製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・繊維・同製品)
・浜縮緬工業協同組合
需要期であるが、市田(株)の影響もあり、荷動きも鈍く厳しい状況である。
・湖東繊維工業協同組合
服地関係 繁忙期でもあり昨年並みで推移している。1~3月もこの状態が続きそうだ。
肩 パット 前月と変わりない。しかし、国内調達が国外調達にシフトし、その比率が3:7ぐらいになってきた。ますます国内の空洞化は避けられない。
寝 装 品
インテリア 相変わらず悪い。11月は前月に比べ比較的ましだ。先の見通しが全くたたない。
染色整理 服地がシーズンのため、若干うるおった。しかし、値段が非常にきびしい。
今後、いままでの60%位の出来高の予想。
・滋賀県麻織物工業協同組合
前月比よりも悪く、前年同月比から見てもぜんぜん伸びない。
・高島織物工業協同組合
厚織関係はジリ貧であるが、まだ安定している。軽布は企業間格差が大きくなった。新織機を入れる織屋が2~3社ある一方、定番品の在庫で困っているところもある。
又、新合繊等新しい材料を使って来夏の見本出しも活発である。
(製造業・木材・木製品)
・滋賀県木材協同組合連合会
ますます厳しい状況が続いている。全般的に価額は弱保合いで推移している。特に卸売り問屋では、羽柄材の動きはあるものの、構造材の荷動きが非常に悪い。小売業では当用買いの荷動きで低調である。
・滋賀県木造住宅ローン協同組合
住宅用用材は不況直撃の構図で、例えば比較的入荷の多い桧丸太をみても、まことに厳しい商況で底割れの状態。「売れない、安い」で最悪。年末に向け深刻な状況。価格的にも近年にない最低水準。住宅用材の主力は集成材となってきた。
10月新設住宅着工件数
本県全体 1419戸 前年同月比 2.4%
内、木造住宅 578戸 〃 4.5%
内、持ち家住宅 579戸 〃 - 3.7%
全 国 101746戸 前年同月比 - 3.3%
内、木造住宅 前年同月比 - 5.5%
・彦根仏壇事業協同組合
11月21日(水)~25日(日)の5日間、“ビバシティ彦根”において第2
0回彦根仏壇展を開催しました。入場者は昨年比+20%で1700人余のお客様を迎えました。
あくまでも見本市であり、会場での商談はほとんどなかったようです。
一方、組合員の商部企業で協賛売りだし等を実施され、それなりに成果があったと聞いています。
(製造業・化学ゴム)
・滋賀県製薬工業協同組合
1. 薬品業界も内容は他業種と平衡関係にあり不況のムードが付きまとう。
2 薬価基準が中医協にて医療費総枠でマイナス決定され、その中で薬剤費が攻防の中心となることからムードが悪く不況感が充満している。
3 世の中は突出した良いもの(業界名・ピカ新効力薬)や特徴が明確に標榜できるものがよく売れ量販店が好まれる傾向にあり、これらに対抗するには新薬の開発と許可を得る努力が必要である。
4 社会情勢はグローバル化の方向と、上記3の方向への製品化に進みつつある。構造改革はまさに進みつつあり、この波に乗り遅れたら回復は不可能と考えられる。
(製造業・窯業・土石製品)
・信楽陶器工業協同組合
11月度も大きな変化はなく悪い状況で進んでいる。先行き不安と売上が伸びないことから、信楽産地内では聞くところによると2社で従業員のリストラを実行する事業所が出てきている模様である。
年末に向けて心配である。
(製造業・鉄鋼・金属)
・滋賀バルブ協同組合
水道用バルブで使われる銅合金鋳物について、鉛レス化に取組み、関西大学と共同開発を行っていたが、このほど試作品が完成。11月12日に特許申請を行った。
(製造業・一般機器)
・滋賀県機械金属事業協同組合
量産加工をしている会社は、9月頃から受注が半減しています。回復の見込みがたっていません。
設備投資も減少しており、全体的に需要が停滞しています。
