座学講習の様子
フルハーネスを装着する実技講習
滋賀県左官工業組合(理事長 宿谷信男 氏)では、9月28日㈬大津市・滋賀県建設会館大ホールにて、標記講習会を開催されました。
今回の講習会は、労働安全衛生法改正により2022年1月から高所作業の場合、基本的にフルハーネス型の墜落制止用器具の使用が原則化され、一定以上の高所においては義務となったことによるものです。また、フルハーネス型安全帯を必要とする作業を行う場合、その作業における特別教育を受けていない人が行うと法令違反となることから、まず、設備・器具の構造や使用方法、整備方法などを内容とした特別教育が座学によって行われました。座学研修の後、実技講習としてフルハーネス帯の装着方法、取付方法などが指導されました。
高所作業時の墜落・転落による労働災害が、建設業の労働災害の約4割を占めることから、組合では今後も労働安全衛生に対する意識の向上に努められることとなっています。