製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・繊維・同製品)
・浜縮緬工業協同組合
需要期に入りながら、織物の動きは閑散とした状況。全産業において不況傾向であり、今後も厳しい状況が予想される。
・湖東繊維工業協同組合
服地関係 閑散期であり、前月と同じ状態で良くない。見本作りなどで忙しいが、商売につながらない。来月からは春物の受注が期待できそうだ。
肩 パット 昨年同期と変わらない。国内で落ち込んだ分だけ海外から入っている。
寝 装 品
インテリア 7・8・9月が昨年より悪くなっている。伸びているものは特殊ものだけで、汎用品は今後とも伸びない。
染色整理 前月と変わりなく全く沈滞化している。昨年比15%落ちである。サンプルが若干でた位だ。
・滋賀県麻織物工業協同組合
前月同様変らず。
・高島織物工業協同組合
・昨年に比べて1~2ヶ月発注が遅れているようで、定番品の動きも悪い。
・新商品や新加工に対する引合は多いが決まらない。
・原料の値段は底を打ったようで、糸の種類によっては昨年より高いが、売 値は変らず苦しい。
・捨て耳の処理に困っている。
(製造業・木材・木製品)
・滋賀県木材協同組合連合会
最近の極端な経済不況に伴い、荷動きの悪さは最悪であり景況は停滞感が強く、価額面においても先安感があり、部材によっては下げても売れない状態である。今後も変らずの見通しである。
ただし、全般に製造・流通の各段階で在庫が減っていることから、最低の在庫レベルのものについては、今後の展開によって上昇変化も考えられる。
・滋賀県木造住宅ローン協同組合
国産材製品市況は依然として低迷している。原木も柱材に買い気が進まず異常な低迷ぶり。住宅着工はそこそこの推移を示しているにもかかわらず、大手ハウスメーカーの進出拡大によって地場業者の受注力が弱まっている。
8月新設住宅着工件数
本県全体 1211戸 前年同月比 + 11.3%
内、木造住宅 518戸 〃 + 2.8%
内、非木造住宅 693戸 〃 +18.7%
・・・大津市にマンション申請185戸による。
全国 104705戸 前年同月比 + 1.1%
内、木造住宅 45081戸 前年同月比 ? 4.0%
・彦根仏壇事業協同組合
厳しい状況のまま推移している。
10月中旬に全国伝統的工芸品仏壇仏具展が長野県飯山市で開催されるため、出品用の高額製品の製造と組合検査で活況となった。これを契機として販売促進につながることが期待される。
(製造業・化学ゴム)
・滋賀県製薬工業協同組合
1.先月のドリンクの不振に今月は回復することを期待したが、空振りに終わった。とにかく医薬部外品で補った感がある。
2.医薬品の収益品が不振で、5年に1度の製造業登録更新期に約半数のメーカーが直面しているため、不採算条件とは知りつつハード投資、ソフト投資の必要性に迫られた月であった。
3.大企業でも世界的にもM&Aが実現しているのに、中小企業が不振不採算とわかっていても守企業(品目)のため無理な投資をして企業体質を悪くしている。大局的見地から行政指導が必要である。
(製造業・窯業・土石製品)
・信楽陶器工業協同組合
前月に変らず苦しい状況であるが、8月よりも多少仕事があるようである。しかしながら、行き先不透明のなかで不安をかかえており、年末に向けて予断を許さない。
どちらにしても産地全体として生産量の下降は止まらない。
今後どのようにしていくかの方針は必要で、現在「信楽焼振興協議会」ではその件について早急の対応策を検討中である。
(製造業・一般機器)
・カオスハイテク協同組合
設備投資のため人員増及びリース代増。弁済金等による収益性の悪化。
(製造業・電気機器)
・滋賀県産業振興協同組合
8月は盆休の関係で毎年低迷状態に入るが、例年9月は上昇する傾向にある。本年は8月並の状況が続いており、企業によっては赤字が続いており厳しい経営環境になっている。
・湖北電子工業協同組合
景況は相変わらず悪化の傾向です。
第2回目のリストラを実施した。
リストラの効果は11月度以降に良し悪しが解る。
ユーザーの言を借りれば、来年も冷え込みの情勢。
(非製造業・小売業)
・滋賀県石油協同組合
9月、原油動向も大きな動きなく推移。今のところテロ問題が業界に大きく影響することもないと思われる。店頭における販売価格も変動なし。
(非製造業・商店街)
・堅田駅前専門店協同組合
食料品はやや不振だったが、衣料品・雑貨の売上アップが寄与し、全体として前年売上をクリアできた。
衣料品は婦人ものを中心に下旬から好調に推移した。
この原因として9月下旬に気温が急激に冷え込んだことと、個店独自の販促企画がうまくマッチングし、秋物商品が動いたことによるものと考えられる。
近隣競合店が実施したプロ野球パ・リーグの「応援感謝セール」は、毎年のことで織り込み済みではあるが、この期間中客足が減少し、当協同組合店舗に少なからず影響を及ぼしている。
狂牛病の風評被害は、現時点ではそれほど深刻な問題とはなっていないが、ただでさえ消費が低迷し苦戦を強いられている中で、この問題が更なる悪材料とならないことを期待したい。
・協同組合長浜商業開発
建設関係の不況に加え、製造業の分野での中国など海外へのシフトやリストラの影響が地域内にもでてきているようだ。又、米国のテロ事件等で消費意欲も減退し大変厳しい。
・彦根銀座街商業協同組合
ゆったりとショッピングできるような環境整備が必要に思います。
・平和堂同友店会
1.8月の猛暑の反動で、秋の訪れが早く感じたか衣料品の秋物の動きが良い。夏物に引き続き商品単価は8%以上落ち込んでいる。中旬以降はその動きも一段落し停滞感がある。
全体的にはブランド志向は強くファッション性の強い衣料品や服飾雑貨は節約、又は低単価商品でまかなおうという消費の2極分化がみられる。
100円均一SHOPは出店も続いており大きく拡大している。
2. 食品は先月に引き続き好調。青果、ビール(発泡酒)と惣菜が大きな伸びを示しており順調であったが、
中旬より狂牛病問題で牛肉が大きく落ち込んでいる。(前年比55%)。
しかし豚肉、鶏肉は120~130%の伸びをしている。
(非製造業・サービス業)
・滋賀県旅館生活衛生同業組合
夏休み期間が終わり秋の行楽シーズンを控える。この時期は、8月の反動で売上・価格は下がったが祝日の日程で2度の連休があり何とか前年比とあまり変らず推移したようだ。
(非製造業・運輸業)
・滋賀県綜合輸送協同組合
売上高の増加は稼働日の増加によるもので、需要増加に伴うものではない。従来の傾向からでは中間決算に伴って荷動きが通常月よりも活発化するのであるが、棚卸によって逆に荷動きが止まる状況となり、後半暇な事業者が多くなった。
雇用問題においては人材は豊富であるが、逆に有能な人材確保が重要視され雇用増加に繋がっていない。
NOX規制により老朽車の入替問題が今後更に経営を圧迫する要因となりつつある。
・滋賀県倉庫業協同組合
入 庫 前年比93.6%
その他の機械、板ガラス・同製品、雑品等の入庫減となった。
出 庫 前年比91.8%
飲料、その他の機械が大幅な減少となった。
保 管 前年比105.0%
回転率が39.9%となり、直送等が増加し、動きが悪い状況が続いている。