製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・食料品)
・酒
6月も好転の兆しが見られませんでした。
(製造業・繊維・同製品)
・絹織物
不需要期に入り生産は抑制されつつあり、7月14日より始まる祇園祭の事もあり、中旬1週間程度休業される関係から、6月の問屋の仕入れは低調である。
・縫製
各企業において、受注環境が急激に悪化している。操業日を調整し、それに対応する企業が多くなったが、数ヶ月も同じ様な状態が続くと、経営自体が困難な事態に陥る。
・麻織物
麻織物の生産はこの時季には終り、来年の春夏に向け、マス見本がつくられている。
この春に、夏に向け、小物~インテリア~和・洋の製品を館内に並べ販売したところ、とても人気があり、普段着に、又、涼しくすごしていただけるシーツ、布団敷パット、スカーフ,帽子、等々、消費者に喜んでいただくことができ、製品にした方がPRになった。
・綿織物
軽布関係は受注分を出荷、今後は在庫づくり。
厚織及びゴム資材関係は相変らず。
好転のきざしなし。
(製造業・出版・印刷)
・印刷
印刷物そのものの受注が少ないため(各社、経費削減の中に印刷物、広告宣伝費が入っているのだと思う)、同業他社との価格の競争がどこでもあたりまえのようにある。消費者側からすれば、それは当然のことかもしれないが、業者として、適正価格の限度を大きく超えているのでは思うこともしばしばである。官公庁においては入札価格もさらに厳しく,落札しない方がいいとさえ思うこともあるが、結局、仕事がないよりは、少しでもという思いで、見積りを最低まで落として提出して、とりあえず利益よりも会社を動かすという事で割り切っている現状である。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
A社: ・5月発売の新製品が寄与し単月で過去最高の売上げとなった。
B社: ・設備資金借り入れ増加による金利負担増続く。
・景況悪化のアナウンスの影響が大きく顧客の消費低迷をまねき、
主要商品である滋養強壮剤の販売低迷している。
・プラボトル新商品ライン、6月はじめより、本格生産開始。
C社:・製造機械導入により固定費の削減に努めている。
D社:・2月以降売上げが激減、6月にいたっても回復の見込みが無い。
・量販店向のドリンクは少し動いてきた感がある。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶器製品
動きの悪い状況に変わりなく長期低迷期が続いている。陶土及び釉薬の供給量は下降の一途であり、まだまだ回復の兆しは見えてこない。
・砂利採取
組合員からは、依然、受注量の大幅な減少、景気低迷に伴う先行き不安の声とともに、雇用面では中小企業緊急雇用安定助成金等を活用した雇用調整を実施しているとの報告が多く聞かれる。
(製造業・鉄鋼・金属)
・機械部分品
先月と同様引き続き、操業を低下させている企業がある。業界としては、水道産業用弁は引き続き売上高は昨年比大きく減少している。船用についても、新規契約が極端に減少しており、今後の不安材料である。
(製造業・電気機器)
・民生機器
景気は底を打ったように言われているが、中小企業製造業にとっては、明るさは見えて来ない。
(非製造業・卸売業)
・電気機械器具
1.依然として建設業界には底が見えてこない。
2.仕事の減少による受注競争も激化して、先が見えない。
3.今やオール電化商品の販売は、どの業種も参入で、販売価格は乱売
状況。
4.スクールニューデイール等の需要を期待しているが、施策の具体化に
時間がかかりそう。
5.国家予算で環境事業を取り込み、省エネ提案営業でフオローの風に乗
ることが必要。
6.工場関係の仕事は少し動き始めた様だが一部の企業であり、中小企業
は依然として厳しい状況。
7.倒産情報が少なくなってはきたが、中小業者の連鎖倒産を警戒する。
8.政府の金融対策が出されているような中小企業には厳しい状況である。
・食料品市場
野菜は4月の干ばつや5月の天候不順により入荷は減少したが、単価は高値で推移した。
果実は、西瓜やいちごは増加したが単価は安値となった。リンゴは消費が冷え込み入荷量も減少した。
水産は鮮魚は入荷増で値段は下がり気味であるが冷凍、塩干等は順調に推移した。
しかし、市場への客足は相変らず増えず、スーパー、ホテル等への供給以外は売上は伸びない状況である。
(非製造業・小売業)
・茶
新茶(一番茶)は少々の値下りだったので、景気の悪化に比べて10%程の下落で済みましたが、二番茶はペットボトルの使用がなくなり、全国的な荷物のダブつきが一気に市場に反応して、今日までの類を見ない価格に下がり、生産者においても来年が心配。
・彦根市共同店舗
①6月度売上高は、前年同月対比で86.2%、昨対割れした。
昨年度との曜日合わせで、6/2(月)~7/1(火)と本年度の6/1(月)
~6/30(火)の対比では、88、2%であった
②100%を、超えているのは(食品スーパー)だけであった。
③悪いのは、衣料品の全部門、(ファッション雑貨)(文化品・日用品)
(宝石・着物)(サービス〉など、景気に影響される部門全てが悪化し
ている。食料品・フードコートは90%を維持。
④6月度の毎年恒例の大きな催事も、前年度対比で昨年95,2%、
本年も95.5%と、更に悪くなった。
