板金組合での専門家による策定支援風景
塗装組合での専門家による策定支援風景
今年度、当会ではSDGsに理解を深め、行動宣言の新規策定を希望されている3組合を対象に支援を行っていますが、このうち、滋賀県板金工業組合(理事長 山極義廣 氏)と滋賀県塗装工業協同組合(理事長 安藤宏 氏)において、SDGs行動宣言を策定されました。
滋賀県板金工業組合では、「責任施工で未来につながる住みよいまちづくり~まかせて安心・頼んでよかった~」をキーワードに、宣言は大きく3つの方針が掲げられ、従業員やその家族の健康維持に努め、技能向上の場を提供し、男女問わず働きやすい環境を実現する「人に対する取み」、技術を発揮できる場を創出し、優れた技能を活かす方法を探求し、ニーズに合った環境負荷低減資材を提案する「板金業としての取組み」、あらゆる施工に対応できる体制を構築し、異業種との連携を強化し、板金加工の楽しさを学ぶ場を提供する「地域における取組み」を行うこととされています。
滋賀県塗装工業協同組合では、「ひとと環境にやさしい色どりあるまちづくり」をキーワードに、宣言は大きく3つの方針が掲げられており、溶剤などの正しい取扱いによる安心安全な施工、技能修得と子供達への学びの機会の提供、労働環境の整備による「人における取組み」、街の景観を育み建物の機能性を高める塗装技術の維持、塗装技術の新用途転用への探求、資材の廃棄ロス削減による環境負荷を低減する「塗装業としての取組み」、災害に強い塗料の使用、環境配慮型遮熱塗料の使用による省エネ寄与、防災協定に基づく安心なまちづくりを実現する「地域における取組み」を行うこととされています。
現在、両組合のほか、滋賀県建具協同組合においてもSDGs行動宣言の策定準備を進められており、今後事例発表会を開催する予定となっていますので、追ってご紹介いたします。
滋賀県板金工業組合(shigabankumiai.jp)
滋賀県塗装工業協同組合(shigakentosokogyo.com)