増、前月の10.4%減となった。
電気機械…132% 雑品…147% 非金属鉱物…353%
合成樹脂…68%
月末保管残高は、前年同月の12.9%増、前月の2.7%減となった。
電気機械…122% 天然ゴム…165% 紙・パルプ…142%
減少した該当品目は無かった。 月末保管残高金額は、前年同月の19.8%減、前月の3.3%増であった。