製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・繊維・同製品)
・浜縮緬工業協同組合
依然として当用買いが続いている。生産数量も減産となり厳しい状況である。
・湖東繊維工業協同組合
服地関係 6月はあまり動いていない。7月~8月位から秋物がでてくるだろう。
今、春物の見本がはいっているが、受注につながるのは12月頃になる。
肩 パット 前年対比変わらず。取引関係も限界にきている。6月後半から9月にかけて繁忙期に入る。まず海外物からの手当てになる。
寝 装 品 前年対比95%弱で推移している。
インテリア しかし、来期の見通しは全くたたない。
染色整理 対前月比は同じで、対前年比は85%で推移している。さきが全然見えてこない。
・滋賀県麻織物工業協同組合
夏物の生産販売は終わり、これから来期のサンプル作りに入るが、なかなか商談が難しく先行きの見通しに希望はもてない。
・高島織物工業協同組合
軽布においては、商社・問屋が在庫をもってくれなくなり、そのシワ寄せを織屋がかぶっている。このため7月~9月の仕事が
極端に減り、売上減で資金繰りに苦しんでいる。
厚織も各得意先からの注文の減少で苦しい状態が続いている。
来春夏の企画において中国等の安物では儲からないので、「国産の付加価値をつけた物」にしたいという引き合い見本の注文は
昨年より多くなっている。
(製造業・木材・木製品)
・滋賀県木材協同組合連合会
ますます厳しい状況が続いている。全体的に価格は保合ないし弱保合で推移している。特に卸売り問屋では羽柄材の動きはあるものの、構造材の荷動きが悪い。小売業では、当用買いの仕入れで荷動きは低調である。
当連合会では指針策定のため、木材産業を5部門(PR・乾燥・環境・素材・木建)に大別して各専門部会を設置。当面の課題について討論し、難局を乗り越える施策を実行したい。
・滋賀県木造住宅ローン協同組合
木造1戸建てでの持家住宅の新設着工状況が依然として振るわず、低迷が続いている。このため、木材の製品荷動きは、4月以降、構造材・造作材を問わず月をおって悪化。需要の回復見込みも窺えないが入荷も少なく全般的に弱含み。問屋筋は出口無しの不況状況。
5月新設住宅着工件数
本県全体 1715戸 前年同月比 + 59.1%
(野洲・栗東でマンション増加)
内、木造住宅 670戸 〃 + 14.7%
持ち家住宅 609戸 前年同月比 ? 5.1%
全国 100250戸 前年同月比 ? 0.2%
(製造業・化学ゴム)
・滋賀県製薬工業協同組合
業界の景況は、今、最悪であるといわざるを得ない状況である。
不況であるから不要不急の品は買わない。しかもデフレ傾向があるため、消費者は待っていれば価格が下がると思っているので、更に購買力が低下する。余程特徴のある商品以外は伝統品しか売れない。
特定のメーカー(有名メーカー)のドリンク剤(医薬部外品液剤)で知名度の高いものが対前年比20%以上UPしている以外は低下している。
この月は、7月に後発医薬品追補収載(官報告示)の前月であるので、特にバリデーション後の発売準備のために、製剤仕上げ月に割当しており在庫数も多くなる。
(製造業・窯業・土石製品)
・信楽陶器工業協同組合
景況は本当によくならない。このまま進めば産地自体の一層の縮小となるのではないかと心配である。
7月は信楽焼きの陶器祭が20日(金)~22日(日)の3日間開催される。少しでも販売が伸びることを望む。
(製造業・鉄鋼・金属)
・滋賀バルブ協同組合
当組合員1社が6月15日に倒産。(株式会社丸万茂又)。但し、本社は大阪にあり、彦根バルブ業界外の会社。外注費等の被害を受ける組合員が発生した。
(製造業・一般機器)
・滋賀県機械金属事業協同組合
自動車関連と国内食品関連の設備投資はでているが、その他電子部品関連は厳しい状況である。
(製造業・電気機器)
・滋賀県産業振興協同組合
4月から景況が悪くなってきている。
組合員によっては、対前年比28%も増加しているが、全体的に悪くなっており平均5%程度(6月単月度)減少している。
(非製造業・小売業)
・滋賀県石油協同組合
エネルギー供給の大宗を占める販売業界にありながら価格競争から脱却できそうにない。
自ら姿勢を正す必要あり。
・滋賀県電器商業組合
6月中旬以降からの猛暑により、季節商品(エアコン)が好調。又、4月以降リサイクル法の施行後、不調であった冷蔵庫も天候のお陰で買い替えが増加した。又、買い替えについては価格よりも電気代等を考えた上級機種の需要が増えている。
(非製造業・商店街)
・堅田駅前専門店協同組合
3月~5月は3ケ月連続して昨年対比が100を超えたので、当月もと期待していたが、残念ながら98%と昨対割れとなってしまった。
前年の売り上げをクリアできたのは「雑貨」のみで、「食料品」「衣料品」とも4~7ポイントも落ち込んでしまった。
7月は周年祭の大売出しが企画されており、全体的に売り上げが浮上することを期待したい。
・協同組合平和堂同友店会
衣料品の夏物バーゲンのスタート時期が6月末開始となり、売上高の絶対額の確保及び収益状況において非常に厳しい状況が続いている。梅雨の天候状況に関係なく、夏物バーゲンの開始時期が早くなり、かえって消費者がバーゲン待ちでしか夏物を買わない現象が顕著になってきている。
食品においては、惣菜分野の業績が非常に好調である。伸び率も他の食品に比較しても非常に高い。この経済状況においては、、外食比率は低下し、家庭内で簡単に、そして沢山のメニュー、ホットがうけて「お惣菜」分野が伸びているのではないか。
マスコミで言われている「中食」化がでてきているように感じとれる。
・協同組合長浜商業開発
前年はリニューアル・グランド・オープン直後の月であったため売り上げ好調であったが、本年はそれに比して大幅にダウン(82%)した。
デフレ・景気の悪化等の見方がマスコミ等で報道され、実感として感じる。
(非製造業・運輸業)
・滋賀県綜合輸送協同組合
依然として物量の低下により厳しい情勢にある。夏場商品の荷動きは前月と同様に繁忙となっているが、その他商品は前年より悪化している。住宅関連は低迷のままである。
メーカー自身が厳しい状況にあり、運賃の改定(値下げ)が一段と進行してきている。運営の極限に達しつつある。
・滋賀県倉庫業協同組合
入 庫 前年比93,7%
電気機械、板ガラス・同製品等の大幅な入庫減が続いている。
出 庫 前年比92,7%
化学工業品と食料工業品が急激な出荷増となったが、入庫と同様の主要品目の動きが悪い状況が続いている。
保 管 前年比99.5%
電気機械、板ガラスの在庫が大幅にダウンしている。回転率44,6%で前年比3%減と動きが悪い。