講演風景
設置された高機能カーテン
滋賀県麻織物工業協同組合(理事長 川口徳太郎 氏)では、11月27日㈰、愛荘町・近江上布伝統産業会館において、講演会「空間構築への布の応用、麻の可能性」を開催されました。
この講演会は、組合が管理する同会館に「近江の麻」の上質な麻本来の風合いを活かしたまま、高性能光触媒を定着させた抗菌・防臭加工を施した清浄機能付きカーテンを設置したことを機に開催されたものです。今回、この加工を施した米原の縫製会社から講師を迎え、カーテン等の従来の使い方からグランピングや部屋の間仕切りなど、愛知県の大学との産学連携の事例を交えながら、麻を使った空間の魅せ方について講演が行われました。組合では、この縫製会社と組合員をマッチングし、既に組合員の受注に繋げられており、これを機に産地商品のデザイン性の質を高めていくとともに、これまで進めてきた海外展開に高機能カーテンもラインナップに加えて進めていく方針です。