蒲生北小学校完成したミニ建具の様子
石部小学校への出前授業の様子
滋賀県建具協同組合(理事長 中森 佳典 氏)では、県内の子ども達へ建具業界の存在や組合の事業活動を周知するため、「ものづくりマイスター出前授業」を開催。今年度は湖南市立石部小学校、東近江市立八日市北小学校、東近江市立蒲生北小学校で開催、それぞれ地元にお店を構える組合員が訪問されました。
今回の授業では、建具屋がドアや障子などの木製品を製作しているといった基礎的な内容や、組合が取り組んでいる「SDGs宣言」、伝統的技能と現代住宅の中にあるそれぞれの建具の違いについて触れ、生活の中で必要不可欠な存在であることを解説。ミニ障子作り体験では、障子に貼った紙の上から更に紙を重ねるなど、組合員も驚くほどの子ども達の自由な発想で鮮やかなミニ障子が完成しました。
組合は設立25周年を迎え、今後も次世代へ確かな技術を継承するべく、出前授業を通じて子供たちに本物の木に触れる機会の創出を継続して実施される予定です。