製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
食料品
繊維
木材
紙・紙加工
印刷
化学 ゴム
窯業・土石製品
鉄鋼金属
一般機器
電気機器
輸送用機器
その他
小計
非製造業
- 売上高
- 在庫数量
- 販売価格
- 取引条件
- 収益状況
- 資金繰り
- 設備操業度
- 雇用人数
- 業界の景況
卸売
小売
商店街
サービス
建設
運輸
その他
小計
製造業・非製造業 合計
合計
(製造業・繊維・同製品)
・絹 織 物
4月度の売上高は昨年対100.2%で、新年度を好スタートできた。
72店舗中、昨年対100%以上の店舗は41店舗である。
業種別(11部門)では、飲食(110%)をトップに雑貨、衣料、食品部門の順で好調に推移している。これらに対し、宝石、着物、文化・日用品、サービス部門が低迷した。
4月1日より、個人情報保護法が完全施行され1ヶ月が経過したが、現在のところ個人情報関連の問題は起こっていない。
・麻関連繊維工業
来夏物の見本作りや商談が始まり、各社内での展示会が行われており、商品企画(素材・カラーetc.)がつめの段階で慌ただしくなっている。
・綿 織 物
軽布(クレープ)は、今夏用の追い込みと追加で連休前まで一部で忙しかったが、定番品は、4月中頃から備蓄期に入り期待したほどのシーズンではなかった。
厚織は単価を下げる為、双系使いを単系に変更するなど努力されているが、中国からの輸入品との競合で苦しい状態が続いている。
(製造業・出版・印刷)
・印 刷
年度末も終わり忙しさもひと段落し、その後の需要の落ち込みはあり。以前と同様に価格競争が展開されている。しかし、ゴールデンウィーク前でチラシ等の受注が集中した。
(製造業・化学ゴム)
・医薬品
医療用に関しては、4月単独では良好といえる実績を示しているが、一般用・配置用医薬品においては顕著な成績が出ていない。
夏物(水剤ドリンク)類が特に夏期に備えて発注が多かった。
(製造業・窯業・土石製品)
・陶 器
春夏ものの新提案商品に期待したが、現状は依然として販売不振が続いている。安価な小物類が僅かに動いている程度であり、本来得意分野とする大物商品の動きがみられない。
(製造業・電気機器)
・民生用電気機械器具
洗濯機は大手各企業、広告宣伝に力をいれ、高級機種が需要を伸ばしておりますが、従来のエアコン、ポンプが海外シフトしており、本来エアコン等は生産需要期に入り、売上が伸びなければならない時期であるが、あまり増加していない。原油の値上がり、昨年からの中国市場の品薄感等で鉄鋼が値上がりする等、原材料は大幅な値上がりになっている。その材料費がなかなか製品に転嫁出来ず、人件費・経費圧縮でカバーしている。
・通信機器等電子機器類
未だ前年度と比べると需要が少ない。
回復は夏場以降の予想である。
(非製造業・卸売業)
・電設資材
1.建築住宅関連商品の売上は横這いで状態で幅広い商品の需要がある。
2.デジタル家電(薄型テレビ)は新商品で価格ダウンし、需要アップを期待している。
3.建築資材、特に鋼材の値上げで前年度よりも売上高がアップしたものの即価格反映がないため、収益性が悪い。
4.環境、省エネ、防犯商品に販売成果が見えてきている。
5.金融不安感は建築関連の倒産が見受けられ、連鎖倒産が心配される。
(非製造業・商店街)
・堅 田(ショッピングセンター)
・売上は前年を若干下まわった。特に衣料品が厳しい状況である。
・衣料品は上旬が比較的寒い日が続き、その後急速に気温が上昇し、夏日のような日が続いた為、春物の商機を逸してしまい売上に大きな影響を及ぼした。
・全体の売上は昨年対を割っているものの、店舗別に見ると昨年対をクリアしている店舗も増えており、景気回復の胎動ともとれる動きを示している。
・テナント(滋賀、京都,福井他)
昨年より引き続いて、個店の景況は低迷している。また、商店経営社の高齢化が進み、後継者が見つからず、閉店する店舗が見受けられる。
新規の開店では、美容・飲食業等のサービス業が多く、物販業(衣料・雑貨)が少ない。
経営者の努力により、各店の個性があり人を惹きつける店舗のみが、生き残ってきており、今後もこのような傾向が続くと考えられる。
(非製造業・サービス業)
・情報サービス・広告
FA(工場の設備投資関連)は好調を継続している。
4月1日より施行の個人情報保護法の対策に追われている。
上記内容は前月と同様であり、最近の特徴として「大きな動き:プロジェクト」がなくなってきている。過去、「2000年問題」「第N次オンライン」などといった大型案件がなくなった。
(非製造業・建設業)
・総合工事
組合の資材販売取扱高が、前年度同月比16.9%減となっていることから、手持ち工事が減少し、厳しい状況が続いている。特に北部(長浜・伊香)の地区の工事減少が著しい。
(非製造業・運輸業)
・運 送
求人すれども応募がなく、輸送量は減少、軽油価格の大幅な高騰などにより事業運営は非常に厳しい状況が続いている。
・倉 庫
3月実績数量 対前年比
入 庫 272千トン 106.7%
出 庫 284千トン 104.1%
月末保管残高 513千トン 102.4%
その他製造品…195.0%、非金属鉱物…170.7%、その他日用品…135.9%
紙・パルプ……123.9%、板ガラス……121.1%、金属製品………113.7%
米……………… 68.0%、電気機械…… 77.9%、化学繊維糸…… 89.8%
化学繊維織物… 95.2%、その他化学… 97.0%、その他機械… 97.2% 102.0%、
紙・パルプ…101.1%、その他機械… 99.6%
(それぞれ前年同月比において残高の増減が目立った品目と数値)
当業界においては、2月度より回復傾向になり、3月度は入庫・出庫・保管残高とも前年同月比少しながら増加となった。