

琵琶湖に醤油を沈める様子
研修会の様子
滋賀県醤油工業協同組合(理事長 清水 金幸 氏)では、滋賀県産醤油の需要開発や売上拡大を目指し、滋賀県の特色を活かした独自の商品として、組合員が造った醤油を琵琶湖に沈めて一定期間熟成させる「琵琶湖熟成醤油」の研究開発に取り組まれています。この事業は組合青年部が中心となって、当会の特定案件集中指導事業を利用して開発を進められてきました。
新商品開発に際して専門家と開催した全3回の勉強会では、専門家を招いて開発する商品のコンセプト作りの重要性や生成AIを活用したキャッチフレーズの作成方法、SNSを活用したブランディング戦略などについて学ばれました。
そして、3月10日㈪には琵琶湖熟成醤油の試作のため、沖島港の一部を借用して琵琶湖に各社の醤油瓶を沈める作業を実施されました。約半年間、湖中で熟成を試した後、成分検査と食味チェックを行う予定となっています。組合では来年度以降も一丸となって新商品の発売に向けて取り組まれる予定です。