製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・繊維・同製品)
・浜縮緬工業協同組合
前月同様の推移で変化は見られない。
・湖東繊維工業協同組合
服地関係 商戦全体が遅れ気味であるが、春先から本格化してきており、前年度より若干落ちるがそこそこ挽回できた。
肩 パット 前月に比べれば少し良かった程度であまりパットしない。4~5月も全く見通しが立たない。
寝 装 品 前月と同じで静かである。4~5月は最盛期に入ることから期待している。
インテリア
染色整理 低調で推移しており、インテリア・座布団関連も昨年の半分の状況となっている。
・滋賀県麻織物工業協同組合
前月同様で変化は見られない。
(製造業・木材・木製品)
・滋賀県木造住宅ローン協同組合
前月の落ち込みの反動もあって月中増加をみたが、依然として持ち家住宅着工の低迷から業界の不振が続いた。市況としては、為替相場が円安傾向で、小巾ながら価格を押し上げているが、需要は停滞のままで失速観が続いている。
県内住宅新設着工 2月の状況
県全体 1109戸(前年同月比 △ 7.4%)
うち木造 499戸(前年同月比 △13.1%)*落ち込
みが大きい
全国 83440戸(前年同月比 △ 5.9%)
うち木造 37334戸(前年同月比 △ 4.5%)
・彦根仏壇事業協同組合
厳しい状況のまま推移した。組合が実施している検査事業の伝統工芸品壇・組合合格壇の検査数量も、対前年比25%の減となった。
組合員である(株)伊藤仏壇は、彦根市の観光スポットとなっている夢京橋キャッスルロードにおいて、仏壇並びに関連商品・小物グッズを小売りする「キャッスルイトー」を開店され、今後の発展が期待される。(3月30日オープン)
・滋賀県木材協同組合連合会
木材流通は総じて停滞気味であり、厳しい状況が続いている。その中にあって、廃掃法施行規則の一部改正があり、不況にあえぐ中小企業者にとって重すぎる負担で経営基盤を揺るがせかねない。
製材工場の木屑焼却については、規制からはずす等の特例措置を設けてほしいとの業界からの要求にも関わらず、施行期日の一年延長が認められた程度の状況で、今後とも要望活動を続けると共に、補助事業及び低利融資等について特段のご高配をお願いしたい。
(製造業・化学ゴム)
・滋賀県製薬工業協同組合
マスコミがデフレ傾向を囃し立てるので、消費者が不要不急の商品は差し控えるようになった。従って直接治療・鎮痛剤以外の予防的な薬には手を出さなくなっており、競合する商品は原価割れを起こすおそれが出てきている。一般薬は売れ行き不振が目立ってきている。今年から来年にかけて企業合併・倒産等による淘汰が進むことが考えられる。
(製造業・窯業・土石製品)
・信楽陶器工業協同組合
景況状況の悪さは変わらなく同様の状態である。2月よりは多少売上げも良いと思われる程度である。小ロット受注であっても、いつに新商品開発が必要で消費ニーズの把握とスピードをもって対応することが、今特に重要である。
(製造業・一般機器)
・滋賀県機械金属事業協同組合
アメリカの景気後退により、IT関連(電子部品・半導体関連)では、特に設備投資が減少している。自動車関連はまだ堅調である。新年度の投資予算が決まれば、6月頃から動きが少し出てくる可能性がある。
・カオスハイテク協同組合
自動車の生産状況低下の影響を受け、悪化してきている。
(製造業・電気機器)
・滋賀県産業振興協同組合
親会社が決算期にあたるため、売上げ増加を期待していたが逆に減少となった。海外特に中国での受注は依然として好調を示しており、上海に続きようやく珠海工場の生産が稼働することになった。
(非製造業・卸売業)
・大津卸売市場事業協同組合
公設市場内において、2店舗(青果・冷凍食品)が閉鎖した。
(非製造業・小売業)
・滋賀県石油協同組合
