製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・繊維・同製品)
・湖東繊維工業協同組合
服地関係 前月と比較して良いところ・悪いところ・まだら模様となっているが、4月は全体としては昨年並みで推移している。
肩 パット あまりパットしないが前月と同じ状態である
寝 装 品 シーズンでもありまずまずといったところ。しかし短納期・小ロットがなお一層厳しく利益なき繁忙である。
インテリア
染色整理 夏物が終わり、まずまずであったが、短納期・小ロットで整理加工も大きな影響がでた。来期は厳しい状態が続きそうだ。
(製造業・木材・木製品)
・滋賀県木材協同組合連合会
需要期に入っているが、国産材丸太の入荷が少ない故、品薄から流通は活発である。構造材の需要は低調で、価格面においても横這い傾向である。このような現状から業種転換や廃業する企業が目立ってきた。
・滋賀県木造住宅ローン協同組合
木造住宅の持家着工が低調で、原木は入荷増が続いているが、弱気配。製材業者の仕入れは比較的堅調だが、製品市況が不振で、低い価格水準で経過している。
県内3月着工
本県全体 1102戸 前年同月比 + 15.6%
内、木造住宅 587戸 〃 + 1.6%
持ち家住宅 548戸 前年同月比 -14.0%
全国 94849戸 前年同月比 - 1.4%
内、木造住宅 42948戸 〃 - 4.4%
持ち家住宅 32593戸 前年同月比 -13.1%
(製造業・化学ゴム)
・滋賀県製薬工業協同組合
新しい内閣編成に伴い、製薬環境の好転を期待しているがまだその傾向は見えてこない。薬は生命関連製品であるから、安全性が求められるのは当たり前のことではあるが、GMP基準の完全履行は膨大な経費がかかり生産額に比してコスト原価高は避けられず、販売量が計画を下回ると不採算品目になる傾向が顕著にでてくる。
(製造業・窯業・土石製品)
・信楽陶器工業協同組合
前月比は変化なし。前年同月比はダウン。5月連休の観光客売上に期待している。雇用面では、数ヶ月前より減少に転じているようで、今の景況が影響しているのではないか。あるいは、減少せざるを得ない状況に追い込まれつつあると思われる。
(製造業・鉄鋼・金属)
・滋賀バルブ協同組合
役所の年度がわりで4月の水道用バルブ需要は減少。例年4月は水道用バルブは落ち込むが、今年は例年以上に動きが悪く、景況感は一段と悪化している。
・カオスハイテク協同組合
業界の景気状況は全般的に悪化している。
(製造業・電気機器)
・滋賀県産業振興協同組合
自販機製造関連が、本来需要期の関係上、1~3月に生産が集中するが、本年は4月の受注が3月を上回っており、好調に推移している。 しかし、発注単価は協力値引きの名のもとに安くなっている。ただ業界全体が良いのかは不明である。
電気機械器具関連は、昨年の猛暑により前年に積み増しされた在庫が無くなり、平成13年度にむけた生産が、昨年9月頃より前年比2~3%増で3月まで続いた。4月については前年並程度である。
・湖北電子工業協同組合
売り上げ・収益は特殊事情により増加しているが、純利益は前月・前年同月比は低下している。景気の動向は、各ユーザーの言をかりるまでもなく先行き不透明状態です。
(非製造業・小売業)
・滋賀県石油協同組合
業界の景況依然として悪く、経営努力も効果出ず苦悩の日々が続いている。
・滋賀県電器商業組合
4月1日から施行されたリサイクル法によって対象4商品(冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンデイショナー)の売上が減少した。他の商品は変わらず。
(非製造業・商店街)
・堅田駅前専門店協同組合
今月は核店舗の平和堂で一部フロアの改装があり、「売りつくしセール」「オープニングセール」が行われた。当組合も協賛セールで呼応したのと、営業日数が前年より1日多かったことが影響し、前年比106%と売上が伸長した。
前年の売上をクリアできれば何かホッとする昨今ではあるが、前年の売上そのものが悪すぎたのであって、少々の上昇位では手放しで喜んでいられないのが実態である。やや上昇したかのようにみえる4月においても、実際に損益分岐点売上に達している店舗は何店あるだろうか? 小売業の置かれている現実は極めて厳しいと言わざるを得ない。
・協同組合平和堂同友店会
ゴールデン・ウィークの連休を前にした段階で、毎日の買物動向が厳しい状況になっている。又、天候不順というか、気温が例年と比較して低い傾向にあり、日替わりでの気温の上下もあり、半袖・夏物の動きがほとんどない。
エンゲル係数の数字枠はほとんど変化はないと思われるが、全体の構成比率においてバラツキがあり、レジャーのウエイトが高いのではと考えられる。
今後のキーワードは①安全 ②健康 ③レジャー ④カルチャー・学習塾 に関わる業種でないと非常に厳しい。
・協同組合長浜商業開発
売上は前年を下回ることとなった。
その原因として、前年は衣料品を中心として改装売りつくしセールが好調であったが、今年はそれに代わる有効な手がうてなかったこと。又、競合SCとの競争が日々激しくなってきたこと。政局の変化・経済情勢の変化等についてあまりよくないニュースが報道され消費者の意欲が低下したことなどが考えられる。
・彦根銀座街商業協同組合
商店街としての空洞化(空き店舗等)により、その機能が十分に満たされていない現状のなかで、お客様にいかにして商店街を歩いていただくかが現在の課題と考えている。
(非製造業・建設業)
・協同組合坂浅土木工業会
公共工事の前倒し発注の中止、工事量の減少は中小企業の多い建設業界には大変厳しい環境となってきた。従来よりこの状況は予測できたことから、リストラを随時敢行し、規模の縮小を図って事業を継続してきたが、転業が難しい業界故ここ2~3年内に倒産企業が多くなるものと推察している。
(非製造業・運輸業)
・滋賀県綜合輸送協同組合
売上高の推移は前半、前月を引き込む形で移行したが、後半、夏期分の飲食関係の輸送が増加した以外は落ち込みとなり、平均して前月と変わらなかった。前年度からみると連休対策の前受け的な輸送が今期は止まったことにより減少となった。
良い決算が組めず、物流コストの削減策が一層強く、D.C(集配の中継所)まで統合・縮小する動きが見えてきている。
・滋賀県倉庫業協同組合
入 庫 前年比 97.3%
金属製品、その他機械、板ガラス、日用品その他が対前年比50%と半減したが、化学工業品、電気機械が増えて入庫量32万トンとなった。
出 庫 前年比 114.2%
金属製品、化学工業品、電気機械、紙の大幅な出庫増となった。
保 管 前年比 102.3%
623千トンで、前年比2.3%(+ 14千トン)となり回転率53.5%と動きがでてきた。