⑤6月の、昨対クリアーしたのは先月の7店から9店、90%以上は
先月23店から21店、80%以上は7店から11店。70%以下は7店
から11店と、悪くなった。
⑥6月の全体の客数伸びは92.9%、客単価は92.9%。特に衣料の
客単価が87.6%で、客数95%で客単価が不振の原因であり、
食品は客単価エ01.2%と維持(客数96.6%)
・県下一円
前年比100.4%。
1. 住居関連は、全体で92.9%の結果でした。今月は、宝石貴金属の
業種は73.3%昨対割れをしました。メガネは92.7%、書籍CDは93.5
%、100円ショップは116.1%、と推移しています。
2. 衣料では、全体で90.8%の結果でした。子供服ベビー162.0%(閉店
セール含む)、呉服和装品81.9%、フャミリカジュアル147.1%の結果
に終わりました。
3. サービス関連では、全体で103.0%であった。理容・カット120.6%、
エステ・ネイル111.6%、リラクゼーション109.0%、クリーニング101.5%
の結果でした。
4. 特に映画は142.9%と絶好調でした。
(物からサービス業種の伸び率が継続して移行しています。)
5. 食品では、全体で93.1%の結果でした。精肉113.5%、惣菜92.5%。
その他、ベーカリー 109.3%の結果に終わりました。
6. 飲食91.3%で、 ファーストフードの飲食は98.5%で客数も96.4%で
した。
(非製造業・商店街)
・大津市
21年度補正予算事業として、商店街活性化の追加支援に関係する事業が国や県から紹介されているが、商店街の弱小企業では、雇用の促進も新たな事業展開もできそうにない。
ほとんどの商店街が家族のみの経営で商店街全体に対して金銭的にも、労力的にも余力がないのが現状である。
(非製造業・サービス業)
・旅館・ホテル
5月起こった新型インフルエンザの後遺症は概ねおさまりをみせ、キャンセルが相次いだ5月末頃に比べてかなり穏やかな世情となっている。修学旅行の予約は8月9日に復活したが、個人・一般団体はほとんどキャンセルのままで、キャンセル料も支払われないまま推移しており、ほとんどの旅館業者は成績不振、運転資金繰りに困っている現状である。
・情報サービス
1:県内外民間企業より、技術者派遣依頼(開発系技術者)が少なくなって
きている。問合せについては開発経験者(技術者)上級者限定で、要求
事項を全て満たした経験豊富な技術者が求められている。
2:景気の先行き不透明による金融業界低迷や製造業での生産調整等によ
る業績悪化のあおりを受けて、情報部門への予算削減が起こり新規案件
が少なくなったり、既存業務の人員配置の見直し等(人員削減等)や取
引条件の低下が始まりだした。(大幅な人員削減による契約終了が起こ
っている)
3:技術者の経験の浅い人材や特定の職種経験者については、契約打切り
や契約の更新時に終了となり、新規案件や経験に見合う案件が少ない
為、社内待機状態になっている。
(非製造業・建設業)
・総合工事
建設業の景況感が回復に転じたと法人景気予測調査の状況が公表されたが、様々な経済対策の効果を実感するまでには至っていない。民需は地方ほど落ち込んでおり、依然として厳しい状況が続いている。滋賀県では昨年度において公共工事(県発注)の落札率が全国で下位から4番目となっており、今後、適正な価格での受注が出来るよう、更なる入札制度改革が必要であると思われる。ちなみに、滋賀県では、7月1日から1億円以上の工事について、予定価格を事前公表から事後公表とされ、順次拡大されることとなった。
・電気工事
4月度の新築住宅着工、近畿では▲41.4%、県内生産は停滞、雇用は更に悪化し、4月の求人倍率は過去最悪と、底が見えない状況下にあるが、社会的には高度情報化、高齢化、地球環境問題、防犯、防火対策が大きくクローズアップされている。したがって、電気工事業としては、従来からの強電設備工事だけでなく、環境問題、安全、安心に配慮した設備工事等、新しい形の需要が拡大しており、従来の受け身の受注構造から、需要家の立場に立ったきめの細かい提案型技術営業への転換が強く求められている。自社の長所を生かし、生涯顧客確保への取り組みが急務である状況下である。
(非製造業・運輸業)
・貨物運送
製造企業の生産活動が未だ進展せず、輸送量は増加しない。
予想では下半期の期待しかなく、依然として厳しい。
軽油価格が上昇に転じ、収益におよぼす影響が不安である。
省エネ事業展開でコスト吸収が出来る範囲を超えそうである。
・倉庫
5月度 前年度比 前月度比
入庫数量 272千トン 93.2% 86.2%
出庫数量 272千トン 102.7.% 90.96%
月末保管高 613千トン 107.6% 100.0%
倉庫業界の5月度の入庫数量は、前年同月の6.8%減、前月の13.8%減となった。
電気機械…114% 雑品…136%
非金属鉱物…36% その他の日用品…71%
その他の化学工業品…63%
出庫数量は、前年同月の2.7%増、前月の9.1%減となった。
電気機械…128% 雑品…137%
その他の日用品…65% 合成樹脂…77%
月末保管残高は、前年同月の7.6%増、前月の0.0、増減なしとなった。
天然ゴム…161% 紙・パルプ…151% 電気機械…109%
減少した該当品目は無かった。 月末保管残高金額は、前年同月の23.0%減、前月の1.6%増であった。