滋賀県リサイクル 認定製品マーク
住所 | 〒520-0232 大津市真野6丁目14-11 |
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電話番号 | 077-571-3533 |
設立 | 1982年 |
とび、土工工事の共同受注、共同施工や法面処理工法の研究および技術開発を目的に1982年設立。資材の共同購入や知識の普及を図るための教育・情報提供事業を通じて組合員の技術の改善や向上に努めています。
【組合の独自工法】
名称 | 組合が開発したBIWAソイルを使用した緑化工法 | 組合が開発したBIWAチップを使用した マルチング工法 |
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概要 | 県内産の木材(間伐材や伐採木等)を土壌とする リサイクル型緑化工法 *以下「木材」はすべて間伐材や伐採木等を指す |
県内産の木材及び陶器屑を細断混合。 モルタルガン機でセメントとともに圧送 吹付するマルチング工法(防草) |
循環性 | 廃材になる木材を破砕してチップ化し植生工法の 土壌に有効活用 |
廃材になる木材や陶器屑を粉粒体に加工 することで建設資材に再生 |
上部はBIWAソイル緑化工法
下部はBIWAチップマルチング工法
滋賀県リサイクル認定製品[ビワクルエコ製品]
組合が開発した循環型資材「BIWAソイル」「BIWAチップ」は、滋賀県リサイクル認定製品[ビワクルエコ製品]として、それぞれ「造園・緑化資材」「土木資材・道路資 材・舗装材」のカテゴリーで認定されており、造園工事や道路工事にも使用できる汎用性があります。滋賀県リサイクル認定製品とは、主に県内で発生する循環資源(廃 棄物や製造過程で発生した副産物、間伐材等)を利用し、県内事業所で製造加工される製品について、一定の基準に適合するものを県が認定し、市町や県民・事業者に対し利用推奨を図るとともに、公共工事等を通じて県自らも率先利用に努めることを課す制度です。
上部の植生は良好、下部は雑草
の侵入なし(施工後8ケ月)
循環型資材の活用による環境保全に向けた組合の役割
滋賀県は面積の半分を森林が、1/6を琵琶湖が占めるという豊かな環境に恵まれています。組合では、この豊かな自然を十分に尊重したうえで、法面工事を通じて地域住民の安全安心な生活の創出に取り組んできました。その過程で開発されたのが循環型資材「BIWAソイル」、「BIWAチップ」です。これらを用いた法面の組合独自工法は、廃材になる木材や陶器屑を使用するため廃棄物の削減だけでなく、地域にあるもの(国外や県外ではない)を建設資材として使用するので、外来種等から地域固有の山地生態系を保全する効果も期待できます。常に自然に接し業務に取り組んできた組合ならではの創意工夫が環境保全に向けた様々な取組につながっています。