コンポスト化施設(出典:滋賀県)
セレモニーの様子(出典:滋賀県)
下水処理場「高島浄化センター」(高島市今津町)の維持管理業務を県から受託し運営している滋賀県下水道保全事業協同組合(理事長 権田 五雄 氏)では、同センターの下水汚泥から肥料を製造する堆肥化事業の特別目的会社(SPC)へ参画し、コンポスト(肥料)化施設が令和6年2月に完成し、このたび肥料の一般販売開始のセレモニーが5月31日㈮に開催されました。
コンポスト化施設では、汚泥を微生物によって発酵させ、約40日かけて肥料にします。肥料は1日約1.5トン、年間約500トン製造可能で、センター内に設けられた販売所で6月1日㈯から10キロ20円で販売開始されています。肥料の愛称は、60件の応募の中から「おうみっ肥(おうみっこ)」と名付けられ、セレモニーで公表されました。