3月初旬は、かつてない最悪な状況になった。採算無視の状況で、販売価格に無神経・無気力の日々であり、石油販売業界は最悪の事態となっている。
・滋賀県電器商業組合
家電リサイクル法施行前のかけこみ需要のため、単月で見た場合は上昇となったが、4月以降の需要先食い感がある。そのための価格競争の激化・販売価格の下落を招いた様相である。
(非製造業・商店街)
・堅田駅前専門店協同組合
3月はトータルとしては前年をクリア出来、まずまずのようであるが、個々の店舗で見ると大きなバラツキがあり景況感は悪化している。特に、衣料品関係は一部を除き一段と厳しくなっている。
食料品も青果は比較的良かったが、鮮魚は厳しく明暗を分かっている。
・水口専門店協同組合
家電製品は、リサイクル法施行を前に売上げが増加した。衣料は、天候の不順もあり売上げは伸びず、単価の下落にも歯止めはかからない状態である。
・協同組合平和堂同友店会
衣料品の買い上げ単価が約15%、食品でも5%ダウンの状況になっている。この現象をみてもデフレ状態になっているのは現実である。単価の下がった分をカバーするためには、客数増の手だてを講じないと非常に厳しくなることが必至である。
価格訴求を前面に出して販促手段を講じるか、より専門性を重視するか二者択一の時期がきている過渡期となっている。
・協同組合長浜商業開発
売上げは、前年同月比では前年が改装売りつくしセールであったため、若干下がった。
3月は、衣料品の売上げが伸びる時期にも関わらず、期待には遠い状況であり、入学・入社など人が動く時に物が動かない状況となっており、昨年末頃からやはり景況が悪化しているものと思われる。
(非製造業・サービス業)
・滋賀県旅館生活環境衛生同業組合
さる3月31日にオープンしたU.S.Jの波及効果に期待しているが、今のところ関連宿泊客の増加(予約を含む)は表れていない。近隣府県の状況もU.S.J関連による宿泊客の増加はあまり期待できないが、夏休み期間中の宿泊客増を期待している。
・滋賀県情報システム協同組合
顧客等の景気に対するマインドが下降傾向にあり、新しいシステム物件(特にインターネットやe―システム)が減少していく傾向にある。
特に、インターネット関連分野では競争が激化しており、NTTや巨大メーカー(サービス分野)と中小企業との戦いがさらに激しくなってきている。すなわち、大企業が従来中小企業サイドのビジネスにも算入してきている。
(非製造業・建設業)
・協同組合坂浅土木工業会
年度末発注が例年どうりあったので、受注量は増えたが全体的に公共工事の発注総量は減少となった。これからの端境期を如何にクリアするかが問題である。
・滋賀県建設業協同組合
本年度は建設業の景況のバロメーターともいえる、生コンクリートの販売量が対前年度比20%減となり、また毎年増加傾向にあった組合員数も倒産・廃業等により、13社減となり大変厳しいものがある。
(非製造業・運輸業)
・滋賀県綜合輸送協同組合
売上高の推移は、前月の増加傾向の流れで前半は移行、20日以降は年度末の棚卸し策により、決算内容の悪化により調整が強く荷動きが止まった。入学に関連する商品関係の動きのみ活発となった。
雇用人員については、前月に車両不足が一時発生したことによる、休車の稼働と夏物関連の輸送増加を見込み一部で補充増加となっている。運賃料金の低迷は依然と厳しく、決算状況の悪い荷主企業では、協力値引きがまた発生してきている。
・滋賀県倉庫業協同組合
入庫状況 対前年比 108.7%
機械及び板ガラス製品が入庫減となったものの、金属製品、紙、電気機械を中心に増加傾向にある。
出庫状況 対前年比 103.7%
金属製品、紙類は対前年増加傾向が続いている。化学工業品・食料工業品・製造工業品も増加している。保管在庫量 対前年比 111.4% 対前年より7万トン増加となり、年度末で増加する。