(製造業・電気機器)
・滋賀県産業振興協同組合
取引親会社の合併により事務の合理化の名のもとに、支払条件が大幅に悪くなり、運転資金が必要になった企業が発生。
(従来)月末締切→翌月15日銀行振込払い
(改定)翌月末締切→翌月末支払手形(サイト125日)支払い
・湖北電子工業協同組合
景況について特に好状況はなし。
(製造業・輸送用機器)
・滋賀県自動車部分品工業協同組合
平成13年9月 10月 11月 平成12年11月
売上高 444,197千円 475,473千円 492,749千円 455,139千円
個 数 576,449個 606,493個 641,791個 578,507個
値下げ及び短納期で注文をとっている
(非製造業・卸売業)
・大津卸売市場事業協同組合
狂牛病問題等で連鎖的に景気は悪くなってきている。
(非製造業・小売業)
・滋賀県石油協同組合
原油価格が低下。バーレル20ドル割れ。米国におけるテロ問題も大きな影響。原油価格の低下により、先安感が動き、店頭価格に若干の値下がりあり。
(非製造業・商店街)
・堅田駅前専門店協同組合
当月は、衣料品を中心に低調で前年売上を僅かに達成出来なかった。
上旬に特招会があったが、客数は伸びているものの、高価格帯商品の売上がダウンすることにより客単価が下がり、結果として厳しい売上となってしまった。
消費者マインドは一層冷え込み、厳しい状況が続いているが、これから始まる年末商戦に期待したい。
・協同組合長浜商業開発
気温の低下により、一時好調さを取り戻したかにみえたが、持続性がなかった。全体として低調ななか、好調を維持している店舗がある反面、なかなか不振から脱却できない店舗もある。
・平和堂同友店会
(1) 食品、衣料品、雑貨・住居関連分野とも前月比、前年同月比とも高い伸びをしており非常に好調である。
11月に入り、冬物衣料の動きは回復傾向であるが、販売価格の低下傾向は依然として続いておりディスカウント商品中心の動きである。
(2) 食品は、狂牛病の影響で牛肉の動きが非常に鈍く、40%以上の減少。豚・鶏肉が20%以上伸びているが、精肉全体では20%近い減少。しかし、魚・野菜・青果物が好調で食品全体では単価ダウンの傾向はあるものの前年実績を上回っている。
(非製造業・サービス業)
・滋賀県旅館生活衛生同業組合
秋の行楽シーズンに加えて米国のテロ事件以後、国内旅行に需要が増した結果、県内でも団体・個人グループの旅行客の受入で各地とも売上の増加傾向がみられた。
・滋賀県情報システム協同組合
1、 米国のテロ以降、民間企業の受注が大幅減となる。
2、インターネット関連の新たなビジネスも苦戦中。
(非製造業・建設業)
・協同組合坂浅土木工業会
工事受注量の減少は国策でもあり止むを得ないが、競争の激化は一段と厳しく価格の破壊に類する 低価格受注は底の無い泥沼状態となってきた。
経営基盤の脆弱な中小建設業は淘汰されるのも時間の問題となってきた。合併や合理化にしても生き 残れる状態に無い。今後の組合運営にも支障をきたすことが予測される。
現況をよく認識して対処していかねばならない。
(非製造業・運輸業)
・滋賀県綜合輸送協同組合
前月にひき続き輸出と消費の低迷により、生産調整が進み輸送量が伸びない現状にある。 これによって荷主企業の物流コスト見直しが一段と強くなっている。又、国外の製品化が進み国内製造が減少し、流通分野の変革に一層厳しいものがある。将来、不安が募るばかりである。
・滋賀県倉庫業協同組合
入 庫 前年比86.6%
紙関係のみが入庫増を維持しているが、全般に大幅な入庫減少が6月以降続いている。
出 庫 前年比90.0%
出荷量の減少が続き、対前年3万トンの減少で推移している。
保 管 前年比104.7%
回転率42.2%と荷動きの悪さからくる保管増の現象である。
各企業も減産体制であり、売れ行きが伸びない状況での保管料の増加となっている。)