組合事例紹介

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クリーンぬのびき広域事業協同組合「BCP取り組み支援内容」

平成30年度策定支援5回

主な内容

BCP策定の基本方針

クリーンぬのびき広域事業協同組合は(以下、当組合)は、八日市布引ライフ組合立衛生センター長期包括的運営管理業務(以下、本業務)に当たり、八日市布引ライフ組合立衛生センター(以下、当施設)の緊急時の事業継続を図るうえで、以下の基本方針に基づき行動する。

  • ・人命の保護を最優先する
  • ・当施設の資産を保護し、事業を早期復旧、継続させる
  • ・余力がある場合は、行政からの要請のあった支援業務や地域への協力にあたる

重要業務

当組合は、以下の業務の継続もしくは実施を最優先事項とする。

  • ・当施設での受入、汚泥処理、保守管理業務および水質検査業務
  • ・災害に関する緊急点検、調査及び緊急措置とその後の調査、応急復旧、本復旧作業

非常時最優先業務・対応の目標時間の選定

当施設は、以下の業務について目標時間を以下の通り設定する。

区分 業務内容 目標時間
優先業務 安否確認(職員、家族、来訪者) 2時間
施設内状況の確認を報告 24時間
災害対応業務 緊急点検:被災の有無を点検、必要に応じ緊急措置、報告 48時間
応急復旧(第一段階):暫定機能の確保 72時間

被害想定

本計画における緊急時の被害状況を以下の通り想定する。

大規模地震(震度5強)で想定した影響
今回想定した被害
処理施設 受付
  • ・投入路の自動ドアが歪んで開かなくなる
  • ・薬品等の搬入が困難
  • ・トラックスケール及び構造物の一部破損、ヒビ割れ
  • ・上記に伴う受け入れ量測定の不可
焼却
  • ・配管の一部破損
  • ・焼却運転不可による運営支障
  • ・焼却設備及び構造物の一部破損、ヒビ割れ
前処理
  • ・構造物に接続する配管の一部破損
  • ・前処理機及び脱水機破損による処理能力の低下
処理
  • ・各槽の一部破損、ヒビ割れ
  • ・構造物に接続する配管の一部破損
  • ・ポンプ等の一部破損
  • ・薬品タンクの一部破損、ヒビ割れによる液漏れ
分析
  • ・水質検査等の不可による水質状況の把握困難
ライフライン及びインフラ 電気
  • ・漏電、電柱の倒壊等による停電
  • ・復旧日数は3日後と想定(80%復旧)
ガス
  • ・ガスの使用不可、火災
上水道
  • ・水道の1週間程度の停止
電話・通信
  • ・電柱の倒壊、ケーブルの断線、中継施設の障害での電話やインターネットの不通
  • ・施設の復旧により順次復旧
道路
  • ・一部の道路が通行規制となり渋滞が発生

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