SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年9月の国連サミットで採択された目標であり、SDGsを取り組む団体や事業所は社会への責任を果たしている組織として認知され、イメージアップしやすい傾向にあります。そこで当組合もSDGs取り組みの必要性を鑑み、共通の目標を掲げたうえで実行し、その結果を公表することで、滋賀県全体のイメージアップにつながると考えました。また、SDGsを通じて先進的な取り組みを行えば、注目されるきっかけとなり、観光地として「選ばれる滋賀」の実現が早期達成できると期待しております。
スローガン
環境と観光の共生地 ~琵琶湖を守り、琵琶湖と遊ぶ~
当組合は、2030年「選ばれる滋賀」となるために、本スローガンを掲げてSDGsを推進します。
環境と観光の共生地
環境と観光が共存する温かい地として、「選ばれる滋賀」となることを目指します。
琵琶湖を守る
琵琶湖だけではなく、環境保全、近江の文化、三方よしといった良きものは守り、進化しながら次世代へ継承します。
琵琶湖と遊ぶ
かけがえのない琵琶湖とそれを取り巻く自然環境に直接触れること、県内の美味しい料理(飲物)を食べることや地場産品に触れることで滋賀県での滞在を愉しんでいただきます。
行動指針
環境、社会、経済の3つの視点から、それぞれ行動指針を策定しました。
1. 環境の視点
プラごみの削減について、環境省「3R+Renewable」、滋賀県「MLGs」に具体的な戦略と目標を掲げており、当組合もこれに準じてプラごみの削減をチャレンジします。
2. 社会の視点
近江文化を継承するために、地域で連携しながら食文化や地場産品の活用を推進します。
3. 経済の視点
サステナブルステイなどSDGsに係るプランやイベントを企画・販売することでブランド価値を高め単価アップを図ります。
数値目標
行動指針を遂行するにあたり、3つの視点それぞれに目標値を設定します。ただし、目標達成が困難である場合はこの限りではなく、各事業所に即した数値目標を設定し進めてください。
1. 環境の視点
2030年までにアメニティのプラごみを「0」にします。
2. 社会の視点
2030年までに滋賀県食材の使用料を全体の50%にします。
3. 経済の視点
2030年までに室料または客単価を2019年度比較+20%にします。