製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・繊維・同製品)
・浜縮緬工業協同組合
今月は白生地求評会(10/4~10/5)を京都において開催し、盛会裏に終了いたしましたが、商況においては依然として厳しい状況であり、年末にかけ不透明な景況が予想される。
・湖東繊維工業協同組合
服地関係 昨年が低いので単純比較できないが、一昨年のペースにもどった。10月は最盛期でもあり、今月は比較的よかった。
肩 パット 前月よりも低かった。季節的要因もあり、昨年より5%悪い。
寝 装 品
インテリア 閑散期でもあり良くない。以前は婚礼用もあって潤ったが、生活様式の変化と若い人の価値観の変化もあり、今は全く途絶えた。
染色整理 まちまちだがテキスタイルでシーズンの前倒しがあり、若干潤った。
しかし価格は非常に厳しく、仕事もコンスタントになく途絶えがちなため経営上非常に厳しい。
・高島織物工業協同組合
定番品の中国での生産が多くなり、国内品の定番は大きく減少した。特に楊柳品(パジャマ)も本年は減少 している。しかし、中国品では各段階とも利益が出ないので、特注品・新製品を開発していこうという雰囲気は大いにある。
(製造業・木材・木製品)
・滋賀県木材協同組合連合会
秋の需要期にはいっているが、ますます厳しい状況である。全体的に価額は保合ないし弱保合で推移している。全国の中でも京滋地域の中小企業の落ち込みが厳しい状態であるような情報を得ていることから、木材業界の自助努力を促す必要性があり、各分野にわたる専門部会を鋭意開催し、適切な運営並びに事業に反映するよう英知を結集している状態である。
近いうちにいづれかの対策を打ち出すこととしている。
・滋賀県木造住宅ローン協同組合
秋需本番に突入したが、原木入荷は良好なるも、売れ行きは需要家が冷静で、必要量だけの買いに止まっている。その理由は、持家建築の不振のうえ、ハウスメーカーによる集成材の進出など条件変化がでてきたことにある。
9月新設住宅着工件数
本県全体 1193戸 前年同月比 - 5.9%
内、木造住宅 461戸 〃 - 19.5%
内、持ち家住宅 487戸 〃 - 15.7%
全 国 102507戸 前年同月比 - 2.9%
内、持家住宅 昨年比 - 15.6%
内、木造住宅 昨年比 - 10.3%
・彦根仏壇事業協同組合
ほぼ横バイの動きで明るい兆しはみられません。10/13~10/15の3日間、長野県飯山市で全国伝統的工芸品仏壇仏具展が開催され、彦根仏壇を8本出展しました。
全国から100本を超える出品があり、それぞれの産地の特長・特性が表現されるなかで、やはり新しいデザインの仏壇もあって伝統産業の変化が感じられます。
各産地とも景況は厳しく、特に外国製品との競争が大きく影響していることが窺われます。
(製造業・化学ゴム)
・滋賀県製薬工業協同組合
1、 一般薬、特にドリンク剤(ミニ)に期待したが、予定量を上回らなかった。
2、 ウシ等を原料とする反芻動物の部位を用いて製剤としている薬品の回収
(自主回収)が生じたために、在庫評価額が減少している。
3、 上記の対応は消費者に対する安全・安心において薬業に携わる者の義務として当然の処置であるが、厚労省所管業界は農水省所管業者とでは雲泥の差があり、ウシ関連のような補償はない。そこで全国の中央会関係機関がこの種の代替行為が検討され、実行されてもよいのではないだろうか。
4、 業界、とりわけ地場産業と称される業界の景況は同じパターンを踏襲していて、今後、この不況が3~4年続くと地場産業は危ぶまれることが予想される。
(製造業・窯業・土石製品)
・信楽陶器工業協同組合
10月に入って仕事量が9月と同様、多少伸びると期待していたが、思ったほど伸びていない様で先行不安が増している。
価格の下降傾向のなかで、少ロット対応しながら、生産を続けている状況である。
今後の方向としては、品質を上げながら新製品開発を行う必要がある。
(製造業・一般機器)
・滋賀県機械金属事業協同組合
機械・工具関係は、前年比半減の状態です。
・カオスハイテク協同組合
設備投資を10月に行ったため、その負担により一時的に悪化している。
(製造業・電気機器)
・湖北電子工業協同組合
受注は低迷しており、回復の見通しはなく暗い。
(非製造業・小売業)
・滋賀県石油協同組合
10月は極度に売上が減少。マージンも少なくなっている。少なくなっている分だけ資金繰りは悪化。
幸いにして石油の値上がりがなかっただけでも良しとすべし。
・滋賀県電器商業組合
消費の低下と商品価格の下落が重なり、売上低迷。工事を伴う商品の販売により、粗利の確保上、努力しているが思い通りの実需が上がらず収益面でも悪化の傾向にある。
(非製造業・商店街)
・堅田駅前専門店協同組合
当月は食料品、雑貨が健闘したものの衣料品が振るわず、残念ながら昨年対比をクリアすることができなかった。
上旬の3連休や各週末が好天となり、この期間アウトドアへ出掛ける人が多かったせいか来店客が少なく売上に影響した。
狂牛病の風評被害の影響は深刻なものになってきている。この問題が一過性で終わることは期待薄であるが、今後、この問題がこれ以上拡大しないことを望みたい。
・協同組合長浜商業開発
テロ事件、狂牛病、又、大手企業の破綻や大幅なリストラ等、消費に対するマイナス要因が多く、
たいへん厳しい状況が続いている。特に、アパレル関係は、輸入品の増加により廃業・倒産等が続
いており、今後、商品の仕入れ等に影響が出ないか危惧される。
・平和堂同友店会
1. 10月も引き続き順調である。衣料品も久しぶりの高い伸びをしているし、食品・住居関連も好調である。ただこの伸びは、秋物の好調もあるが売り場面積の拡大や営業時間の延長・休日削減の営業機会の拡大による要因も大きい。衣料品は秋物の動きがよく、婦人スーツ・紳士スーツとも高い伸びを示し、靴の動きもよい。
2. 食品は先月に引き続き好調。青果では販売価格を下げ、単価ダウンでも微増であり、精肉部門は狂牛病の影響が深刻で、前年の60%未満にとどまっている。
和惣菜・洋惣菜はほぼ順調な伸びをしている。
商品単価は97.1%に低下。客数は101.7%となっている。
(非製造業・サービス業)
・滋賀県旅館生活衛生同業組合
9月に発生した米国の同時多発テロ事件の影響を受けて、海外旅行のキャンセルが相次ぐなか、修学旅行を含めて国内旅行にシフトする旅行客への需要が増える傾向にあり、県内でも修学旅行の受入の打診もあり、秋の行楽シーズンを迎え業界の期待する声は高い。
(非製造業・運輸業)
・滋賀県綜合輸送協同組合
消費の低迷、並びに国際情勢の悪化による輸出の低迷により、在庫量が増加し、その結果、生産調整が目立ち輸送量の減少となり、先行き不安感が強い。倒産が発生したり製造企業のリストラによって業務の縮小が起こる等、輸送業界は新たな試練を迎えている。
・滋賀県倉庫業協同組合
入 庫 前年比95.2%
金属製品・その他の機械等が大幅に減少。化学工業品・紙・パルプ関係が40%増が続いているため前年比を維持。
出 庫 前年比91.7%
主要品目の電気機械・その他の機械・板ガラスが10~20%減少。
保 管 前年比106.7%
8月に引き続き荷動きが悪く、保管量の増となった。
回転率41.5%(対前年比88%)